こんにちはウタです(・Θ・)
こだわりのお米と旬のおばんざいが人気の 「OBANZAI bar 五条」さん。
これまで夜だけの営業でしたが、金・土・日の週末限定でランチ営業が始まったと聞いて、さっそく行ってきました♪

「OBANZAI bar 五条」さんは、米子市冨士見町にある米子警察署・角盤交番から歩いて約1分の場所にあります。

お車で来られる方は、建物の右隣に有料駐車場があります。
OBANZAI bar 五条(米子市)

こちらが「OBANZAI bar 五条」さん。
暖簾の右端には、お店のアイコンにもなっている猫のプリントがあしらわれています。

早速お店の中へ入りましょう♪
店内にはテーブル席が二つと、奥にはL字型のカウンター席が設けられています。

L字型のカウンター越しに調理の様子が見え、ライブキッチンのような臨場感があります。

黒板には、お酒のあてから焼き物、お造りまで、一品ものが書き込まれた夜のメニューがずらり。
これは今夜のラインナップかな?今日はランチで伺いましたが、夜メニューも気になります♪
ランチメニュー

今日のランチメニューを見せていただきました。
ランチは日替わりで内容が変わるそうですが、「藁(わら)焼き」のメニューは必ず入れているのだそうです。
「藁焼き」と聞くと、高知名物のカツオの藁焼きを思い浮かべますが、鳥取で藁焼きを使ったメニューは珍しいですよね。
今回は「わら焼きハンバーグ」をいただくことにします♪

ハンバーグは目の前で藁焼きにして提供してもらえるのかな?と思いましたが、実は事前に藁焼きしてあるのだそうです。
ちょっと残念。藁焼きの迫力ある演出、見たかったのはきっと私だけじゃないですよね。
ハンバーグは和風と洋風の両方があり、この日は洋風。
ハンバーグの上には自家製トマトソースがたっぷりとかかっています。
このソース、見てください。トマトの果肉感がすごいんです♪

仕上げにミックスチーズをのせ、最後にバーナーでさっと炙って完成です。
わら焼きハンバーグ 1,500円

こちらが「わら焼きハンバーグ 1,500円」。
時計回りに、カボチャの鶏そぼろ餡、自家製のお漬物、秋ナスと刻み昆布の煮物、赤出汁のお味噌汁、ご飯、そして中央にメインのわら焼きハンバーグが並びます。
お料理を置くと絵柄が隠れてしまいましたが、漆塗りの折敷がとても素敵なんです。
どこか富士山を思わせる絵柄があしらわれていて、上品で存在感のある一枚。
これは旅館の方から譲っていただいたものなのだそうです。
お店に行かれた際は、ぜひこの折敷にも注目してみてくださいね。

メインのハンバーグは、低温調理で2時間じっくりと旨みを閉じ込めたあと、藁で香ばしく炙り上げた一品。
口に入れた瞬間、藁焼き特有の風味がしっかり感じられ、食べ進めるほどに、その味わいがよりはっきりと伝わってきます。

そしてこちらは、羽釜で炊き上げたご飯。
米粒がしっかり立っていて、お焦げの香ばしさが良いアクセントになっています。

そして、お味噌汁にもひと工夫があるのだそう。
この日は、赤味噌に鯛と鰹の出汁を合わせた一杯で、とてもコクがあり、深みのある味わいでした。
鶏わら焼き 1,400円

こちらは「鶏わら焼き 1,400円」。
ちょうどこの日は、店主さんの高校時代の恩師が来店されていました。
先生が頼まれたのが、この「鶏わら焼き」。ご厚意で写真を撮らせていただきました。
鶏肉は低温調理したうえで、あらかじめ藁焼きしてあるのだそう。
仕上げにもう一度藁で炙り、その上に鶏肉を乗せて完成です。
こちらは柚子胡椒でいただくスタイルで、とても美味しそうでした。
店主の上山 誉喜さん

こちらが店主の上山誉喜さん。
お店は、誉喜さんとお母さまの弘子さん、親子で営まれています。
料理の経験はほとんどなかった誉喜さんですが、厨房での時間を重ねるうちに料理の奥深さに魅了され、「もっと極めたい」と思うほど情熱が芽生えたといいます。
一時期は、夜はお店に立ちながら、昼間は米子市内のホテルの和食店で修行を続けていたこともあったそうです。
その努力が実を結び、連日多くのお客様が訪れる人気店に。
おばんざいを中心としたメニュー構成のため、女性のお客様からの支持も厚いといいます。

お店のこだわりの中でも、誉喜さんが特に大切にしているのが「お米」。
使うのは、伯耆町の米農家・奥田さんが育てるブランド米「八郷米」です。
誉喜さん自身も伯耆町の出身で、子どもの頃からこのお米を食べてきたのだそうです。
お店に出すお米をいくつか取り寄せて食べ比べてみたところ、「やっぱり奥田さんのお米が一番でした」と誉喜さん。
どうすればこのお米をいちばん美味しく味わってもらえるか研究を重ね、羽釜で炊く方法にたどり着いたと話します。
その言葉通り、お米の一粒一粒にツヤと甘みがあり、お焦げまで感動的な美味しさでした。


そして誉喜さんがランチに必ず取り入れたいと考えているのが、極上のお米を育てた稲藁を使って仕上げる「わら焼き定食」。
藁を燃やしたときに立つ煙の香りは、薪や炭とも違う少し甘い香りで、食材に独特の風味を添えてくれます。
藁焼きというとカツオが代表的ですが、鶏肉などほかの食材でも、この香りが加わることで味の印象がぐっと深まるのだそうです。
「お米から生まれた藁を使い、そのお米と一緒に味わってもらうことで、伯耆町の恵みが循環していく。その仕組みがとても理にかなっているんです」と、誉喜さんは話します。

わら焼きのお料理にお米、そしてもう一つ、皆さんにご紹介したいのが、お店で使われている「野菜」です。
ランチでいただいた野菜の美味しさは、私にとって凄く印象的でした。
ハンバーグのトマトソースはもちろん、付け合わせの人参、小鉢のカボチャやナスの煮物まで、野菜の旨味がダイレクトに伝わってきて驚きました。
野菜は、ミネラル分を多く含む土壌づくりや、微生物が活性化する環境を整える農法に取り組む「グリーンファーム清水」さんのものを使っています。
清水さんが育てる野菜は、旬の味わいがそのまま感じられるのが魅力なのだそう。
この日いただいたカボチャは「ほっこり小町」という品種で、露地栽培をメインとする畑で育った、ちょうど今が旬のカボチャです。甘みが強く、ねっとりと濃厚で、感動的な味わいでした。
『旬のものを旬の時期に味わう』。
当たり前のことかもしれませんが、私にはそれが最高の贅沢だと感じます。
店名の由来

最後に、誉喜さんに店名の由来を伺ったところ、
「『五条』は、僕が飼っている雄の猫の名前で、漫画『呪術廻戦』の五条悟から名付けたんです」と教えてくれました。
このお店の家主さんと出会ったのは、誉喜さんが別の仕事をしていたころ。
家主さんから猫を譲り受けたことがきっかけで親しくなり、その“猫との出会い”が、この場所との縁そのものになったといいます。
やがてここが空き店舗になり、そのタイミングでおばんざいのお店を開業することになり、
「五条(猫)がきっかけで、この場所と巡り合えたのだから」という思いと、
「おばんざいといえば京都、京都といえば五条」というイメージが重なり、店名が決まったといいます。
いかがでしたか?現在はここでお母さまと共にお店を切り盛りしていますが、
いずれはこの場所をお母さまに任せ、誉喜さん自身は地元・伯耆町でわら焼きのお店を開きたいと考えているそうです。
お客様の目の前でわら焼きの演出も出来れば・・・!と、いろいろな構想を温めておられました。
良かったら、皆さんも今後の展開を楽しみにしてみてくださいね。
店舗情報
店名:OBANZAI bar 五条
住所:鳥取県米子市富士見町2-8 新英会館 1F
ランチ/12:00〜14:00(金・土・日のみ)
ディナー/18:00〜23:00
定休日:火曜、水曜
電話番号:070-2188-2418
駐車場:なし(近隣のコインパーキングをご利用ください)
Instagram:@yonago_gojo
























