
福田理人(31歳・鳥取出身)
大学卒業後、地元ケーブル放送局に入社。報道やスポーツ番組の制作に携わった後、2023年に日本海テレビに入社。「冠ルーヤ」「オンガクお嬢Remix」でディレクターを担当。サッカー中継のディレクターも務める。
離島で独自の進化を遂げたグルメを追う番組『ガラパゴスグルメ』。
今回は長崎県・五島パートを担当した福田ディレクターに過酷な離島ロケの裏側と、番組づくりに込めた思いを聞いた。

― 全国放送の番組を初めて担当すると聞いた時の率直な気持ちは?
福田:もう楽しみでした。こんないい機会をいただけたことにまず感謝でしたし、できる限りのことはやろうという気持ちでした。
最大の敵は“天候”だった
―ロケはかなり大変だったそうですね。
福田:移動だけでもなかなか大変でした。鳥取から車で約11時間かけて博多まで行って、そこから夜行フェリーで五島へ。朝に着いたらすぐロケの最終調整です。その翌日から本番というスケジュールでした。
―普段『冠ルーヤ』で一緒に仕事をしているガンバレルーヤのお二人とは、今回も息ぴったりだったのでは?
福田:実は普段の『冠ルーヤ』だと、ロケ前に細かい打ち合わせをしないんです。でも今回はしっかり打ち合わせをしていて、それがまず新鮮でした(笑)。
ただ、自分のやってほしいことも伝えやすかったですし、ガンバレルーヤさんも意図をすぐ汲み取ってくださったので、すごくやりやすかったですね。

― 五島列島ロケで最も印象的だったことは?
福田:一番は天候ですね。ロケハンで訪れた時は、本当に「ここ日本だよね?」と思うくらい景色がきれいだったんです。でも本番が近づいたら一転して天気が荒れてしまって。まずスタッフが島に入れないかもしれない、次にタレントさんやほかのスタッフも来られないかもしれない。ずっと天気予報とにらめっこでした。
結果的には全員無事に現場入りできたので、本当にほっとしました。
―『冠ルーヤ』のロケとの違いは感じましたか?
福田:今回はグルメだけじゃなくて、その土地の文化や歴史、地域の方の暮らしみたいな部分もたくさん聞き出してくださったんです。 「グルメ番組」だけで終わらない内容になったので、僕自身もより気合いが入りました。
編集室で泣く泣くカットした“傘事件”
― 編集で泣く泣くカットしたシーンはありますか?
福田:商店街を歩いているシーンですね。雨だったので、ガンバレルーヤさんが傘を差して歩いていたんですが、突然よしこさんの傘が風でひっくり返ったんです。「うわぁー!」って大きな声を出したら、その声を聞いた女性が家から出てきて(笑)。
そこから自然に聞き込みが始まって、面白い出会いにつながりました。しかもその女性、なぜかTシャツの一部分だけ濡れているという不思議な状態で(笑)。そういう偶然の面白さはロケならではだなと思いました。

グルメだけではない、島の物語を伝えたい
―編集で特にこだわった部分は?
福田:島の景観ですね。もちろんグルメも主役なんですけど、五島ならではの歴史や風景の美しさも伝えたかったです。番組を見た人に「行ってみたいな」と思ってもらえるような映像を意識しました。

「こんな食べ物があるの!?」衝撃だった一品
―今回登場するグルメの中で、一番衝撃を受けたものは?
福田:「かっとっぽ」です。実際に食べたんですけど、「こんなものがあるんだ」とびっくりしました。味もかなり印象的で、今でも忘れられないですね。

― 視聴者の皆さんにはどんなところに注目してほしいですか?
福田:料理のおいしそうな映像はもちろんですが、それ以上に「なぜその土地でそのグルメが生まれたのか」を見ていただきたいです。なぜ独自の進化を遂げたのか。なぜその食べ方が受け継がれてきたのか。そこに地域ならではの歴史や文化が詰まっていて、それがこの番組の面白さだと思っています。
―最後に、番組を通して視聴者に伝えたいことを教えてください。
福田:離島に行ってほしいですね。実はロケから帰ったあと、すぐ家族に「今度行こう」と話したんです(笑)。それくらい魅力的な場所でした。ガラパゴスグルメはもちろんなんですが、景色や人の温かさなど、現地でしか味わえない魅力がたくさんあります。ぜひ番組を見て、実際に足を運んでいただけたらうれしいです。

番組情報
日本海テレビ制作「離島で独自の進化を遂げた ガラパゴスグルメ」
8月15日(土)13:30~14:25 日本テレビ系28局で放送
*放送後、Tverでも配信予定
























