『日本遺産ソムリエ』のCAが行く!“日本一危ない国宝”のふもとにある六感で楽しむ庭園。|鳥取県三朝町

ごきげんよう。最近日本遺産検定に合格して、「日本遺産ソムリエ」になったしばちゃんです。

全国に100カ所以上ある日本遺産を色々見てみたいのですが、まずは私が住む鳥取県から。
県の中央に位置する三朝(みささ)町の日本遺産とゆかりのあるところに行ってきました!

目次

日本遺産の第一号に認定!

日本一危ない国宝のある三徳山(みとくさん)は、2015年に日本遺産の第一号として認定されました。


日本遺産ソムリエMEMO
~日本遺産とは~
地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化や伝統を語るストーリーを文化庁が認定。

三朝町の日本遺産のストーリーは「六根清浄(ろっこんしょうじょう)と六感治癒(ろっかんちゆ)の地~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉」です。
簡単に言うと、「人の五感+心」の“六感”を三徳山と温泉で清めて、癒すというストーリー。
その三徳山は複数の寺院で構成されています。

三徳山三佛寺 正善院

三徳山全体のガイダンス施設としての役割を担っているのが、正善院(しょうぜんいん)。
三徳山の歴史や文化、宗教観について知ることができます。

もともとは江戸・明治期に建てられたそうですが、火事で焼失してしまい、2020年に復元されました。

石材は焼失前の当時のものが使われているそうです。

ガイダンスコース

私は初めて訪れたので色々知りたいと思い、住職さんにガイドをお願いしました。


体験の流れは
「三徳山の文化や歴史の説明」
↓
「仏様についての説明」
↓
「庭園の案内」
↓
「抹茶とお茶菓子」
です。

マイペースに過ごしたい方は、拝観料を入り口の箱に入れて自由に見てまわることもできます!

正善院の見どころポイントは庭園!
この庭園のために建物が復元されたと言っても過言でではないそうです。

偉人たちに愛された正善院庭園

まるで額縁の中に広がる絵画を見ている気分になりませんか?

この一室は昔、三徳山の登山の前に正善院を訪れた人の控え室だったそうです。
待ち時間を“絵画”を鑑賞する時間に変化させるとは、おもてなしの心を感じます。

あえて全体ではなく庭園の一部を切り取って見せることで、「この先にどんな景色が待っているのだろう」と想像力が掻き立てられます。
粋な工夫がなんとも日本らしいですよね。

偉人たちに愛された正善院庭園

気になる庭園の全貌がこちら。

先ほどの部屋からは見えなかった右側にある石の島は鶴と亀に見立てられています。日本を代表する縁起物ですね。
三徳山が厳しい修行の地にあることと何か関連があるのでしょうか?

正善院庭園は鳥取県藩主・池田公も愛でられたと言われています。

窓のない開放的な空間で、自然の音、風、においを存分に楽しめます。

この日は雨だったので、潤いを帯びて緑が深まった葉たちがとても美しかったです。

濃緑を背景に屋根の先端に集まってキラキラと輝く雨粒。長さが均一でないからこそ際立つ生まれる風情があります。

抹茶と和菓子セット

抹茶ととちの実入りの羊羹

羊羹は食べ終わってからとちの実の香りがふんわりと漂って、抹茶の味にも深い味わいを生み出してくれます。

庭園を楽しんでいると、自分自身の“六感”に意識が向いていきます。そして静寂で美しい景色に溶け込めるような感覚が自然と湧いてくるかもしれません。

歴史的建造物に隠されたストーリー

庭園以外にも粋な計らいが隠されていました!

ガイドをお願いすると、“秘密の扉”(障子)を開けてもらうことができます。ここからもまるで絵画の作品のような景色を見られます♪

細部に注目しながら建物内を歩くと、他にも何か発見できるかも?

三朝町の日本遺産のストーリーを理解するヒント「六感」を意識する体験ができるので、ぜひ正善院を訪れてみてください。

施設情報

正善院
住所:鳥取県東伯郡三朝町三徳1013
営業時間:09:00~16:00
定休日:月曜・水曜
料金:

※入山志納金として別途大人400円

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この記事を書いた人

しばちゃんのアバター しばちゃん CA・na-naライター

神奈川県出身。趣味は読書と植物鑑賞。
CAとして働きながら、鳥取に移住しna-naライターを兼業しています。
日本文化に興味があり、歴史的な背景が残っている山陰から再発見・発信していきます。

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