日本一危険な国宝【三徳山投入堂】命がけで行く!?注意事項と過酷な道のりレポ。|鳥取県

こんにちは、うがちゃんです。
山陰に移住してからずっと行ってみたかった
鳥取県三朝町にある国宝、
三徳山三佛寺投入堂(みとくさん さんぶつじ なげいれどう)に行ってきました!

目次

三徳山三佛寺投入堂とは?

三徳山投入堂

三徳山(みとくさん)は
鳥取県東伯郡三朝町東部に位置する
標高899.7mの神聖な山
です!
ここは修行の場所として使われ、
崖を鎖を頼りに登ったり…
木の根っこをよじ登るように進む場所が
あったりと…

鳥取県 登山スポット
こ~んな道もありました。。。

過酷な道のりが続く
命がけの登山場所として知られています。
投入堂は、そんな過酷な道のりを進んだ
先にある断崖絶壁の岩場に不思議と建つお堂

どんなふうにこの場所に建てたのか・・・!?

三徳山 マップ
看板の傾き具合が登山の厳しさを感じさせます・・・。

三徳山の登山準備(服装や持ち物)

早速出発します!

三徳山 入口
👆うがちゃんのスカートタイプの運動着はNGです!

三徳山は命がけの険しい山であること、
神聖な場所であることから様々な
注意事項があるので要注意!

三徳山 服装 注意事項

・必ず2人以上で入山
・滑落防止のため、登山靴や
 靴底にしっかり凹凸がある靴
・スカートはNG!
 …などなど
(公式HPに詳細が掲載されているので、準備の時に確認しましょう♪)

服装

三徳山 服装例

うがちゃんはワンピースタイプの運動着を
着てきてしまい…
服装チェックでNGでした~!(汗)
急遽、本気スタイルに着替えました。

・上下動きやすい服装
(スカートタイプNG!
 キュロットタイプもNGなので要注意!)
・軍手(鎖や木の根など握って登るため)
・リュック(両手が使えるように)
・水分(こまめに水分補給を!)
・汗拭きタオル
・帽子(暑い日は熱中症防止!)

登山靴やしっかり凹凸がある
ランニングシューズなどはOK
でした。
運動靴でも底すり減ってしまっている靴は
NGなので履いていく前にしっかり確認
しましょう!

三徳山入峰修行受付所で
【わらぞうり 900円】
に履き替えることもできます!

三徳山 わらぞうり
途中わらぞうりを履いていた方に話を伺うと
やはり「鼻緒がいたい!」とおっしゃっていました。
歩き方にはコツがあるようです!!!
わらぞうり 履き方
歩いてるうちに足になじむので
小さめがおすすめだそうです。
こまたでかかとから足をつくように歩くのがコツなんだとか!

その他

三徳山へのお弁当の持ち込みは禁止!
登山でたくさん体力を使うので
入山前にしっかり腹ごしらえをしてから
登りましょう♪

投入堂へ向かう過酷な登山道

準備を整えたら早速入山!

三徳山 輪袈裟

受付所にて、輪袈裟(わげさ)をお借りして、
肩に掛けて入山します!

三徳山 受付所

前日に雨が降っていたこともあり、
地面は少し湿っていて滑りやすい。

慎重に一歩一歩進んでいきます。

早速入山するてじー

岩のゴツゴツした道や急な坂道が続く道を
登っていくと現れる最初の難所👇

カズラ坂

カズラ坂

ウネウネと波のように
木の根っこが伸びる急斜面!

伸びる根っこを登る

どこに足を掛けるかよ~く足元を見ながら
登っていきます!
腕にも力を入れて登っていくので
これは翌日の筋肉痛確定です。

三徳山 難所
木の根っこを登っていきます~~~!

クサリ坂

くさり坂

急斜面の崖に打ち込まれた鎖…。
これを頼りに上っていきます。

くさりの崖を登るてじー
笑顔でシュッパーツのてじー♪
三徳山 ロッククライミング
登山というよりロッククライミング・・・。

足を滑らせたら・・・おわり・・・
ドキドキしながら登ります。

文殊堂 鳥取絶景スポット
登り切ったけど、まだ崖は続きます><
鳥取 お出かけスポット
最後の崖を登ります!!!

何とか岩場を乗り越えた先にある木造の建物。
岩場の上に積み木のように建てられていますが
これもどんなふうに建てたんだろう?!

絶景(絶叫・・・?)スポット
 文殊堂(もんじゅどう)

文殊堂 
靴を脱ぐのを忘れずに♪

クサリ坂を上り切った先にある木造の建物が
文殊堂」と言われる建物。
靴を脱いであがり、お堂の周りを周回すると
周囲の山を一望できる絶景スポット
です!

鳥取 お出かけスポット
高さはこんな感じ~!

風が気持ちいい~!景色が綺麗~!!!

鳥取 絶景スポット 紅葉
おわかりいただけただろうか・・・。

         ん?

高所恐怖症なてじー
ちょこんと顔をだすてじー笑

壁にべったり+壁側を向いているてじー。
まさかの高所恐怖症(笑)
「怖い~!!景色なんて見れない~!」と
悲鳴を上げながらも、
頑張ってお堂の周りを1周回りました(笑)

鳥取 絶景 三徳山
高所恐怖症だけれども、
 飛行機は大丈夫なんだそうです

これから紅葉が進むとさらに景色が
楽しめそうですね~!

景色を楽しんだ後も大きな岩を越えて
さらに先に進んでいきます。

さらに上からの景色を楽しめる
     地蔵堂

地蔵堂

文殊堂の裏手の岩を越えて奥へ進んでいくと
現れるもう1つのお堂が「地蔵堂

三徳山 本堂
光で頂上付近が見えなくなってしまっていますが、
右上の頂上付近に小さく見えていた場所なんです~!

この地蔵堂は、登山道入り口前にある
三佛寺本堂の前から
山頂の方を見上げると小さく見える
場所だったんです!
(ここまで登ったのは感慨深いです…)

悲鳴を上げるてじーも勇気をだして、
足を延ばして座り記念写真♪

三徳山 鳥取 写真 紅葉スポット
うがちゃんの手を力強く握っていましたw

どうやって運んできた!?巨大な鐘
  鐘楼堂(しょうろうどう)

鳥取 謎スポット

険しい山道に突然現れる大きな鐘!
大きさは1メートル以上で
重さは3㌧もある
んだとか!
現在でもどのようにここまで運ばれたのか
謎が残る巨大な鐘なんだとか。

除夜の鐘 日本一危険

思い切って鐘を鳴らします!
ボーンと重みのある鐘の音が
山の中に響き渡ります。

馬の背・牛の背

牛の背 馬の背 散歩
この道が長かった~!すれ違うのは大変?!

本当に馬の背中のような形をした
岩の一本道が続いていきます!
ここまで来たらあと少し!

三佛寺奥院 投入堂

受付をスタートして約1時間
やっとたどり着いた【投入堂】

三徳山投入堂

断崖絶壁の岩場に収まるように建つ建物。
断崖絶壁なので人が登るのも難しく、
ゴツゴツした岩の上にどうやって建てたのか…
ただただ不思議です。。。

見ているだけで神聖な気持ちになる
パワースポットだなぁ
としみじみ感じました。

過酷な下山

三徳山 三朝温泉観光

ここまで登ってきた過酷な道のりを
折り返すことになります!
帰りはより滑りやすいので要注意
クサリ坂は足元が見えずらいので
鎖をしっかり握って身体を支えます

三徳山投入堂

投入堂から受付までは約40分ほど
下山しました~!

受付まで戻ったら輪袈裟を返却

登山 鳥取

ずっとチャレンジしてみたかった三徳山!
過酷な道のりもありましたが、
とっても達成感があり、
最後まで楽しく登りきることができました。

鳥取 紅葉スポット
一緒に登ったねっくすさん♪

天気の悪い日や降雪のある12月~3月は
入山禁止となります。
入山の可否
三徳山の公式HPで毎日更新されますので
確認してから訪れることをお勧めします🌟

三徳山周辺の立ち寄りスポット

三徳山のお食事スポット

入り口にある「谷川天狗堂」は登山前後のお食事スポットとして人気!
美味しい山菜料理がいただけます。
→登山後に谷川天狗堂で食事した記事はコチラ

三徳山周辺

三朝温泉

【三朝温泉】という温泉街があり、
『吸う温泉』という珍しい温泉を
楽しむことができます!登山で
疲れた身体を癒してくれること間違いなし!

鳥取 温泉街 三朝温泉
鳥取 旅行 三朝温泉 和紙

全国旅行割も始まったこの時期に
(((覚悟を決めたうえで))))
鳥取県の三徳山に足を延ばしてみては?

三徳山三佛寺投入堂
📍鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
☎0858-43-2666
🕒8:00~15:00(下山時間16:30まで)
🔺入山可否は公式HPで毎日更新
 →三徳山公式HP

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この記事を書いた人

栃木県出身(海への憧れが人一倍強い)。趣味は温泉巡り。「日本一美しい星空を観察できる県」のキャッチフレーズに魅かれて、この春から鳥取県に移住。鳥取の海の透明度と人の優しさに感動中。CAとして全国を飛び回りながらna-na編集部の一員として鳥取と島根の魅力をゆるっと深堀していきます!

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