ごきげんよう。“短歌初心者”のしばちゃんです。
普段CAとして働いている私。
突然ですが、ここで「空港」をテーマに初めての一首を詠みます。

「えあぽーと 行き交う人よ ひと時の 出会いと別れ 袖を振りけり」
空港を行き交う人々は出身も行先も目的もバラバラです。
そんな人たちが一瞬だけ空港で出会い、別れる奇跡に日々働きながら感動しています。
「その人たちがいつかまたどこかで再会し、互いの人生に良い影響を与えることが起きますように」と私の体験と願いを踏まえて詠みました。
詠む人の心を映す短歌。
万葉集の歌人・柿本人麻呂にとって、島根県西部の石見(いわみ)地方、特に益田市は縁深い地であることをご存じでしたか?益田市にある萩・石見空港では、空港で短歌を詠む「空港歌会」が一昨年から毎年8月に開催されています!

柿本人麻呂と縁のある地を巡る
高津柿本神社

島根県益田市に降り立った私がまず最初に訪れたのは、柿本人麻呂が祀られている高津柿本神社。
萩・石見空港から5分程のところにあります。

神社の向かいに絶景が広がっています。
この景色を眺めながら柿本人麻呂の詠む歌が今にも聞こえてきそうです。
ちなみに・・・。
私は撮り損ねてしまいましたが、この場所から空港に向かう飛行機がよく見えます!飛行機写真ファンにぴったりの隠れスポットかもしれません。

神社内のいたるところに様々な歌人の歌が飾られています。

とある場所に柿本人麻呂の歌が隠れていました。
境内を歩きながら自分の心に刺さる歌や柿本人麻呂の歌を探してみてください♪
万葉公園

続いてやって来たのは人麻呂展望広場。先ほどの神社から直結の万葉公園内にあります。
「歌の世界に触れる庭」とは一体どんなお庭なのか、想像力を搔き立てられます。

広場に点々と存在する謎の石たち。

よく見ると歌が書いてあります!散策を楽しみつつ、他の石にどんな歌が刻まれているのか楽しみになります。
毎年恒例となった萩・石見空港の「空港歌会」
「空港歌会」始まりのきっかけ
空港内で行われる歌会・「空港歌会」。
柿野本人麻呂に縁があり、「歌聖のまち」といわれる益田市の歴史や地域性を活かしつつ、空港の利用促進に繋げることは出来ないか?と始まったそうです。今年も8月9日に開催が決定しています!

参加人数は毎年15名前後。県内外の著名な歌人が参加されるのだとか。
夏季限定で萩・石見~大阪間の便が飛んでいるので、その期間に合わせてこのイベントを開催。
利用者の維持と増加につなげているそうです。
短歌の基本的なルールと歌会のお題
空港歌会のお題は2つあります。
1つ目は「空港や航空に関すること」。こちらは毎年変わらないテーマです。
記事の冒頭で私(しばちゃん)も空港に関する歌を詠んだワケがこちらでした!
実際に歌を詠んでみて、リズムや音数を踏まえて表現を考える難しさを実感しました。

2つ目は年ごとに異なり、去年はお酒についてでした。
酒造見学や高津柿本神社を参拝した後、クラフトビールで乾杯し、気づきや気持ちを歌で表します。

詠まれた歌は空港内のレストラン「キッチンそらら」に飾られています♪

そして、今年のもう一つのテーマは「石見神楽」!
なんと、実際に空港ターミナルビル内で地元社中による石見神楽を見ながら歌を詠むのです。
なんて贅沢で豊かな時間でしょう。
この石見神楽の上演は、歌会に参加しない方でも鑑賞することができます!イベント詳細はこちらから。

地元にゆかりのある文化を大切にし、訪れる人に魅力を伝える萩・石見空港。
自分ならどんな歌を詠むのか、歌人たちはどのような歌を詠むのか。
ぜひ想像しながら、歌の世界と石見神楽を楽しんでみてはいかがでしょうか?

施設情報
高津柿本神社
住所:島根県益田市高津町 上市イ2612−1
万葉公園
住所:益田市高津町イ2402-1
入園料:無料
萩・石見空港「空港歌会」、石見神楽
日時:8月9日(日)13:00~17:30
場所:石見空港ターミナルビル
1F会議室「石州」及びチケットロビー
※イベント詳細は以下をご確認ください。
https://www.instagram.com/hagiiwami/
























