こんにちは、うがちゃんです。
ずっと憧れていた“宿坊”体験を
してきました!
とにかく楽しい住職がいる光澤寺は
人生で一度は訪れたい素敵なスポット!
光澤寺
鳥取県八頭町にある『光澤寺』。
周りは田んぼと山に囲まれており、
のどかな時間が流れています。
目の前にある砂利の駐車場に車を停め、
いざ!宿坊体験へっ!
2階に大きな鐘がある門を抜けて…
中に進んで…赤い大きな扉が入口です。
うがちゃん「こんにちは~!」
奥の部屋から住職の宗本英敏さんが
出迎えてくれました。
住職「こんにちは~!こちらでどうぞ!」
チェックイン
まずはコチラの居間でチェックイン。
緑茶とお茶菓子を頂きました♡
宿泊者用シートを記入し、
宿の説明を受けて、宿坊で体験したい
内容や夕食の時間を相談します。
そして、そのまま住職の宗本英敏さんと
おしゃべりタイム笑
何でも知っている住職の軽快な
しゃべりに引き込まれ、気が付いたら…
到着してからあっという間に
1時間が経っていました!!
夕食前に“写経”体験
お部屋にある作務衣に着替えて、
宿坊モードに入ります!!
光澤寺には様々な体験メニューがあり、
宿泊中、好きなメニューを選んで体験
することができます。
私たちは【写経】をチョイス!
写経は人生で初めて体験します。
本堂に移動し、まずは焼香をあげて仏殿にご挨拶を。
その後、今回写経していく『般若心経』を読経し心を落ち着かせます。
ここから写経スタート。
心を無にしても黙々と字と向き合います。
バランスよくきれいに書けるのか…⁈
不安でしたが、半紙の下の見本をなぞるようにしていくので安心です。
途中、お手洗いなどで席を外しても大丈夫とのこと。
緊張せず自分のペースで!
正直…初“写経”にワクワクが止まらず!
10行目くらいまで書き進めたところで
やっと心が整い集中モードに…!
本堂の中に静かな空気が流れ、
田んぼで鳴くカエルの声と初夏を感じる
虫の声だけがぼんやり聞こえてきます。
書き始めること1時間30分で完成~!
最後にお願い事と名前、日付を書いて
奉納してもらいます。
集中していたからか…終わったとたん
一気にお腹が空いてきました~!
夕食は…ブータン料理?!
写経が終わるとちょうど夕飯の時間に。
写経の進み具合を見て、
時間を合わせて準備していてくれました。
ちなみに、夕食は予約の際に
・家庭料理(鳥取の食材を生かした料理)
・イタリアン精進料理
・和風精進料理
・ブータン料理(2人以上~)
から選ぶことができます!!
ブ、ブ、ブータン料理・・・!?
全く想像ができなかったのですが、
とりあえずブータン料理をお願いました。
お食事はこんな感じ!おいしそう~!
ブータン料理はちょっぴり“ピリ辛”で
なんでも唐辛子が入っています。
『ホゲ』というブータンのサラダが最高♡
細かく切られた玉ねぎやニラ、生姜、トマト、キュウリ、鶏肉などがミックスされています!
もちろん唐辛子も入っていてピリ辛な漬物のような・・・感じでしょうか??
初めて食べる味でしたがクセになるおいしさ。さらに野菜のシャキシャキ食感がたまらない!
他にも、鶏肉をトマトで煮込んだ料理や
大根や豚肉の煮込み料理、ジャガイモと
チーズを煮込んだグラタンのようなお料理の数々。どれを食べても美味しい。
ブータン料理が大好きになりました。
食後にはお茶とスイカもいただきました。
居間で友人とおしゃべりしながら、
なんだかおばあちゃんの家に来た気分。
ちなみに・・・!
宿坊でいただくドリンクは宿泊費に
オールインクルーシブ!!
広々お風呂で疲れを癒して♪
食事の後はお風呂タイム♪
なんだか不思議なアートが描かれた
広々とした浴槽で1日の疲れを流します。
フェイスタオル・バスタオル・歯ブラシ・シャンプー・リンス・ボディソープ・パジャマもすべて揃っていました。
手ぶらでも泊まれそうですね!!
宿坊の夜は長い。【本堂深夜バー】
———-時刻は夜10時30分。
世界でココだけ!?
深夜に開かれる『本堂深夜バー』。
なんと本堂の阿弥陀様の目の前で
住職と語れるバーが開店するんです!
ココでいただくお酒もすべて宿泊費に
込々です!
おせんべいやチョコレートなどの
おつまみも出してくれました。
住職の奥様がたくさん買ってきたという
韓国のりもいただきました。
夕食のときにいただいた
梅酒のおいしさが忘れられず
梅酒ロックで乾杯っ~☆
暗闇の本堂の中で阿弥陀様を照らす
光に包まれながら住職と語る夜。
県内外から老若男女様々な方が
ここに来るんだそうです。
そういえば・・・なんでブータン?
宿坊の入り口に書かれた
「やずブータン村」
宿坊に入った時にある
「やずブータン村駅」の看板
そして、
夕食でいただいた「ブータン料理」
な、なぜ“ブータン”!?【ざっくり説明】
住職に聞いてみたところ・・・
元々ビジネスマンとして県外で働いていた
住職ですが、40歳ごろに父から光澤寺を
継ぐことに決めました。
その際、(((ざっくり説明すると)))
世界一幸せな国“ブータン”っていいなぁ!
と思った住職。
急に【やずブータン村】を名乗り始めた
そうです。思わず突っ込みたくなる笑
名乗り始めてから“やずブータン村まつり”などを勝手に企画し地域を盛り上げ…
巡り巡って、、、知り合いの誘いで
気が付いたらブータンに行くことに!
ブータンで行われた行事に参加した
そうですが、王族の大切な人と
住職が似ているという理由から・・・
なぜか光澤寺にブータンのプリンセスが
来ることに。
引き寄せるかのようにブータンに
ゆかりのある場所になりました。
今もブータンとのつながりが深く、
今度仏像を送ってくれる・・・?
はずなんだそうです。
きけば聞くほど突っ込みたくなる流れに
終始笑顔が絶えませんでした。
本堂バーではあんな話やこんな話など
ノンストップ!深夜まで・・・
時計に目をやると…深夜3:00!?!?
あっという間に時間が過ぎていました。
そろそろ寝ないと・・・!
幸せな気持ちでぐっすり眠りましたZZZ
宿坊の朝ごはん
朝日で目覚めると、
朝食を準備してくれていました。
たっぷりサラダに目玉焼き、ウィンナー、
バターしみじゅわトースト。
ほっこりコーヒーを飲んで朝の静かな
空気を味わいます。落ち着く~。
チェックアウトの12時までは、
お寺の中を探検しました♪
阿弥陀如来の本尊の裏側
宿坊から本堂へと続く不思議な空間に
迷い込んだような気分になる廊下を
抜けると・・・
パワーを感じるマンダラ壁画など
貴重な壁画があり住職が説明しながら
案内してくれました。
おわりに
宿坊は初めてでしたが、
本当に楽しい時間を過ごすことができ、
また帰ってきたくなる素敵な場所でした。
そして、
光澤寺でいただくブータン料理は
本当においしくて、また食べたい~!
ピリ辛が癖になって今もあの味が恋しい。
皆さんもぜひ光澤寺で楽しい宿坊体験を
してみては?
施設情報
光澤寺(こうたくじ)
住所:鳥取県八頭町南398
電話:0858-84-1650
<HP>
※予約は【電話】または
公式HP内【問い合わせ】からできます。