こんにちは、うがちゃんです。
全日空のCAとして兼業しながら
鳥取県に移住し早2年…!
今回は移住仲間の方にお話をお伺いする
ため、岡山県津山市へ!
今回は岡山県津山市まで足を伸ばして
北海道から津山市に移住した方を
取材させていただきました♪
北海道から岡山県津山市に移住
小岩 里砂さん
津山市地域おこし協力隊
小岩里砂さん
2023年の夏に岡山県津山市に移住
小岩さんが岡山県津山市に
移住するまでの主な流れ
実家でパン教室のお手伝い
↓
ドイツ国家認定の
『パン職人』を目指し
単身でドイツへ!
↓
帰国し日本全国に販売店を持つ
ベーカリーで働く
↓
地元・北海道の観光協会で働く
↓
岡山県津山市へ移住
なぜ津山市に移住?
2023年の夏に地元である北海道から
岡山県津山市に移住した小岩さん。
なぜ岡山県の津山市に移住したのか?
その理由を伺ってみると・・・
地域おこし協力隊 募集要項の
「パン屋さんを開業したい人」
という一文に惹かれてすぐに津山市に
行ってみたい!と思ったそうです!
津山小麦「津山のほほえみ」
津山市とパンがなかなか結び付かない方も多いかもしれませんが…
津山市では小麦の産地づくりに力を入れており、パン用小麦の生産量はなんと岡山県内で一位!
津山地域で栽培した小麦は
「津山のほほえみ」と呼ばれブランド化されています。
鮮度の良さが自慢で、地元の飲食店や
パン屋、菓子店などで使われているそうです!
小岩さんの夢
小岩さんのお母さんは北海道の実家で
パン教室の先生をしていたそう。
小岩さん自身も教室のお手伝いをしており自然と「パン作りにかかわる仕事がしたい。」という夢を持っていたんだとか。
そこから『パン職人』になるべく
単身でドイツへと渡りました!
ドイツを選んだ理由は、
札幌にある老舗のドイツパンのお店の
パンをよく食べていたことから小岩さんにとって“ドイツパン”は身近な存在であり、
「深くドイツのパンについて知りたい!」
ということがきっかけでした。
また、
ドイツには“パン職人”制度というものが
あり、3年間修行をしながら学校に通います。パンについて基礎から学び、
最終的に国家試験に合格すると
「ドイツ国家認定のパン職人」になることができます。
小岩さんは4年間ドイツに住んで
勉強し「ドイツ国家認定のパン職人」
の資格を取得しました。
実際に小岩さんを取材をさせていただいて物腰柔らかい印象でしたが、その熱意や行動力に驚きました!バイタリティにあふれていてかっこいいなぁ!と思いました♪
帰国後~津山市に移住するまで
帰国後は日本全国に店舗を持つ
ベーカリーで1年間勤務。
ドイツで働いていたお店ではひとつの
パンを仕込み~焼き上げるまで一貫して
作業に携わっていましたが、小岩さんが
帰国してから勤務していたパン屋さんでは工程ごとに担当が決まった分業制だったそう。
小岩さんがやりたいと思っていたパン作りとは少しギャップがあり1年間勤めた後…
パン作りからは一度離れて
『地元の観光協会』に転職!
ここではお祭りを企画・運営したり地域の魅力を伝える仕事に携わっていたそうで、
楽しさややりがいを感じていたそうです!
そんな中、たまたま見つけた
津山市地域おこし協力隊の募集要項
「パン屋さんを開業したい人」。
この一文に惹かれて、移住を決意!
北海道から全く知らない土地
岡山県津山市に移住しました。
移住のあれこれ
実際、小岩さん自身、
岡山県津山市が一体どこにあるのか・・・どんな場所なのか・・・ということは
全く知らないゼロの状態から移住に
至りました。
北海道から岡山県に行くには、
時間も費用も掛かることから小岩さんが
移住前、実際に現地を訪れたのは2回。
仕事の面接と家探しで訪れました。
家探しは1日で決まらなかったため、
地域おこし協力隊担当部署の津山市職員
の方がオンラインで内見などもしてくれたそうです。
小岩さんの活躍
岡山県津山市に移住してからは
自宅にオーブンや捏ね機がなくても
お家でつくれる「フライパンパン」の
レシピを開発!
津山産小麦“津山のほほえみ”を使って
分量や作り方を研究しレシピ化しました。
マルシェに参加した際にレシピを配布し、
多くの人に“津山のほほえみ”を身近に
感じてもらえる取り組みに力を入れています。
また、地元の高校生とタッグを組んで
津山産小麦を使ったお菓子作りの
ワークショップも行っています!
様々な活動によって津山産小麦
“津山のほほえみ”の魅力を幅広い世代に伝えています。
さらに、岡山県にある美作大学の教授や
県民局と共同して新品種の試作や研究
プロジェクトにも参加!
今までにないようなさらにおいしい小麦を作る活動をしているんだとか。
仕事の中には津山産小麦“津山のほほえみ”
の製粉作業も!
パン作りの元となる素材を作るところにも
携わり、パン職人としての味をより
深めているように感じました。
移住のしくじりポイント
移住のリアルな声も聴いてみたいと思い
実際に移住をして感じたしくじりポイント
もうかがってみたところ・・・
「家がとにかく寒いっ!」
北海道で生まれ育ってきた小岩さん。
雪国育ちなので寒さには強いイメージ
ですが・・・?
北海道は雪国なので、断熱性に優れた二重窓や部屋全体を温めるファンヒーター、高断熱・高気密の建物が多いため、室内はちょっと暑いくらいの温度設定が当たり前♪
しかし、津山市は北海道レベルの防寒対策は取られていないので気温は北海道より高いもののとても寒く感じるそうです><
リモートでの内見だと温度などの
目で見えない部分を知るのは難しい!
住み慣れた街と移住先の地域特性を比較
してあらかじめ質問できるように準備しておくとよかった~!と教えてくれました♪
ぜひ皆さんも参考にしてみてください。
取材をして
うがちゃんも約2年前に縁もゆかりも
なかった鳥取に移住をしたので、
小岩さんと移住トークで共感することが
多かったです!
移住したことで初めて知ることや
新しい視点が生まれて再発見することが
多くあるとお話ししてくれました♪
津山ぐらし移住サポートセンター
津山市へ移住・定住したい人の支援を
行う「津山ぐらし移住サポートセンター」
にも取材に行ってきました♪
津山ぐらし移住サポートセンターは
津山圏域雇用労働センターの中にあり、
移住に関する住居や仕事、生活に関する
あれこれをサポートしてくれます。
IJUコンシェルジュ
津山ぐらし移住サポートセンターには
“IJUコンシェルジュ”という
移住に関することを専門にしたスタッフが
いるのが強み!
実際にIJUコンシェルジュとして働く
スタッフの2人にお話を伺いました。
IJUコンシェルジュ
石坂めぐみさん
石坂さんは沖縄からのIターン経験者!
「移住者目線を大切にして支援をしており、
いいところだけでなく、リアルな生活を
しっかり伝えることを意識している」
IJUコンシェルジュ
西村あゆみさん
西村さんは東北地方からのIターン移住!
自然災害の少ない地域に移住したいという
思いがきっかけで津山市に家族で移住。
「自らの移住経験を通して話をしたり
共感できるのが強み!自身を通して
移住生活の楽しさを伝えている。」
どんなサポートが受けられる?
〇個々のニーズに合わせて
移住のサポートや提案をしてくれる!
〇移住を希望する人のカウンセリング
理想とする暮らしを叶える方法を一緒に
考えたり、ギャップの埋め合わせを行い具体的に津山での暮らしをイメージできるような支援が受けられる!
〇行政が連携し一貫したサポート!
仕事探しや子どもの転校、家族の介護など
も相談できる。行政と連携して支援して
くれるので暮らしにかかわる悩みも相談できて、きめ細かいサポートを受けられる。
おわりに
移住したい人のニーズや背景は様々!
津山ぐらし移住サポートセンターでは、
そんなひとりひとりの思いを丁寧に聞いて
サポートしてくれる温かい雰囲気がありました。
移住には興味があるけど津山市まで
足を運ぶのは難しいという方に向けて
オンライン相談なども行っています!
実際に現地に足を運んでみたい方に向けた移住体験プログラムなども多数用意。
気になる方はぜひ公式HPをのぞいてみては?
施設情報
津山ぐらし移住サポートセンター
住所:岡山県津山市下山92-1
津山圏域雇用労働センター内
定住相談ホットライン:0868-24-3787
メール:iju@city.tsuyama.lg.jp
運営時間:8:30~17:15
定休日 :土<>・日・祝
<公式HP>
<Instagram>
提供:津山市