島根のオリジナルブドウ品種「神紅(しんく)」
島根県のオリジナルブドウ「神紅(しんく)」。
島根県が10年の歳月をかけて開発したもので、2021年から出荷が始まったばかりの新品種です。
鮮やかな紅色に、糖度が20度以上と抜群の甘さ!種がなく皮ごと食べられるのが特徴な、高級ブランドブドウです!
その「神紅」がなんと化粧品になったとの発表が本日行われました!
生産過程で捨てられていた部分が化粧品に生まれ変わる
化粧品を開発したのは、化粧品メーカー「ポーラ」。
本来捨てられてしまう資源を新しい物へと変えていく「FROM LOSS TO BEAUTY」というプロジェクトをスタートさせ、その第一弾が、島根県と島根大学、神紅生産者との連携!
島根県のオリジナルブドウ「神紅」を活用した「ハンド美容液」の開発だということです。
活用されているのは、神紅の生産過程で葉の付け根からできるわき芽がのびたもの「副梢(ふくしょう)」。本来、摘み取られる部分で、年間約3トンほどが廃棄されるということです。
その副梢に着目し、副梢から抽出したのが「シンクエキス」。
紫外線による皮膚の酸化ストレスに対する研究を重ね、ポーラ新規開発の保湿成分「シンクエキス」を配合した「ハンドコンフィチュール」が開発されたということです。
コンフィチュールのようなテクスチャーで、神紅本来の香りからイメージした紅茶のような香り。潤うのにサラッとした付け心地のクリームに仕上がっていて、かさつきがちな指先や、キメを整えたい手肌に試してほしいということです。
神紅を使ったハンドコンフィチュールは、2023年1月20日から全国のポーラショップや百貨店などで販売されるということです。
これを機に、島根の美味しいブドウ「神紅」の名がもっとたくさんの方に広まると嬉しいですね!