こんにちはウタです(·Θ·)
今日ご紹介するのは南部町にある
ギャラリーを併設した素敵なお食事処です♪
作品を鑑賞しながら、落ち着いた空間で食事を楽しみませんか?
おちらと庵さえき
ここはグリーンタウン四季の一角にある「おちらと庵さえき」
古民具や木材をリメイク(再生)し、展示販売されている佐伯さんご夫妻の営むお店です。
一見住宅のようでわかりにくいですが
そばの幟があるのでこれを目印にしてくださいね。
お店の右横には駐車場があります。
店内
中に入るとそこは骨董品やアート、古民具など数多く展示されたギャラリーが。
そして中央になぜかダイニングテーブル?(·Θ·)
なんとここで食事が出来るそうなんです。
こちらは窓辺に設けられた席。
自然を眺めながらのお食事もまた優雅な時間を過ごせそうです。
おちらと昼ご飯
私が頂いたのは予約限定のランチ
「おちらと昼ごはん」1,800円
この日のメニューは
〇湯豆腐
〇イワシの甘露煮
〇肉団子ときのこの和風あんかけ
〇白和え
〇きんぴら
〇だし巻き卵
〇ポテトサラダ
〇酢味噌和え
〇大根の味噌汁
〇お漬物
〇そば茶
〇紫蘇ジュース
小鉢のお料理は奥様の手作り。
素材の味を生かした上品な味付け、美味しさが胃にしみわたります♪
湯豆腐はお店自慢のひと品で、わざわざ県外から取り寄せているこだわりのお豆腐なんだそう。
「おちらと昼ごはん」には食後にコーヒーとデザートも付きます。
アートを眺めながらのコーヒータイムは格別でした♪
こちらは8月に訪れた時の「おちらと昼ごはん」です。
お豆腐は冷ややっこで頂きました。
料理の内容は月ごとに変わるそうですよ♪
手打ちそば
そしてお昼のメニューは「おちらと昼ごはん」以外にご主人手打ちのそばを使ったランチもあるんです。
そばは予約なしでOKですが、数量限定なのでご注意くださいね。
こちらは海老天そば1,300円
他に、たぬきそば定食(おにぎり付き1,200円)などもあります。
麺はしなやかで喉越しの良い「二八そば」。
そばの横の徳利(とっくり)にはそば湯が入っているのでそばを存分に堪能出来ます。
ご主人の佐伯さんによると、ランチでそばを提供するようになったのは数年前からなんだそう。
それまでは奥様の作るお料理だけでランチを提供されていましたが
ある日、お店の取引先の方がお客さんとして来店された際、
店内の雰囲気を見て「ここはそばが似合うね」とおっしゃったことが
そばを始めるきっかけになったんだとか。
ちょうどお店のお客さんの中に、そば店を営む方がおられ、その方からそば打ちの技術を基本から教わったそうです。
そばは倉吉市関金町明高産のそば粉がメインですが
今は新そばの時期という事で、北海道や栃木産のそば粉が使われています。
明高産の新そばは11月下旬頃になるそうですよ。
佐伯勉さん
こちらがご主人の佐伯勉さん。
手にしておられる小さなイスのオブジェは、
佐伯さんが作られたもの。
冒頭にも書きましたが佐伯さんは
古民具をリメイクする工芸作家さんでもあります。
ギャラリーに展示されている木製の額縁は
佐伯さんが手がけた作品。
欅(ケヤキ)や材質の堅い樫(かし)などを使い、
小さなものから大作までと多種多様。
木の手触りや温かみが感じられる素敵なものばかりです。
佐伯さんは県内外の作家さんとも良くコラボなさっているそう。
月ごとに内容を変えて展示されているので
毎月訪れても楽しめますね♪
佐伯さんは、壊れた器を修理する日本独自の伝統技法
『金継ぎ(きんつぎ)』の技術も習得しておられ
月に一度お店で「金継ぎ教室」も開催されています。
もしも大事にしている食器などの焼き物が
割れたり欠けたりしてしまった時は
是非佐伯さんに相談なさってみてくださいね。
(右下は壊れた水がめを金継ぎしインテリアライトにリメイクされたもの)
おわりに
いかがでしたか?
ここはまさに
「美術品鑑賞と食事を同時に楽しめる空間」です♪
ちなみに店名の「おちらと」は、
地元の方言で「のんびり、ゆっくり」という意味なんだそう。
皆さんも是非ここへ来ておちらとして下さいね♪
お店情報
おちらと庵さえき
住所:鳥取県西伯郡南部町福成997-44
電話:0859-66-2004
時間:11:00~16:00
定休日:火曜日、第1・3月曜日
駐車場:有