細かい部分まで描かれた絵を楽しむ絵本「どんないえにすみたい?」【元保育士の書店員】

今回紹介する絵本は
『どんないえにすみたい?」好学社

主人公はネズミの建築家です。
登場する動物たちに合った家を建てていきます。

この絵本のおすすめのポイントは、細かいところまで描かれた絵です。ねこの家には魚を捌くキッチン、いもむしの家には食糧庫など。絵だけでも1回では見切れない程の内容が詰め込まれています。
絵から読み取れる情報がたくさんで、親子で見てもそれぞれ違った発見があり、盛り上がりますよ。

そして何よりおもしろいポイントは…
作者が外国の方なのに、絵の中には盆栽、兜の飾り、座布団…「この作者絶対親日家やん!」と思わされる描写がたくさん。
外国のテイストの絵本なのに、日本の文化がでてきてちょっと嬉しくなったり…。

絵はしっかりと書き込まれているのに、文はシンプル。
絵を読むための文とも感じます。
『絵を読み込める』楽しい絵本です。

本屋のおしゃべり

出雲市平田町にある小村書店ですが、近所に素敵なお店がたくさんあるので、その1つを紹介したいと思います。

イタリアンのお店『トラットリア814』さんです。
人気のお店なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
アンティークな雰囲気と本格的な料理に非日常を味わえます。

ランチでは、前菜、パン、パスタ、デザートの提供があるのですが、どれも大満足の味です。特にパスタは素材の味がたっぷりでこんな贅沢ないなと。
他のパスタはどんな味なんだろうと、『満腹になりたくない!』とさえ思ってしまいます。
また行きたくなるお店です。(814さんに行った足で小村書店にもどうぞ。)

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この記事を書いた人

島根県出雲市で書店をしています。
元保育士で現書店員が絵本の紹介をします!保育士+書店員の2つの観点から、絵本の提案ができるのが強みです!

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