こんにちは☺
鳥取県に移住を始めてから、
野菜や果物を通して
四季を感じるようになりました。🍂
今が旬のものは
さつまいもや柿のイメージですが……
実は鳥取県東部で栽培されている
ブランド生姜も収穫の真っ只中!!🌟
この生姜…!!
【茲矩(これのり)生姜】というもので、
400年以上の歴史を持つ品種なんです!
向かった先は鳥取市青谷町。
生姜を生産しているのは、
五十畑隆さんです。
【茲矩(これのり)生姜】とは…?
今から約400年前、
因幡国(現在の鳥取県鳥取市)初代の
鹿野城主「亀井茲矩」が
朱印船貿易により、
東南アジアから輸入したことから
栽培が始まりました。
現在では
鳥取市鹿野町を中心に生産されており、
辛味と風味のバランスが良いのが特徴です。
そして寒暖差が厳しい鳥取は、
生姜の栽培に適しているとのこと。👀
こんなに長い歴史が詰まっている農産品が
あるなんて驚きです…!!🌟
時間も人手も必要となる…
収穫作業に挑戦!!
11月上旬に収穫作業のピークを迎える
【茲矩(これのり)生姜】!!
私も収穫を手伝わせていただくと……
1株の重さは約2kgとのことですが、
体感は10kg以上……。💦💦
引き抜いた生姜はさわやかでよい香り!!
…ですが想像以上に大変で、
これをひとつひとつ手作業で行うのは
かなりの重労働。時間もかかります。
そこで!
前職は農機具メーカーで働いていた
五十畑さんが導入したものが
この2つの機械!!
培った知識を活かして、
まずは生姜の茎を刈り取る機械を発明。
5分ほどであっという間に
70株の茎を切り落とすことができました!!
機械を前に進めるだけで
茎がサクサクと切れるため、
人の力は全く必要ありません…🌟
更に、生姜を掘り起こすために
今年からジャガイモ堀り機を導入。
足腰に負担をかけることなく、
手作業で行うより効率化した
収穫作業ができます…!!
今年はこの農機具を使うことで、
約10トンの【茲矩(これのり)生姜】を
収穫したとのことです。👀🌟
印刷会社が加工する…?!
茲矩生姜を使ったシロップや紅茶
続いて向かったのは、鳥取市鹿野町。
こちらでは、茲矩(これのり)生姜を
乾燥させて、生姜パウダーやジンジャーシロップ、紅茶などに加工しています。
ここで出来上がった生姜シロップは、
保存料・着色料不使用で、原材料は全て国産!
炭酸水などで割って生姜ドリンクとして飲むのもおすすめです💗
とっても飲みやすく、
すぐに身体がぽかぽか温まるので、
冬の寒い時期には欠かせません!!
実はこの加工を行っているのは、
鳥取市にある中央印刷という印刷会社!!
コロナウイルスの影響や
世の中のペーパーレス化を受け、
生姜の加工事業を始めたそうです。
印刷会社ということもあって、
ギフト用の箱やデザインも
とってもおしゃれ…♡
茲矩(これのり)生姜を使った加工品は
オンラインショップから購入できます👇
https://www.kais-farm.com/
販売している中央印刷さんでは、
生姜パウダーやジンジャーシロップを活用した
レシピをInstagramで公開しているそうなので
こちらもチェックしてみてください!!
そして…
11月22日(火)「ニュースevery日本海」内の
移住CAの「はっけん!」のコーナーでは、
今回の取材の様子が放送される予定です!
歴史が詰まった茲矩(これのり)生姜の魅力が
より多くの方に伝わりますように…
ぜひ放送もご覧ください☺