400年の歴史をもつ鳥取の生姜!寒い冬にはジンジャーシロップや紅茶で温活♡|鳥取市

こんにちは☺
鳥取県に移住を始めてから、
野菜や果物を通して
四季を感じるようになりました。🍂

今が旬のものは
さつまいもや柿のイメージですが……
実は鳥取県東部で栽培されている
ブランド生姜
も収穫の真っ只中!!🌟

この生姜…!!
【茲矩(これのり)生姜】というもので、
400年以上の歴史を持つ品種なんです!

向かった先は鳥取市青谷町。
生姜を生産しているのは、
五十畑隆さんです。

4年前から生姜の生産を始めた五十畑さん。
鳥取の人や自然に惹かれて、神戸から移住しました。

【茲矩(これのり)生姜】とは…?

今から約400年前、
因幡国(現在の鳥取県鳥取市)初代の
鹿野城主「亀井茲矩
朱印船貿易により、
東南アジアから輸入したことから
栽培が始まりました。

現在では
鳥取市鹿野町を中心に生産されており、
辛味と風味のバランスが良いのが特徴です。

そして寒暖差が厳しい鳥取は、
生姜の栽培に適しているとのこと。👀

こんなに長い歴史が詰まっている農産品が
あるなんて驚きです…!!🌟

目次

時間も人手も必要となる…
収穫作業に挑戦!!

11月上旬に収穫作業のピークを迎える
【茲矩(これのり)生姜】!!
私も収穫を手伝わせていただくと……

重くて持ち上がりません!!
フォークを使ってやっとのこと生姜を引き抜きます。

1株の重さは約2kgとのことですが、
体感は10kg以上……。💦💦

引き抜いた生姜はさわやかでよい香り!!

…ですが想像以上に大変で、
これをひとつひとつ手作業で行うのは
かなりの重労働。時間もかかります。

そこで!
前職は農機具メーカーで働いていた
五十畑さん
が導入したものが
この2つの機械!!

培った知識を活かして、
まずは生姜の茎を刈り取る機械を発明。

園芸用のバリカンがついている機械

5分ほどであっという間に
70株の茎を切り落とす
ことができました!!
機械を前に進めるだけで
茎がサクサクと切れるため、
人の力は全く必要ありません…🌟

更に、生姜を掘り起こすために
今年からジャガイモ堀り機を導入。

足腰に負担をかけることなく、
手作業で行うより効率化した
収穫作業ができます…!!

今年はこの農機具を使うことで、
約10トンの【茲矩(これのり)生姜】を
収穫した
とのことです。👀🌟

印刷会社が加工する…?!
茲矩生姜を使ったシロップや紅茶

続いて向かったのは、鳥取市鹿野町。
こちらでは、茲矩(これのり)生姜を
乾燥させて、生姜パウダーやジンジャーシロップ、紅茶などに加工
しています。

きれいにした生姜を…
スライスして乾燥させて…
パウダー状にします!!
生姜シロップ

ここで出来上がった生姜シロップは、
保存料・着色料不使用で、原材料は全て国産!


炭酸水などで割って生姜ドリンクとして飲むのもおすすめです💗
とっても飲みやすく、
すぐに身体がぽかぽか温まるので、
冬の寒い時期には欠かせません!!

実はこの加工を行っているのは、
鳥取市にある中央印刷という印刷会社!!

コロナウイルスの影響や
世の中のペーパーレス化を受け、
生姜の加工事業を始めたそうです。

印刷会社ということもあって、
ギフト用の箱やデザインも
とってもおしゃれ…♡

茲矩(これのり)生姜を使った加工品
オンラインショップから購入できます👇
https://www.kais-farm.com/

販売している中央印刷さんでは、
生姜パウダーやジンジャーシロップを活用した
レシピ
Instagramで公開しているそうなので
こちらもチェックしてみてください!!

そして…
11月22日(火)「ニュースevery日本海」内の
移住CAの「はっけん!」のコーナーでは、
今回の取材の様子が放送される予定です!

歴史が詰まった茲矩(これのり)生姜の魅力が
より多くの方に伝わりますように…
ぜひ放送もご覧ください☺

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この記事を書いた人

神奈川県出身。
CAとして全国を飛び回りながら、
この春鳥取に移住。
兼業としてna-na編集部の一員となりました。
一眼カメラと御朱印帳を携えて、
山陰のパワースポットを巡ろうと計画中!
全国各地の動物園の年パスを持つほどの
動物好きです。(特にコアラとパンダ)
記事を読んでくださった皆さまと一緒に
山陰の”好き”をたくさん見つけていきたいです。

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