高級食材「キャビア」を生み出す、チョウザメの養殖場をご紹介します!
日本最大級のチョウザメ養殖場「蝶鮫屋」
岡山県新見市にある「蝶鮫屋」。
日本最大級の規模となる約1万2千匹のチョウザメを養殖し、その卵である「キャビア」の製造・販売などを行っています。
チョウザメ養殖場の見学もできる
この蝶鮫屋では、予約をすれば養殖場の見学も可能なんです!
見学料金(要予約)
大人550円、小・中・高校生330円、小学生未満無料
まず見せていただいたのは、この春生まれたというチョウザメの赤ちゃん。
お腹を見せて逆さ向きに泳いでいたので驚いたのですが、赤ちゃんの時にだけ背泳ぎで泳ぐんだそう。
そして、大きく育った大人のチョウザメも!
この種類のチョウザメは約1.5メートルほどまで成長するそうです。
見学の他、餌やり体験もできこちらも迫力満点でした…!
チョウザメは実は鮫じゃない!?
「チョウザメ」と呼ばれる理由が、背中の一番高いところにあるチョウチョのような形のウロコ。
そして、見た目が鮫ににているのでチョウザメと名付けられていますが、実はサメの仲間ではなく、淡水魚で川の魚なんです。
この新見市で養殖をしているのも「水」が理由。
新見市はカルスト台地と呼ばれる地域が広がっていて、そこから湧き出る水が日本では珍しい硬水なんだそう。
この水が、チョウザメの本場ロシア・シベリアの水質に似ていることがきっかけで、この地での養殖を始めたそうです。
キャビアの価値観が変わる!?「新見フレッシュキャビア」
ここで養殖されたチョウザメの卵で作られたのが「新見フレッシュキャビア」。
養殖場では、事前予約で試食をすることもできます。(キャビア試食:一人770円)
きらきらと輝くキャビアは、卵本来の味を残しつつほのかに塩分で味付けがしてあります。
口の中で溶けていくような食感で、うまみがワーッと広がります。
キャビアというと塩辛いイメージがありましたが、
食感も味もイメージを変えてくれるようなキャビアでした。
他にも、キャビアをバターに練りこんだキャビアバターも!
こちらはトーストやバゲットに乗せて楽しむのがおススメなんだそう。
珍しい養殖場体験と美味しい体験をどちらも大満喫できるスポットでした!
施設情報
蝶鮫屋
住所:岡山県新見市唐松2292
電話番号:0867-76-2000
営業時間:見学可能時間10:00~15:30(所要時間:30~45分程度)
定休日:見学受付は毎日(年末年始を除く)
※見学はHPの申し込みフォームまたは電話・FAXで受け付け。
<HP>