全長19.2キロの小さなローカル線「若桜鉄道」
鳥取県八頭町から若桜町を結ぶ小さな鉄道「若桜鉄道」。
若桜鉄道には、様々なデザインの車両があり、どの列車に乗るのかも楽しみの一つです!
沿線には9つの駅があり、この駅を巡るスタンプラリーが先月から始まっています。
集めた人には豪華プレゼントも当たるそうです!
→スタンプラリーについて詳しくはコチラ
さらに、沿線のスポットで使える御朱印帳ならぬ「鉄印帳」も登場!
これを提示すると、商品の割引などお得な特典が満載です!
ということで、様々なイベント開催中の若桜鉄道を楽しんできました!
沿線には駅から立ち寄れる素敵なスポットもあるので、ご紹介します!今回は鉄道で巡ったので、発着時間も参考にしてみてください。
若桜鉄道 駅周辺のスポット情報
郡家(こうげ)駅
10:06発 スタート!
八頭高校前駅
10:08着ー11:24発
因久山焼窯元
敷地内に大きな登り窯のある「因久山焼窯元」。
江戸時代の中期から約330年も続く歴史ある窯元です。
因久山焼は鉄分を含む地元の土と藁灰釉(わらばいゆう)など様々な釉薬を用いた焼き物。
その姿は、素朴かつ格調高い焼き物といわれていて、中でも乳白色に焼き上がったものが最上とされているそうです。
敷地内には焼き物を購入できるギャラリーもあります!
こちらは鉄印帳の提示で購入時に割引を受けることできます。
隼(はやぶさ)駅
11:31着ー12:55発
「隼」という駅名から、バイクの隼に乗るライダーが全国から集まる隼駅。
隼Lab.
隼駅からは、旧隼小学校をリノベ―ションした「隼Lab.」を訪れました。
ここは複合施設となっていて、ランチを楽しめるカフェや、2022年8月にオープンしたばかりのちょっとかわった本のお店を発見しました。
カフェ&ダイニング サン
「隼Lab.」の1階にあるカフェ。
様々なスタイルの席があり、ランチやデザートが楽しめます。
※鉄印帳の提示特典
セットドリンクをサービス
ポトラ
2022年8月にオープンした「だ菓子とドーナツと本の店」。
本のエリアには、店主が厳選した1000冊の本が並びます。
徳丸駅
13:10着ー14:47発
道の駅はっとう
続いて徳丸駅では、地元食材を求めて「道の駅はっとう」へ。
店内には、新鮮な野菜や果物がたくさん!
お店の方に今の時期のおすすめをお伺いしました!
キノコ
八頭町の農家さんが作るシイタケが直売されています。
シイタケが苦手な方でも、あっさりと食べられるお味なんだそうです。
さらに、大きなビックリエリンギ。
肉厚でプリプリなんだそうですよ~。
柿
この辺りは柿の名産地なので、様々な種類の柿が並んでいます。
大きなものが並びますが、お値段もお買い得!
特におすすめなのが「日下部西条」。
丁寧に渋抜きがしてあり、渋を抜くことでとんでもなく甘い柿になるんだそう!
さらに出会えたらラッキーというのが「太秋」という珍しい品種。
梨の食感のような柿で、食べてみると果汁が多くジューシー!
梨と柿のいいとこどりをしたような、おいしい柿でした。
終着駅 若桜駅
14:58着
終着駅の若桜駅からは、城下町から宿場町となった歴史と文化が残る街並みを歩きます。
昭和おもちゃ館
築130年の古民家で営む駄菓子屋さん。
駄菓子や懐かしのおもちゃがお店いっぱいに並び、観光客を始め、地元の人たちの憩いの場となっています。
若桜神社
さらに駅から10分ほど歩いた場所にあるのが「若桜神社」。
本殿がある鎮守の森は鳥取の天然記念物に指定されていて、自然の音だけが聴こえる厳かな雰囲気に心が洗われます。
革工房 Dear Deer
日本でも数少ない「鹿革」を扱う工房。
地元鳥取県の八頭町・若桜町で駆除した鹿の革を使用していて、やむを得ず駆除した鹿の命を大切に地域の資源として鹿革の魅力を発信しています。
盛り沢山の若桜鉄道旅!
一日鉄道でいろいろな所を巡りたいという方には、お得なフリー切符もおすすめです!
レトロな列車や駅舎を巡りながらゆったりと楽しむ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?