皆さんは『刀剣乱舞ONLINE』という大人気ゲームをご存じでしょうか?
刀剣を擬人化した「刀剣男士(とうけんだんし)」が活躍する人気ゲームで、アニメ、舞台、ミュージカルなどのメディアミックスも展開。これまで多くのユーザーを虜にしてきました。筆者の私も、夢中になっているうちの一人。
何とこの度、日本遺産「出雲國たたら風土記」の認定10周年を記念し、
安来市、 雲南市、 奥出雲町と「刀剣乱舞ONLINE」がコラボした特別企画、
「刀剣のはじまり~日本刀をつなぐ出雲國たたら風土記~」が、5月24日まで開催されているんです!

「刀剣乱舞ONLINE」とのコラボを通して、日本刀の原材料を生み出した「たたら製鉄」の土地と、文化にふれられる企画となっているそう!「刀剣乱舞」の大ファンでもあり、また、「刀剣乱舞」を通して日本の歴史や文化を好きになったという経緯がある筆者。
「こんなの行くしかない!」と一泊二日の弾丸旅行を計画!筆者は車を持っていないため、公共交通機関を駆使することに・・・!同じく車を持っていない方、遠方から来る方の参考になれば嬉しいです。
それでは、一泊二日の様子を詳しくレポートしていきます!
1日目の旅程

電車とバス、そして徒歩で「たたら山内」へ
出発は鳥取大学前です。若干雨が降っていたので心配でしたが、松江あたりに入ると晴れ空が顔を出してきたので安心しました!

私はいつも移動中に寝てしまうので到着時間の2-3分前に音無しのアラームをかけています!これをすると寝てても起きれるうえ、セットすることで時間をより意識するようになるのでおすすめです!
そうこうしているうちに無事に宍道に到着!
木次行の電車まではまだ時間があるので、この間にお昼ご飯を調達しに行きました。
歩いて5分弱のところにファミリーマートがあるので、思っていたよりぎりぎりにはなりませんでしたが、時間がある場合は出発前にお昼ご飯を購入しておくことをおすすめします!

木次駅に到着して駅舎を出ると目の前にバスが止まっていたので、そのバスに乗って竜宮橋までGOー!50分程バスに揺られて竜宮橋に到着です。
このバス停から30分程歩いていくと菅谷たたら山内へ行けました。
バス停から歩いていくと最初の5-6分は傾斜がきつかったのですが、歩いていくうちに緩くなり、30分ほど歩きましたがそこまで疲れはなかったです。
道中は川沿いを進みます。川のせせらぎや鳥のさえずりなども聞こえ、お散歩に丁度よさそうな場所だなと感じました。

ただ、舗装されているとはいえ山の中なので虫はいます。蜂なども見かけたので虫よけスプレーなどを持参すると安心かもです。施設の入口付近には金屋神祠がありました。

ここは、「金屋子さん」と呼び親しまれているたたらの守護神が祀られている祠になります。
御神木として桂の木が親しまれており、大木が施設内にあったのでそちらは後程紹介します!
ちなみに本山は安来市にあるそうです。
たたら山内に到着!

私が到着した時点で既に職員さんによる施設の解説が始まっていました。なので、急遽そのグループに加わらせていただき、説明をお聞きしました。
たたら製鉄の歴史を中心に施設がどのように使われているのかを詳しく解説しており、大変勉強になりました!
無知なため、特に驚いたのは出来た鉄、鉧を取り出す毎に炉を壊すことです。そのため、たたら操業は炉作りからはじまるのだとか。

次に大銅場(おおどうば)と呼ばれる場所を解説して頂きました。
「山姥切國広(やまんばぎりくにひろ)」と「蜂須賀虎徹(はちすかこてつ)」の
パネルが出迎えてくれました!!
ついつい手前の2口に目がいきがちですが、奥のものが分銅と呼ばれる鉧を分割する道具になります。
この分銅は水車によって動いていたため、施設の裏側にまわると大きな水車を眺めることができます。
刀剣乱舞とのコラボ展示品はこの大銅場にまとめて展示されていました。絶好の撮影スポットなのでついつい滞在時間が長くなりましたね。
記念に、「刀剣乱舞」のスマホ版限定機能、〖御伴撮影〗でパシャリ♪
こちらは刀剣男士を伴って撮影ができる機能で、 最大3振りの刀剣男士と一緒に写真を撮影することができます♪

また、大銅場および分銅は平成時代に復元したものであり、当時のものは現存していないそうです。

ちなみに大銅場横にあるのは桂の木です。前述した「金屋子さん」と呼ばれる神様が飛来した木が桂の木のため、たたら場に必ず植えられているのだとか。
お手洗いと駐車場は施設群より奥に行ったところにありました!
【菅谷たたら山内(雲南市)】
所在地 島根県雲南市吉田町吉田4210-2
入館料
【個人】
一般(高校生以上) 350円 / 小・中学生 230円
【団体(20名以上)】
一般(高校生以上) 290円 / 小・中学生 170円
開館時間 9:00~17:00(最終入館16:00)
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
バスの時間が迫ってきたのでもうちょっと見たいという思いを胸にしまって、もと来た道を戻ります!登りに比べて歩くのは楽なので、早めに下れました!
ところが、些細なミスにより事件が…
なんと旅程に加えてたバスの時間が平日用だったのです…!
そのため、30分程待ちぼうけすることに…
バスを利用される方は平日用と休日用の時刻表を間違えないようお気を付けください!!
いろいろありましたが、無事に木次駅まで戻ってこれました。
木次駅は観光列車「あめつち」が停車する駅でもあります。なので、かわいい駅看板もあります!

曽田旅館さんに宿泊
では、宿のある出雲三成駅までレッツゴー!
宿泊をご飯付きにすればよかったのですが、つい癖で素泊まりプランを予約してしまったので、
道中にファミマによってからお宿へ。

私が泊まったのはこちらの「曽田旅館」さんです!
素敵な玄関と旅館の女将さんがお出迎えしてくれました!
しかも、到着してすぐにお風呂に入れたので、
歩いて汗をかいていた身としてとてもありがたかったです♪
お部屋はこんな感じ。

水回りは共同使用なのですが、くつろぐのに必要な物は全部お部屋の中にありました。
ケトルと急須のお茶があるので体が冷えたときにはあったかいお茶を入れてリラックスできました。また、御茶菓子としてどら焼きもあり美味しく頂きました!

冷蔵庫はお部屋の外の縁側にありました。この冷蔵庫6段階ほど冷蔵度の調整ができるのですが、何も考えずに最大値の6にしてお茶を冷やしていたところ朝にはペットボトル1本が丸々凍っていたのでご利用になる方はお気を付けください!夏場の旅行にはいいかもですね。
寝具はベットではなく、お布団でした。お布団で寝るのは久しぶりだったので新鮮で寝なきゃいけないのに若干テンションが上がりました。まあ、いっぱい歩いた疲れがあったのか、いつの間にか就寝していましたが笑
朝は電車の関係でチェックアウトがかなり早くなってしまったのですが快く応じてくれ本当に助かりました!
2日目の旅程

奥出雲たたらと刀剣館へ
ということで、チェックアウトして駅へ向かいます!
ちなみに駅前に出雲横田駅前に行けるバス停があるのですが、こちらは日曜は運休ですので
使えませんでした。元々はバスを使って行こうとしていたのですが、そのことに気づかずにバス停で待っていました笑
地元の優しい方が教えてくれ、急遽電車に変更!出雲三成駅は券売機が無いので、乗車の際には整理券をお忘れないようお気を付けください!

出雲横田駅に到着!ですが、到着時間に周囲のお店はほとんど開いてないのでお店が開き始める8:30まで時間をつぶします。
駅前に8:30から開店するお店があったのでそちらにお邪魔しました!
お食事喫茶フレンドさんです。
お店のおかあさんが温かく迎えてくれました!
メニューはこちらになります。

色々なメニューがあって悩むところですが、朝ということもあって無難にモーニングのAセットを注文しました!

ものの10-15分くらいでこちらのメニュー+お味噌汁が届きました。
プロの手際の速さにおどろきましたね。これ作ろうと思ったら1時間以上かかる自信があります笑
トーストにはバターらしきものがぬられており、パンのほのかな甘みとしょっぱさがマッチしていてとても美味しかったです。ミニオムレツの中にはかにかまが入っていて食感のアクセントにもなっていました。
まさかフルーツもついていると思わず、ルンルンで完食しました♪
お会計時には「また来てね」とお母さんに言われて嬉しくなり、お昼終わりにまた行きました!
腹ごしらえも済んだので、マップを頼りに奥出雲たたら刀剣館まで歩きます。
最初は平たんな道なのですが、近づくにつれそれなりに傾斜がでてきました。
私が行った日は曇りだったのでそれほど暑くはなかったのですが、直射日光があたるときつそうだなと感じましたので、歩いていかれる方は日傘などを使用するといいかもです。熱中症などには気を付けてください!
奥出雲たたら刀剣館

駅前から約20分ほど歩くと着きました!
入り口では「三日月宗近(みかづきむねちか)」「陸奥守吉行(むつのかみよしゆき)」の2口がお出迎え!

開館してあまり経っていなかったからお客さんは少なめでした。
入館料を支払ってすぐ横にテレビがあり、そこでは10分程刀の作り方などについて学べる映像を見ることができます。
展示室の中では、山陰のたたらの歴史やたたらで使用する道具、材料についての解説パネル、展示品が見れました。また、たたら製鉄の実体験をおこなえるようなイベントが過去にあったようで、そちらの実施についての解説や感想もありました。

これは天秤鞴と呼ばれるもので、1日目に訪れた菅谷たたら山内でも水車が使用されるようになる前は使われていたそうです。

これは番子(ばんこ)と呼ばれる役職の人がかわるがわる踏んで送風していたのだとか。これが「かわりばんこ」の元ネタの1説だそうです。
ちなみにこちら、スタッフさんに声をかけると体験できるそうなので気になる方はぜひ!

こちらはレバーを引いて使用するタイプ。下の写真は今でも実際に使われているものだそうです。こちらも体験できるとのことで、やってみました!
レバー部分を引いて、押した際に送風できるものだと思っていたので、引いた際にピン玉が上がってびっくりしました!笑

館内には審神者お馴染みの資材4種もありました!
また、初期刀5口や三日月宗近にゆかりのある刀が展示してありました!
こちらは是非、直接足を運んでじっくりご覧ください・・・!



そして、私が一今回番驚いたのはこちらの展示!

たたら製鉄の炉について実際に目で見て学べる炉の断面図です!
あまりの大きさに、一瞬かたまってしまいました。
展示場の左奥には、扉があってさらに別の展示があります。冷却水のパネルも奥にありました!


こちらは中でたたら製鉄の様子について見ることができます。
ただ、10-20分では終わらないので、見る際はしっかり時間に余裕をもってお楽しみください。
【奥出雲たたらと刀剣館(奥出雲町)】
住所 島根県仁多郡奥出雲町横田1380-1
開館時間 9:30〜17:00(最終入館16:30)
休館日 火曜日
【個人】一般(高校生以上) 530円 / 小・中学生 260円
【団体(20名以上)】一般(高校生以上) 410円 / 小・中学生 210円
■刀剣鍛錬実施日 ※毎月第2日曜日・第4土曜日(10:00~、13:00~)
【個人】一般(高校生以上) 1,270円 / 小・中学生 630円
【団体(20名以上)】一般(高校生以上) 1,050円 / 小・中学生 530円
旅の楽しみ・腹ごしらえ
沢山の興味深い展示を夢中になって見ていたらおなかがすいてきました!
お昼ご飯はハンバーガーハウスピコピコさんにお邪魔しました。
お昼時ということもあってたくさんのお客さんがおられました!
店内はこんな感じです。

メニューはこんな感じ。他にも様々なページがありました!
島根に来たということでしまね和牛バーガーを頂くことに。

パンの部分がパリッとしていて、レタスの瑞々しさもあり、パティだけでも大変美味しかったです。
ソースに酸味があるおかげか食べやすかったです!
ちなみにデザートも頂きました。

あまり焼いたバナナを食べたことがなかったので新鮮でした。甘みが強調されていて、
ほろ苦いコーヒークリームとマッチしていました!
お店を出てからも時間があるので、
朝に「また来てねと」声をかけてくれたお食事喫茶フレンドさんに再度立ち寄らせて頂きました。まだお腹に余裕があったのでパンケーキを頂くことにしました。

ふわもちのパンケーキにシロップやバターをたっぷり付けて食べるのがたまりません!
リンゴやオレンジのフルーツの酸味もあり、ペロリと食べられました!
そろそろ電車の時間がせまって来たので、駅へ・・・!
安来駅 観光交流プラザへ

実は木次線の電車は可愛いラッピングがしてあります。
色々乗り継いで安来駅へゴー!
安来駅に着いたら、木の温もりといい匂いが迎えてくれました!
階段があるのでそちらを登って展示会場へ。

階段を登ると旗たちが出迎えてくれます!

ここには「歌仙兼定(かせんかねさだ)」と「加州清光(かしゅうきよみつ)」のパネルがいました!
この左右に他の展示物たちが並べられています。
炭や砂鉄に触れたり、玉鋼を叩いたときの音の違いを聞いたりすることもできました!


「刀剣乱舞」ゲーム内で鍛錬する際に使用している素材たち、実際に生で見て触ることで
感慨深さを感じました・・・。
【観光交流プラザ(安来駅)】
所在地 島根県安来市安来町2093-3
入館料 無料
開館時間 8:30~17:00(最終入館16:30)
休館日 会期中無休
※観光交流プラザ(安来駅)2階ギャラリーは、以下の日程・時間帯は
展示を見ることができませんのでご注意ください。
3月22日(日)13:00~17:00
4月 8日(水) 8:30~12:00
4月14日(火)8:30~17:00
4月19日(日)13:00~17:00
5月12日(火)8:30~17:00
5月13日(水)8:30~12:00
まとめ
とうとう、体験コーナーやパネルたちの写真撮影会を終えて帰宅です。
1泊2日の弾丸旅行を強行した自覚はありますが、最後になるとさみしいものです…

寝過ごさないようアラームをセットして、電車に揺られて帰宅しました。
今回のイベントは、山陰住みの刀剣乱舞ファンである私にとって最高のものでした!
たたら製鉄の日本遺産認定10周年という素晴らしい節目の企画に、訪れることができてよかったです。

車を持っていなくても、公共交通機関を駆使すれば3施設回りきることができ、
自然の豊かさや、行く先々での地元の人たちの温かさにも触れることができた弾丸旅でした!

こちらの「刀剣のはじまり~日本刀をつなぐ出雲國たたら風土記~」は、5月24日まで開催されています!是非皆さんも足を運んでみてくださいね♪
では、ばいばい(。・ω・)ノ゙
























