鳥取市から智頭町方面へと向かう国道53号沿いの智頭谷エリア。
今回はこの地域にある、美味しいグルメスポットや観光スポットを「バスと鉄道」を使って回れる旅ルートをご紹介します!
期間限定でバスと鉄道に乗り放題のお得チケット(さらに飲食店でのサービスも有!!)があるということで、今回はそのチケットをフル活用してきました!
鳥取県東部 鉄道・バス共通パス
使ったのは「鳥取県東部 鉄道・バス共通パス」。
スマートフォンの専用アプリで購入でき、表示される画面を見せるだけで、対象路線の鉄道もバスも1日乗り放題になる、というものです。
スマホ一台で購入から利用までできますよー!
<共通パスについて(鳥取市HP)>
実際に今回巡ったルートでは、
通常だと2000円以上かかる運賃が、、、1,200円に!
さらに、共通パスを飲食店や観光施設で見せると、割引などのサービスを受けられ、一石二鳥…!
どころか、うまく回れば一石四鳥くらい活用できました。
ルート紹介
「鉄道とバスで巡る鳥取
~河原・用瀬・智頭巡り~」
スタートは、鳥取市のJR鳥取駅のバスターミナルから。スマホの画面を運転士さんに見せればOKです!
今回巡るのはこんなルートです!
鳥取駅出発→
①とうふちくわの里・ちむら
・とうふちくわ作り体験!
②用瀬駅周辺
・スパイスカレーのお店でランチ
・流しびなの館見学
③智頭駅周辺
・歴史ある町並みさんぽ
・人気ラーメン店で夕食!
→鳥取駅到着
それでは、行ってきま~す。
(記事の最後で詳しい時刻や乗車路線も紹介しています!)
とうふちくわの里ちむら
バスに乗って15分ほど。降りたのは、「稲恒」バス停。
降りると緑いっぱいで少し不安になりましたが、近くには鳥取道が走っていて、そちらの方面に歩けば、わずか5分ほど・・・
最初の目的地、とうふちくわの里ちむらに到着~!
鳥取県東部のご当地グルメ「とうふちくわ」。江戸時代から続く歴史あるご当地食で、豆腐7、魚のすり身3の割合でつくられたヘルシーなちくわです。
バラエティ豊かなとうふちくわがたくさん~!
お店の中には、オーソドックスなものから、カレーやトマト、レモン、チーズ…とバラエティ豊かなとうふちくわがずらり。
とうふちくわ作りを体験!とうふちくわLab
そして、こちらのお店は2年前にリニューアルし、体験施設も誕生しました。
ここでは、とうふちくわ作りを体験!
所要時間は50分。できたて熱々のとうふちくわが食べられるのは、この体験ならではです。
お得にランチ!スパイスカレーのお店「MARUKO」
先ほどのバス停に戻り、次に向かったのは「用瀬駅前」停留所。
駅のすぐ向かいにあるスパイスカレーのおみせ「MARUKO(まるこ)」さんでランチをいただきます。
スパイスの味を活かしつつ、どの年代の方でも食べやすいようにと作られた「スパイスカレー」と、手作りの「日替わりのスイーツ」が人気!
あいがけカレー(800円)と日替わりスイーツ
注文したのは、一番人気のあいがけカレー。「ポークカレー」と「チキンカレー」の2種が1皿で味わえます。
スパイスの味をしっかりと感じながらも、マイルドな味わいなので、子どもから大人まで楽しめる味です(辛さも1から20(!!)まで選べます)。
共通パスでソフトドリンクが無料に!
そして、日替わりスイーツ。この日は、抹茶のガトーショコラでした!
今回共通パスを使っていたので、画面を提示すると「ソフトドリンク一杯サービス」というお得な特典もありました。
カレー屋さんなので、ラッシーをいただきました♩とろみの強い濃いめの味わいで、辛いカレーとの相性もピッタリです!
※共通パスサービス
お1人様1,000円以上のお会計で
ソフトドリンク1杯サービス
リピーターさんも多いという、居心地のよいカレー屋さん。
店主さんも「スパイスの味を活かしながら、食べやすい味わいにしているので、どの世代の人にもお店を訪れてほしい!」と仰っていました。
用瀬の伝統「流しびなの館」へ
ランチのあとは、歩いて5分ほどの場所にある「流しびなの館」へ。
なんと、この施設もパスを見せると入館料が割引になりました!
※共通パスサービス
入館料300円を200円に割引
用瀬に伝わる伝統行事「ひな流し」。
旧暦の3月3日に、わらを編んだものに紙びなをのせて、災厄を託して川に流すことで無病息災を願うものです。
この施設には、各時代のひな人形や雛飾り、加茂人形などの日本の人形約1000体が展示されています!
なかなか一度にこんなにたくさん並ぶ雛人形を見ることがないので貴重な景色…!
古いものでは江戸時代のものもあり、人形だけでなく一緒に飾る雛道具なども時代によって違い面白かったです。
智頭の町並み散策
続いて、用瀬から智頭町へと移動。
用瀬駅から智頭駅へは鉄道、バスどちらを使っても移動することができます!
今回は、流しびなの館の近くにバスの停留所があり、時間もぴったりだったので、バスを選択。
共通パスでは、バス・鉄道どちらも乗り放題なので、乗り場や時間の選択肢が増えてとても便利でした~!
智頭町の歴史ある町並みが楽しめる「智頭宿」に行きたかったので、智頭駅の二つ手前のバス停「京橋」で下車。智頭駅から歩いても、10分ほどなんですが、歩かない鳥取人代表なので、楽をしてしまいました…笑
この辺りは江戸時代に、宿場町として栄えた場所で、通り沿いには老舗酒蔵や、町屋をリノベーションしたお店などが並びます。
町をぶらり散歩するのにぴったりです。
自家製麺が人気のお店「とっこ処」
最後は、土日は夕方5時にオープンする智頭駅前の「とっこ処」で〆を。
こちら製麺所が営むお店で、ラーメンや担々麺、ホルそばなど麺料理が豊富です。
共通パスで100円引きに!旅の締めくくりに美味しいラーメンを♩
今回は担々麺を注文。
お店自慢の麺が美味しい!つるっとした太いストレート麺で噛み応えもしっかり。
ここでも最後に共通パスが活躍です!
※共通パスサービス
ラーメン100円引き
せっかく公共交通で来たし、ラーメンは割引になり…。一緒にビールを、なんて楽しみ方もできるお店ですよ♩
最後は智頭駅から鉄道を使って鳥取駅へ!
バスの停留所と駅の両方を駆使できるので、こんなに回れるんだ、というほど、いろんな場所に行くことができました。
さらに嬉しいのが乗車料金のお得さ!これだけ回って一日1,200円でした。
今回のルートの巡り方
■10:05→10:22 ※平日は10:10発
・鳥取駅バスターミナル~「稲恒」バス停
(日ノ丸バス用瀬智頭線)
○とうふちくわの里ちむらでちくわ作り体験!
※体験は要事前予約・所要時間50分
■12:29→12:46
・「稲恒」バス停→「用瀬駅前」バス停
(日ノ丸バス用瀬智頭線)
○カレー&カフェMARUKO
○流しびなの館
■15:22→15:38
・「用瀬」バス停→「京橋」バス停
(日ノ丸バス用瀬智頭線)
○智頭宿散策
○とっこ処
■18:18→19:07
・智頭駅→鳥取駅
(JR因美線)
終わりに
普段車で移動することが多い、という方が多いかもしれませんが、バスや鉄道で移動をすると一気に旅気分が上がります!!
今回訪れたところは、一人でも家族連れでも行きやすい場所ばかり。家族や友達と移動中の景色を楽しみながら旅するのも盛り上がります!
今回利用した共通パスでは、鉄道とバスのうち、時間や乗車場所の都合のいい方を選んで使うことができたので、それがとても便利でした。
共通パスは2024年10月31日までの期間限定販売とのこと。
これから外に出るのが気持ちのいいシーズンになるので、観光に活用してみてはいかがでしょうか?
鳥取県東部 鉄道・バス共通パスについて
販売期間:
2024年10月31日まで
対象エリアと金額:
・智頭谷1day共通パス 1,200円
・若桜谷1day共通パス 1,400円
・河原・郡家1day共通パス 700円
(各1dayチケットに+200円で
ループ麒麟獅子バスにも乗車可能)
詳しい購入方法や使用方法は鳥取市HPで紹介されています!
【共通パスの詳しい内容はこちらから】
また、鳥取県東部の対象バスが1日乗り放題になる電子チケット「ノルデチケット」も販売中です!(共通パス同様に飲食店舗特典有り!)
鉄道には乗れませんが、今回紹介したルートはバスだけでも巡ることができますので、鳥取県東部全体を楽しみたい方はおすすめです!
提供:鳥取県東部地域MasS協議会事務局