【CA移住日記】日本酒の蔵見学へ…!【大谷酒造@琴浦町】

こんにちは!ここ数日、鳥取は春を通り越して夏のような気候となっています。皆さまはどのような春をお過ごしですか?

先日鳥取を代表する日本酒「鷹勇」を醸造する大谷酒造の蔵見学に行ってまいりました!

大谷酒造では蔵見学を予約制で行っております。
醸造期間中の11月から4月までは、酒作りに携わる蔵人さんの作業の様子も見せていただけます。

大谷酒造の創業は明治5年100年以上の伝統を守り続けており、蔵人が米造りや酒造り、瓶詰めまでを一貫して行っている酒造です。

日本酒が出来上がるまでには10の工程があり、完成には5年かかるものもあるそうです。

その後、実際に蔵の中へ入り、酒造りの様子を見学させていただきます。蔵の中へ入った瞬間に感じるのは日本酒の香り!どきどきが高まります…!

加熱殺菌をした後、ラベルを貼った出来立てほやほやのお酒。触らせていただくととても温かかったです!
製麹室の温度は35℃~40℃!
蔵人さんたちは汗だくになりながら作業をされているそうです。
蒸米をする機械や日本酒を貯蔵するタンクなど、ひとつひとつの規模の大きさに驚きの連続!

そしてなによりも驚いたのは吟醸部屋に入ると聴こえる優雅なクラシック…!!
なんともろみにモーツァルトを聴かせているそうです♩

モーツァルトを聴くことで美味しいお酒に育ちます。

蔵見学の後には3種類の日本酒を少しづつ試飲させていただきました。日本酒のイメージを変えるような色鮮やかさにびっくり!

左:梅酒(てんさい糖)
中央:純米吟醸 強力
右:純米吟醸 真緋(あけ)

最初にいただいたのは、「梅酒(てんさい糖)」。
4月1日からの新商品。琴浦町産の紅さし梅を完熟な状態で純米酒に漬け込んでいるそうです。口に入れた途端、梅をそのまま食べているような濃厚な味に驚きました!!

次にいただいたのは「純米吟醸 強力」。
「強力」という鳥取でしか栽培されない酒米を使用して作られました。口に入れたときにキレや酸味を感じ、喉越しはとても軽やかです。このおちょこも素敵ですよね…。

最後は「純米吟醸 真緋(あけ)」。
このきれいな色は赤色の酵母をそのまま使用しているからだそうです。さわやかな甘みで飲みやすく、日本酒を飲みなれていない女性にもおすすめしたいです!!

普段なかなか見ることができない伝統が詰まった酒造りの様子を見学させていただけたことで、蔵人さんのお酒造りに向ける情熱を五感で感じました。杜氏の中元さんがおっしゃっていた「飲んでくださる方々の”心にのこる酒”を作るために挑戦を続けたい」という言葉が今も余韻に残っています。

大谷酒造の商品は琴浦町の蔵元やオンラインショップで購入することができますので、気になる方はぜひチェックしてください!


大谷酒造株式会社
鳥取県東伯郡琴浦町浦安368
🕗 8:00~17:30(土日・祝定休)
📞 0858-53-0111
💻 https://takaisami.co.jp/

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この記事を書いた人

神奈川県出身。
CAとして全国を飛び回りながら、
この春鳥取に移住。
兼業としてna-na編集部の一員となりました。
一眼カメラと御朱印帳を携えて、
山陰のパワースポットを巡ろうと計画中!
全国各地の動物園の年パスを持つほどの
動物好きです。(特にコアラとパンダ)
記事を読んでくださった皆さまと一緒に
山陰の”好き”をたくさん見つけていきたいです。

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