トマトにオクラ、夏野菜が活躍する「冷やしおでん」!体の熱を取り除く元気レシピ【歳時記ごはん】

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紹介するメニュー

  • トマトとオクラの冷やしおでん
  • えびのオムレツ

体にこもった熱を取り除く食材を

こんにちは、スズです!

夏至もすぎ、そろそろ梅雨も明けそうな頃合いですね。7月7日の七夕頃は、暑さがだんだん強くなるという意味の「小暑」。(余談ですが、現代の新暦では旧暦から約1か月もずれてしまったため、七夕が梅雨のど真ん中。ほぼ毎年織姫と彦星が会えない確率の方が高い……なんて、とてもかわいそうですね)

さて、そろそろ本格的な夏が到来します先月から、湿気による疲れを吹っ飛ばせ!というメニューをご紹介してきましたが、この梅雨明け間近は湿度とともに気温も上昇しているため、熱がこもりやすくなり、さらに体へのダメージが増えています。

そんなときに食べたいのが、何度もお伝えしている「旬の野菜」。アイスや冷えた飲み物が欲しくなりますが、ただ「冷たいもの」を食べるのではなく、胃腸を冷やさず体にこもった熱を取り除く食材を食べましょう!

レシピ

トマトとオクラの冷やしおでん

《材料 2人分》
・トマト…2玉
・オクラ…4~5本
・ちくわ…4本
・いんげん豆…6~8本
・昆布だし…3カップ分(水3カップ、昆布3g)
【A】
・砂糖…大さじ1
・しょうゆ…大さじ1
・酒…大さじ1
・塩…小さじ1/3

《作り方》

①水に昆布を3時間以上浸す(できれば一晩だとさらに美味しいです)。昆布が柔らかくなったら適当な大きさに切っておく。

②トマトはヘタをとり、湯むきしておく。オクラはがくの部分をむいておく。いんげん豆は食べやすい長さに切り、サッと湯がいておく。

③鍋にだし、切った昆布、【A】を入れて火にかけ、中火で5分煮る。

④トマト、オクラ、ちくわ、いんげん豆を加え、オクラの緑が鮮やかになったら火を止める。鍋底を氷水にあてて冷やす。

オクラはこもった熱を取り除いてくれると同時に、ネバネバ成分が胃腸の粘膜を保護してくれます。夏野菜の代表格・トマトと合わせ、さらにひんやりとした冷製のおかずにすることで、不快な暑さを忘れる一品に。昆布のだしがしっかりと出たスープも、最後の一滴まで召し上がれ

えびのオムレツ

《材料 2人分》
・えび…10尾
・卵…3個
・塩、こしょう…少々
・オリーブオイル…小さじ1

《作り方》

①えびは殻をむき、片栗粉をかけて洗う。卵はボウルに割り入れ、塩こしょうをふって溶いておく。

②フライパンにオリーブオイルを入れ、水気を拭いたえびを入れる。えびの色が変わったら卵を流し入れ、大きくかき混ぜながら両面焼く。

徐々に気温が上がり始めるこの時期は、まだ体が暑さに慣れていないため、実は真夏より夏バテ気味になることも。気分が悪く、お肉やお魚はちょっと…というときは、卵でたんぱく質をとりましょう! 

えびには、体を温める作用があります。「え? せっかく冷やしたのに意味ないんじゃ……?」と思うかもしれませんが、夏野菜ばかりで体を冷やしすぎないようにバランスをとります。一日中冷房の中にいる方は、知らず知らずのうちに体が冷えていることもあるので、そういった方にもおすすめです!

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この記事を書いた人

食事で心と体を元気にすることに全神経をそそぐ系女子。
「美味しくて優しいもの」について発信します!趣味は愛犬と遊ぶことと推し活です。

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