缶詰で簡単!サンマの炊きこみごはん 秋本番に食べたいレシピ4選【歳時記ごはん】

10月の歳時記ごはん
秋本番!鬱々気分を吹っ飛ばして
元気をチャージ✨

こんにちは、スズです!

金木犀の香る、秋らしい季節になりました。日本では観賞用や香りを楽しむためのお花ですが、原産地の中国では木犀の花を「桂花」と呼び、お茶にして飲んだり、お菓子やお酒の香りづけとして利用されています。

さて10月1日は衣替えですが、近年では10月とは思えない残暑でまだまだ夏服を着用する気温の日も続いていましたよね。今年は真夏日に戻った日も数日ありましたが、二十四節気のひとつ、10月8日頃の「寒露」という暦の通りに秋がやってきたような気がします🍁(というかむしろ寒すぎでは……)余裕をかましていた私は衣替えが間に合わず、引っ張り出した長袖Tシャツ1枚で何とか朝晩の寒さを凌いでいます。
10月23日頃の「霜降」までには冬支度をはじめて、風邪を引かないように気を付けなければなりませんね!

そんな1年で最も過ごしやすい季節ですが、寒暖差に体がついていけなかったり、雨の日が増えたり乾燥や冷え込みが強くなったりすると、悲しい寂しいという鬱々とした気持ちが出てきます。特に山陰地方は日照時間が短く、あの夏の暑さが恋しくなったりする日もあります。

先月に引き続き、潤いをチャージしながら心の健康も整え、活動的な秋を楽しみましょう

目次

さんまの炊き込みご飯

《材料 2~3人分》
・さんまの缶詰…1缶(100g)
・米…2合
★酒…大さじ1
★しょうゆ…小さじ1
★砂糖…少々

《作り方》

  1. 米を洗ってザルにあげる。(10分)
  2. 釜に米、水を1.5合分入れる。★の調味料を入れたらひとまぜし、さんまの缶詰を汁ごと入れる。身は米の上に乗せておく。
  3. 炊き上がったら全体を混ぜる。

★さんまには鉄分が豊富に含まれています。鉄分が不足すると、貧血だけではなく鬱々とした気持ちになりやすいのでしっかり摂取したいところです。缶詰を使用することでお手軽なだけでなく、栄養価のアップにも!
旬のお魚なので生のさんまを使っても◎ 焼くと美味しいのですが、脂やコラーゲンなど栄養素が落ちてしまうので実は炊き込みご飯はベストな調理法なんです✨

茄子のオイル焼き

《材料 2人分》
・白なす(普通のなすでもOK)…2~3個
★たまねぎ…1/2個
★トマト…1/2個
★オリーブオイル…大さじ3
★酢…小さじ1
★塩…少々
・しそ…3枚

  1. しそは千切り、たまねぎ、トマトはみじん切りにする。★の材料をあわせてドレッシングをつくる。
  2. なすは輪切り(大きければ半月切り)にし、水に2~3分さらす。
  3. フライパンにサラダ油大さじ2を入れ、火をつける(中火)。①のなすをザルにあげ、しっかり水けをきってから重ならないように並べる。
  4. 焼き色がついてきたら皿に盛り、①のドレッシングをかけ、しそを乗せる。

「秋茄子は嫁に食わすな」というほど美味しいとされる秋の茄子。夏野菜の一つでもあり身体を冷やすので食べ過ぎには注意ですが、日中にこもった熱をとるのに重要です✨(ちなみに「秋茄子は~」の解釈には諸説あり、「なすは身体を冷やすから、大事な嫁には食わすな」という優しい意味もあるんだとか……!素敵ですね!)

レンジで簡単茶わん蒸し

《材料 2人分》
★卵…2個
★水…1カップ
★めんつゆ(4倍濃縮)…大さじ2
・細ねぎ…適量

《作り方》

  1. ★の材料をすべて混ぜ合わせ、ザルでこす。
  2. 耐熱の器に①を等分入れ、軽く混ぜる。ラップをふんわりとかけて、楊枝などで穴をあける。600Wの電子レンジに3~4分かける(様子を見ながら調整)。レンジから取り出し、ラップをしたまま粗熱をとる。
  3. 細ねぎを小口切りにし、茶碗蒸しの上に散らす。

★ビタミンCと食物繊維以外の栄養成分が含まれているは、ほぼ完全栄養食品。体を潤し、血も養われるので不眠やめまい、精神不安定などにも効果的といわれ、1日1~2個はぜひ食べたいところです。ゆで卵、卵焼き、スクランブルなど定番の卵料理に飽きたら、レンジで簡単にできる茶碗蒸しがおすすめです✨ぜひお好み具材を入れて楽しんでください!

きのこのお吸い物

《材料 2人分》
・えのき…1/4袋
・まいたけ…1/4パック
◆お好きなきのこでOK!
・細ねぎ…適量
★水…400ml
★塩…小さじ1/3
★しょうゆ…小さじ1/2
★和風だし…小さじ1/2

  1. えのきはいしづきをとり、半分の長さに切る。まいたけは手でほぐす。
  2. 鍋に★を入れて沸かし、①のきのこを加えて中火で煮る。
  3. きのこに火が通ったら細ねぎを散らす。

★秋の味覚の代表格であり食物繊維たっぷりのきのこ。腸内環境を整えることは、心の健康にも深く繋がっているので、この季節にピッタリの食材です。先月もきのこのスープをご紹介しましたが、汁物は栄養素をそのまま摂取できるうえアレンジがしやすいので、いろんな味のバリエーションがあると◎

これまでの歳時記ごはん
・潤いチャージ!秋を迎えるレシピ
・夏のダルさを吹っ飛ばす夏野菜レシピ
・体力と気力を取り戻す夏の回復レシピ

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この記事を書いた人

食事で心と体を元気にすることに全神経をそそぐ系女子。
「美味しくて優しいもの」について発信します!趣味は愛犬と遊ぶことと推し活です。

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