【移住】東京出身の27歳女性!町の9割が森林の地で若手林業家の道へ|鳥取県智頭町

こんにちは☺
3月に東京から鳥取へ移住をして、
あっという間に半年を迎えました…!!🕗

そんなひとつの節目に訪れたのは、町の面積の約9割が森林である鳥取県智頭町。
今回は、東京都から鳥取県鳥取市、さらに智頭町への移住後、林業に従事して活躍されている奥井彩音(おくいあやね)さんにお会いしてまいりました!🌳

目次

出身地の東京都から鳥取県へIターン移住!
奥井彩音さん

智頭町・若手林業家
奥井彩音さん(27)

奥井さんは東京都板橋区出身。
美術を学びながら、高校までを東京で過ごしました。進路を考えるにあたり、「美術以外のことを学びたい!」との思いと、公立鳥取環境大学の環境学科で学ぶことができる内容に魅力を感じ、進学とともに鳥取県鳥取市への移住が決まりました!📒

杉のまち・智頭町で林業に就業するまで

転機は大学4年生の頃。
家具製作体験をした際に、木に関心をもった奥井さんは、智頭町で林業就業者を募集していることを知ります。そして、関東にある他企業の内定を辞退し、若手林業家で組織する智頭町の合同会社に就職。
鳥取市から智頭町に引っ越し、鳥取に住み続けることに決めました!🏠

林業を行う奥井さん🌳

林業ってなにをするの?

智頭町は「慶長杉」(けいちょうすぎ)と呼ばれる樹齢300年以上の人工林が残っている、スギの名産地!!🌳

奥井さんの主な仕事は、製材となる良質な木を育成するために木を切って間引く「間伐(かんばつ)」という作業です。

木が倒れる方向(受口)を作る奥井さん。
角度や深さまで細かく計算して切るそうです!

週3日~4日、夏場の作業は朝5時から12時まで。
3人組でチェーンソーなどを使いながら、森林での作業を行います。想像するだけでもかなりの重労働……

60年ほどの歴史が詰まった長さ30mの木々を間伐したのちには、3~4mの丸太として切断する「造材」という作業を行い、木材市場へ向けて運搬・搬出します。


こうして木材市場へ到着した智頭町の杉は、建材やインテリア製品、加工品として私たちのもとへ届きます!!
木材市場には、上質な智頭杉を求めて、県内外からたくさんの人が集まるそうです。

智頭IC近くの木材市場は迫力満点でした!!

鳥取県智頭町の魅力💚

奥井さんのお話には、東京都から移住した奥井さんだからこそわかる鳥取県の魅力がたくさん詰まっていました!!

奥井さん、風の谷のナウシカの実写版のような本当に素敵な方でした…♡
ありがとうございました!

「東京都にいたときには景色だと思っていた山々には、木があって川があり、飲める水があるのも山があるおかげ。

鳥取県ではそんな自然の素晴らしさに気づくことができます。都会にはない暮らしの知恵があふれているのも魅力的です。」

何百年もの歴史を持つ木々たちを守る奥井さん。
そして美しい自然がたくさんある智頭町。

最近では森や川など野外のフィールドを活用してのびのびと子どもたちを育む「森のようちえん」に通うために、移住するご家族も多いそうです。

私も奥井さんと同じ東京都から移住をしてきて、
鳥取県の自然の豊富さに感動する機会ばかりです…💛

移住を考えている方々、新しいチャレンジをしてみたい方々の参考になればうれしいです!!☺

鳥取県の移住・就職について気になる方はこちらへ。支援情報が掲載されています!

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この記事を書いた人

神奈川県出身。
CAとして全国を飛び回りながら、
この春鳥取に移住。
兼業としてna-na編集部の一員となりました。
一眼カメラと御朱印帳を携えて、
山陰のパワースポットを巡ろうと計画中!
全国各地の動物園の年パスを持つほどの
動物好きです。(特にコアラとパンダ)
記事を読んでくださった皆さまと一緒に
山陰の”好き”をたくさん見つけていきたいです。

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