【CA移住日記】砂丘で育つラッキョウ!?収穫&根切りに挑戦!

こんにちは、うがちゃんです!

今回はてじーと共に鳥取市福部町の
らっきょう畑を訪れました~!

らっきょう畑
右の二

どこまでも続くらっきょう畑は圧巻~!

畑にも入らせていただきました。
土のように見えますが、、、
よーく見ると『砂』

この畑のすぐ近くにあるのが観光地として有名な鳥取砂丘
この辺り一帯では砂丘地でラッキョウを栽培していて、全国屈指の大産地となっているんです。

砂地
らっきょう畑は全面が砂になっています。

今の時期はらっきょうの収穫時期。
収穫の際には、
表面に出ている葉っぱを切る作業
切った葉っぱを寄せる作業
らっきょうを取る作業があるそうですが 
福部ではそれぞれ機械で行うことが
多いそうです。私たちが畑に訪れた時には
らっきょうを取る作業が行われていました。

収穫作業
奥に見える機械でらっきょうが掘り出されていきます。

お隣のらっきょうを取る作業を
控えている畑でらっきょうを
抜かせていただきました。

収穫するてじー
らっきょうを抜いてうれしそうなてじー

ずぼっと気持ちよく抜けます!

らっきょう
束になって生えています

お次は『根切り』という作業を
体験させていただきました。

ベテランの皆さん
奥に座る香川さんはこの道50年のベテラン!

作業台に包丁を取り付けて、
らっきょうの根っこ部分と頭の部分を
スライドするようにあて切っていきます。

てじー
根切り

根っこの部分は、
根っこの固い部分残さないように!
でも、逆に深く切りすぎると
芯が抜けてしまい漬物にしたときの
シャキッと感が失われてしまうそうで
アーチを描くように固い部分を
繊細に切り落としていきます。

頭の部分は、
長く残し過ぎず…短く切りすぎず…
特に長く残し過ぎると、
食べたときに「しわい」仕上がりに
なってしまうんだとか・・・!

らっきょう
しわい・・・!?
鳥取弁で嚙み切れない感じのことだそうです。

いざ挑戦してみると難しい~!

うがちゃん

ベテランの方は一束をまとめて
根切りしていきます!すごいスピード!

コンテナ

1日でコンテナ×8個の量を
根切りをしてしまうんだとか!
ちなみに根切りした後のらっきょうは
コンテナ4個分になるそうです!

てじー
いろんなお話を伺いながら切る進めるてじー

私たちが1時間根切りした結果・・・

らっきょう
はかりで測る

(メモリ)ー(かごの重さ)=(重さ)
 3KG  ー  2KG   =1KG

いや~!
これは本当に大変な作業だなぁ><
と実感しました・・・!

らっきょう

収穫した後は
7月下旬から9月上旬にかけて
植え付けが始まります。
田植えのように、らっきょうを一つ一つ
砂にさしていく作業
になるそうです。
夏の砂地は60℃まで上がることも!

10月ごろになると、
畑一面に紫色のらっきょうの花が咲く
そうです!

冬以外は季節ごとに
「とらのお」「ひじわい」「アメリカ草」
と呼ばれる様々な雑草が生えるそうで…
栄養が奪われないように
雑草を抜いてらっきょうを守ります


当たり前に食べていたらっきょうですが、
生産者の方が1年間手間暇かけて大切に
育てられていることを実感しました。

収穫されたらっきょう

ちなみに・・・

らっきょう農家香川さんとエシャロット

らっきょうの収穫時期以外にも何か
出荷できるものはないか
と考えていた時に
静岡の農家が生産する「エシャロット」
知ったそうです。
香川さんは静岡まで出向きとにかく見て
生産方法を学んだそうです!すごい!

で、、エシャロットはどんな関係が…?
オシャレな野菜のイメージですが・・・
元は【らっきょう】だったのです!!

説明
左がらっきょう、右がエシャロット

らっきょうを通常よりも深く植えて
冬に収穫する
そうです。
深く植えることで球の部分が小さく、
白い部分が長く伸びる!


生で食べると・・・
らっきょうより辛さがマイルドな味わいで
マヨネーズや焼肉のたれをつけたり、
地元の方の人気な食べ方は、酢味噌で!
冬になったら
トライしてみようと思います◎

工場へ

この後は
らっきょうの生産工場に行ってきました♪
詳しくはてじーの記事へつづく!

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この記事を書いた人

栃木県出身(海への憧れが人一倍強い)。趣味は温泉巡り。「日本一美しい星空を観察できる県」のキャッチフレーズに魅かれて、この春から鳥取県に移住。鳥取の海の透明度と人の優しさに感動中。CAとして全国を飛び回りながらna-na編集部の一員として鳥取と島根の魅力をゆるっと深堀していきます!

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