山陰の小京都・津和野で楽しむイタリアン。ゆかりある文豪と明治天皇の会食を再現したコースも!|津和野町

こんにちは!りんです!
山陰の小京都とも言われている島根県津和野町に行ってきました♪
津和野町は文豪「森鷗外」のふるさとでもあり、「食」で森鷗外を感じることができる「鷗外食(おうがいしょく)」というものがあります。
<鴎外食について詳しくはコチラの記事へ>

今回は、町内にあるイタリアンレストランで、鷗外が明治天皇との会食で食べたとされている贅沢なコース料理をいただいてきました♪

目次

アットホームなイタリアンレストラン
PINOROSSO(ピノロッソ)

ピノロッソさんは、創業31年のイタリアンレストランです
レストランですが、ケーキやパンの販売もされています!

パンやケーキが充実していたので、そちらの販売が中心なのかなと思ったのですが、お昼になるとレストランはお客さんでいっぱいに!
イタリアンのコースを提供しながらパンやケーキも提供されていることにびっくりしました!

おいしそうなスイーツやパンを横目にお店奥のレストランへ!

清潔感のある店内でありながらも、気張らない雰囲気で落ち着きます。

明治天皇との会食で食べたコース料理を再現!

「鷗外食」として和食を提供されるお店が多い中、ピノロッソさんは、唯一イタリアンを提供されています。
鴎外が明治天皇との会食で食べたとされる漢字で書かれたメニューを、シェフの赤松さんが読み解き、5品のコース(デザートは1皿に2種)を作り上げました。

牛ミンチのパイ包み

まず一品目は、「牛ミンチのパイ包み」
自家製のパイ生地は甘すぎずサクッと食感。中にはたっぷりの牛ミンチが。
パイ生地とひき肉の割合が絶妙で、口に入れた時に一度にミンチとパイ生地を味わえました。
一品目からかなり美味しく、その後の料理に期待が高まります!

若鶏のフリット

続いては、若鶏のフリット。
こちらの若鶏と山菜のフリットは、「衣揚若鶏 注汁」書かれたメニューを参考に作られた一品です。

イタリアンの衣揚げといえば、「フリット」。
そして注汁の部分はトマトのソースとなっています。
サクッと軽い食感の衣の下にはしっとりと柔らかな鶏肉が。
津和野町で採れた山菜のフリットも野菜のおいしさがしっかりと味わえます!

真鯛の皿焼き

三皿目は真鯛の皿焼きです!
真鯛の上には、優しい味わいのマッシュポテトとクリーミーなソースがかかっています!
毎日食べたくなるようなほっこりする料理でした!

メイン 牛肉ステーキ

続いてはメインの牛肉

キノコのうま味が溢れるソースがたっぷりとかかっています!
バルサミコ酢の酸味も少しあり、ペロリと食べられました!

デザート

最後は別腹のデザート!

デザートはアーモンド風味のプリンと蜜柑のジュレです。
プリンを一口食べてみると、とろっと柔らかな食感で濃厚な味わい。
思わず「おいしい~!」と声がもれてしまうほどのおいしさでした!
ジュレはさっぱりとしていて、コースを食べた後のデザートにぴったりです!

こちらのコースは3日前までに予約が必要で、1人前5,500円~(税込)。2名様より受付可となっています。メニューは時期に応じて変更となる場合があるそうです!

シェフの赤松さん

シェフの赤松さんは津和野町の出身。もともとフレンチのシェフでしたが、イタリアンのシンプルなおいしさに惹かれてイタリアンの道へと転身されました。10年間大阪で料理の修行をした後、地元の津和野町でイタリアンレストランをオープン。2024年で31年目を迎えられます。

赤松さんつくる料理は細部までこだわって作られていて、ほっこりとする味わいです。
コース料理だけではなく、ランチメニューもあったので、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか?

<津和野町の旅、春のおすすめスポットも取材しました!>

お店の情報

店名は赤松さんのお名前をイタリア語に翻訳したものだそうです!
イタリア語で「ピノ」は松、「ロッソ」は赤という意味になります。

PINOROSSO
住所:島根県鹿足郡津和野町後田ロ284
定休日:木曜日・不定休
電話番号:0856-72-2778
駐車場:あり

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この記事を書いた人

社会人2年目!na-na編集部で奮闘中!
地元大好き!
山陰の素敵なところをたくさんの人にお伝えできるようにがんばります!!

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