鳥取県倉吉市の鳥取県立美術館でこの夏休み期間に開催されている企画展「水木しげるの妖怪百鬼夜行展」をご紹介します!
水木しげるの妖怪百鬼夜行展

鳥取県境港市出身で、ゲゲゲの鬼太郎や悪魔くんなど、数々の名作を生み出した漫画家・水木しげるさん。

鳥取県立美術館で開催されている企画展では、水木さんの創作の原点に触れることができます。
2022年から全国を巡回していて、6回目の今期、ようやく水木さんのふるさとでの開催となります。


水木さんは、江戸時代から明治時代の妖怪にまつわる書物を参考に、自らの作品を生み出してきたそう。
会場には、その参考資料となった書物のほか、水木さんが描いた原画およそ100点が並びます。

展示の様子をご紹介!


今回は、展示の様子を少しだけご紹介します!

展示室の入り口のすぐそばにはぬりかべが!
最初から、あっと驚くようなしかけがあります。


展示室には、おなじみの妖怪たちの絵が並んでいます。

最初の展示は、水木さんがどんな資料をもとにキャラクターとしての妖怪を生み出してきたかを知るものとなっています。

水木さんは江戸時代の浮世絵師・鳥山石燕に感化されたと言われています。
水木さんの描いた妖怪と、インスピレーションのもととなった浮世絵や絵巻物が並んでいます。

次の展示室では、たくさんの妖怪画がずらりと並んでいます。
水木さんが実際に描いた原画を、テーマごとに展示しているそうです。

カラー作品の彩色に使われた染料の、独特の深みがある色合いにも注目です。

全国を巡回している企画展ですが、山陰限定の展示も。
「ひだる神」など、この地方に伝わる妖怪の原画が展示されています。

館内には、スマートフォンのアプリを使用し、妖怪の世界をARで楽しむ体験ができるようになっています。
館内に7体いる妖怪を探しながら楽しむことができます!
子どもから大人まで楽しめる展示となっているこの企画展。新しい技術で様々な楽しみ方ができるようになっています。
ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。
企画展情報
水木しげるの妖怪百鬼夜行展
会場:鳥取県立美術館 企画展示室
会期:2025年7月19日~8月31日
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
夜間開館イベント:8/2(土)、8/9(土)、10(日)、30(土)、31(日)。いずれも21時まで開館
休館日:月曜日
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