鳥取県八頭町にあるキャンプ場「八東ふる里の森」に出かけてきました
そこで出会えたのが・・・
「オオコノハズク」のヒナです。
モフモフでかわいい~~
このときは生後20日ほど。巣立ちまであとわずか、という時期でした。
オオコノハズクは、フクロウ科の鳥で、日本各地に生息しています。
ですが、子育て中の姿をこんな間近で見ることができるのは、おそらく日本の中でもここだけ!?というほど貴重な姿なんです。
八東ふる里の森では、人を鳥から遠ざけるのではなく、独自のルールを作って、人が近づいても鳥たちが安心して子育てできる環境づくりをしています。
そのためこの森には、多くのカメラマンが集まるのにも関わらず、オオコノハズク、コノハズク、アカショウビンといった、珍しい野鳥たちが子育てをしにやってきています。
私がお伺いした時にも、鳥の姿を一目見ようと、わざわざ関東、関西から訪れているお客さんにお会いしました。
そして、こんなに間近で鳥の姿を見られるふる里の森だからこそ!!
本格的なカメラではなく、スマホで撮影に挑戦してみました。
大きなレンズのカメラには及びませんが…。
肉眼ではっきりと巣箱が見える距離まで近づくことができるので、ヒナが顔を出したときには、スマホを通しても、自分の目でも可愛い姿を確認することができます。
巣の中には5月終わりに孵化した2匹のヒナがいるそうです。
30分に1回くらい、親鳥が交互に餌を持ってくるのですが、もう巣立ちが近いということで、なかなか餌を持ってきてくれない時間帯も・・・。(餌の時間を空けることで巣立ちを促しているそうです!)
1時間に数回のシャッターチャンスを待つ・・・という根気のいる撮影ですが、森の中にはフクロウの声が響いたり、新鮮な森の香りを楽しんだり…待ち時間も苦にはなりませんでした。
7月になると、コノハズクが子育てをすると話されていて、この日もコノハズクの「ブッポーソー」という声が森に響いていました。
八東ふる里の森には、「キャンプ」や「バーベキュー」「サウナ」など自然を楽しめる施設がたくさんあります。
鳥も人も魅了する素敵な森にでかけてみてはいかがでしょうか?