【移住】会社員から日本一のどぶろくメーカー社長に!【鳥取県伯耆町】

こんにちは、うがちゃんです。
近年テレワークの普及により、
働く場所を選ばない働き方が広がりを
見せていますね!
私も鳥取県に移住をし、あっという間に
5か月目に突入~!時の流れ早い。

移住をしている人たちはどんな生活を
しているのか気になりませんか?

ということで、、、
鳥取県の移住者の先輩に
お話を伺っていきたいと思います!

目次

鳥取県へUターン移住 遠藤みさとさん

遠藤さん

伯耆町にあるどぶろくの製造販売
『株式会社 上代 』社長
遠藤みさとさん(25)
2022年1月にUターン移住をしました。

遠藤みさとさん(米子市出身)の
Uターンまでの主な流れ


大阪の大学へ進学し、経営学を学ぶ
    ↓ 卒業後
大阪にあるコンサルタント会社へ就職

株式会社 上代の社長就任を
きっかけにUターン

なぜUターン?なぜ社長!?

インタビュー中の遠藤さん

もともと地元(鳥取)が好きでいつかは
地元の戻りたいと思っていた
そう。
大学卒業後、大阪でコンサルタント会社で勤務していましたが、親戚から上代のどぶろくがなくなることを知らされ…
「ファンがいるのになくなるのはもったいない」と後継者に名乗りを挙げた。
これをきっかけに米子の実家にUターンを決意。

どんな仕事をしているの?

製造風景
どぶろくの製造風景

どぶろくとは、米と米麹、水を発酵させて造るお酒。製造方法は日本酒とよく似ていますが、もろみを一切濾さないため、お米本来の味わいが楽しめます。

上代は、2009年に地域の賑わいと取り戻そうと住民たちの手によって設立され、どぶろく造りをスタート。2013年にはどぶろくの全国コンテストで日本一になりました!
しかし、酒造りに携わってきた人の高齢化や、施設の老朽化が重なり、会社を廃業する方針が固まりつつあったそうです。
そんな中、上代をなくしたくないと名乗りを上げたのが遠藤さんです。

遠藤さんの仕事内容は様々!
ブランディング、企画、営業、幹部会議、
ラベルの貼り付け
などなど。
社長として様々な業務を行います。
また、会社の経営だけでなく、
地域活性化にも力を入れる遠藤さん。

地域と連携した様々な取り組みも行っています。

作業風景
ラベルの貼り付けも一つ一つ手作業で
丁寧に行われていました。

共に働く、もう1人の移住者 
請川さん(香川県出身)

請川さん

遠藤さんと共に上代のどぶろくを継いだ
請川雄哉(ウケガワユウヤ)さん。
大学は農学部でインドネシアに1年間留学し、土の研究やゴミ問題について考え、村長と共に事業の立ち上げなどを行っていたそうです。

インドネシア滞在
インドネシアの仲間たち写る請川さん。
2列目左から5人目
現地での様子
現地の仲間たちと共に食事をする様子

現地で仲の良かったインドネシア人の友人が鳥取に留学することになり、請川さんも鳥取へ遊びに来ました。その時にたまたま、遠藤さんと上代のどぶろくのことを知り、共に事業を継ぐことを決めたそうです。

作業中の請川さん
どぶろくの製造を担う請川さん。
会社近くの古民家に住んでいるそうです!

あまりにもすごい行動力と不思議な縁に驚きました。現在は経営の面を遠藤さんが社長として行い、製造の面を請川さんが担っています。

お休みの日は何をしているの?

休日の遠藤さん
素敵な笑顔で日本酒を楽しむ遠藤さん

休日の過ごし方について遠藤さんに
きいてみたところ…
趣味は旅行やお酒、釣りなど♪
特に酒造会社を見に行ったり、日本酒を飲みに行くことが多いそうです。どのようにお店で提供されているのかやどんな売り出し方がされているのか見に行ったりしているそうです。
日本酒を飲みに行った場で様々縁が繋がったり、新しい交友関係も広がることもそうです!

鳥取県のいいところ

鳥取県のいいところ
学生時代に地元でタピオカ店をオープン!
遠い知り合いまで応援の声をかけてくれるなど
地元の温かさを感じたそう。

遠藤さん曰く、県外に出ていた経験から改めて鳥取県の良さを再認識したそうです。
特に遠藤さんが感じる鳥取県のいいところは人が優しい周りの人が挑戦をしっかり受け入れてくれる応援してくれる自然が豊か、など。

移住をするにあたって利用した制度

インタビュー中の様子

遠藤さんは県外に出ていた期間の長さが
制度を受けれる期間に達していなかった
ため、特に利用しなかったそうです。
県外に〇年以上在住など様々など条件に
よっては移住定住支援策等もありますので
参考に
してみるといいですね!

ふるさと鳥取県定住機構
公式HPも参考にしてみてね♪
🔎https://furusato.tori-info.co.jp/

今後の目標について

上代後継者の二人

株式会社上代の社長として、
会社の利益を上げるだけでなくて、
地域活性化や若い世代が人生の選択肢を
広げられるような取り組みもしていきたい
とお話してくださいました。
会社のお隣にある旧校舎を使って、
地元の食材を生かした体験型のカフェなど…様々な構想を練っているそうです!

上代 どぶろく

どぶろく上代_甘酒

この日、上代は出荷分で売り切れとのことでしたので…甘酒と上代よりもアルコール度数の低い『もろみ美人』を頂きました。
『あま酒』こうじの甘さがしっかり感じられとってもおいしかったです。腸活にもぴったり毎日飲みたい味でした!
『もろみ美人』通常のどぶろくよりもアルコール度数が低めの8%でどぶろくになじみのない若い世代でも飲みやすく仕上がっているそうです!【米・水・こうじ】だけでできています。
どぶろくには美肌効果や血流が良くなるなどいいこともたくさん♪
実際に自宅でいただいてみましたが、お米のつぶつぶ感と甘さが感じられるとともに、いい香りがふんわり鼻に抜けていきます。
どぶろくってこんなに飲みやすいんだ~!
と驚きました。

最後に

お忙しい中ご協力いただき、ありがとうございました。

遠藤さんと請川さんに移住生活についてお話を伺ってきましたが、いかがでしたか?
今回2人にインタビューさせていただき、
鳥取県は本当に人が優しく、自然豊かで
魅力にあふれる県だとより実感しました。
これから移住をする人や移住を考えている方の参考になれば幸いです♪

株式会社 上代 
📍鳥取県西伯郡伯耆町福岡2073-1
☎0859-62-1711
🌈Instagram
源流どぶろく上代
『doburoku_kamidai』で検索🔎

📓遠藤さんと請川さんの奮闘を綴ったInstagramアカウントもチェック♪
【遠藤さん】社長奮闘中
『misato_doburoku』
【請川さん】杜氏奮闘中
『uke_doburoku』

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この記事を書いた人

栃木県出身(海への憧れが人一倍強い)。趣味は温泉巡り。「日本一美しい星空を観察できる県」のキャッチフレーズに魅かれて、この春から鳥取県に移住。鳥取の海の透明度と人の優しさに感動中。CAとして全国を飛び回りながらna-na編集部の一員として鳥取と島根の魅力をゆるっと深堀していきます!

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