鳥取県にある標高1709メートルの大山(だいせん)。
登山をするとなると準備がいりますが、体力に自信のない方も気軽に参加できるガイドツアー「さくっとだいせんさんぽ」をご紹介します。
ツアー時間は約1時間半。
ガイドとともにゆっくりと散歩し大山の自然や歴史を堪能するツアーです。
普段通らない道を案内してもらったり、オプションプランとして、プロのカメラマンにツアー中の様子を撮影してもらうこともできます。
さくっとだいせんさんぽ
料金:1人 2,000円
旅の思い出を写真に残すカメラマン同行プラン1グループ 5,000円(ツアー料金別)
ツアー希望日の7日前までに要予約
※直前の場合は直接電話で問い合わせください
まず向かったのは、大山観光の定番スポットでもある大山寺。
寺へは長い階段が続いていて、通常参拝客はこの階段を登って向かいますが、今回は森の中の道へ。
森の中に広がるのはブナの木。
大山は西日本で一番ブナが広がっている森がある場所で、大山のシンボル的な木ともなっています。
ゆっくりと深呼吸すれば、緑のいい香りとともに、澄んだ森の空気を味わえます。
大山寺本堂で、“撫でたら一つ、願いが叶う”といわれる宝牛にお願いをした後は、再び新緑の散歩道へ。
つづいては、大きな岩がまるで門のようになっている“金門”。
昔は大山の入り口だったといわれ、夏至の前後2週間に沈む夕日は、この間を通ります。
そして、この岩が夕日で金色に…!
これが名前の由来になっているのではないか…ともいわれているそうです。
最後に国の重要文化財で国内最大の権現造りである大神山神社奥宮でお参りを終えて、山を下ります。
およそ1時間半のサクッと散歩。
短い中でも見どころたくさん!なにより自然の中で心あらわれる体験でした。