鳥取市青谷町。
青い谷と聞けば、風の谷の何とかのように何か浪漫を感じます。
山陰道開通でやや往来の減った国道9号線を、鳥取空港からは鳥取砂丘を背にして進む。
観光客目線ではやや足が遠のいてしまう青谷町ですが、実は海に囲まれた絶景スポットがあるんです。
青谷町の絶景スポット紹介
魚見台
ひとつ目の絶景スポットは「魚見台」(うおみだい)と名付けられた展望駐車場です。
気高町と青谷町の境目にあり東に向かってせり出しているこの場所。昔はここで魚影を探したという言い伝えがあるとおり、海を上から一望でき、晴れていれば鳥取砂丘まで見渡せます。
こちらは少し早起きして、広い海に差し込む日の出が最高の絶景です。
長尾鼻岬
続いて魚見台から1.5キロほどさらに進むと現れるのふたつ目の絶景スポット「長尾鼻岬」。
岬を縦断する小道を500メートルほど進むと、磯釣り組合が管理する釣り人用の駐車場があり、釣り人は有料ですが、観光客は無料で利用できます。
長尾鼻岬には長尾鼻灯台があり青い空に白い姿が映えます。
※長尾鼻灯台は海上保安庁が管理しているため敷地内には入れません。
案内図によるとかなり断崖絶壁・・・でも釣り人はよく釣りをされているようです。
夕陽ヶ丘展望台
少し西に小道を行くと夕陽ヶ丘展望台。
こちらは西に向かって一望できるため夕日の絶景スポットです。
岬を北に降りると大海原も・・・
まさに青い海に囲まれた青谷ならではの青い絶景です。
青谷町のおすすめ食事スポット
朝日から夕陽まで・・・絶景を楽しむためにはお食事処も必要ですよね。
コーヒー&ギフトのお店「五島」
青谷町内にあるコーヒー&ギフトのお店「五島」のメニューにあるのが、なんと「やよいカレー」。
弥生人で有名な青谷らしく「発掘」をイメージしたスプーンが登場!
雰囲気が出ていいです。何が発掘されるかはお楽しみ。
※青谷町は弥生時代の遺跡発掘が進んでいることで有名です。来年度には青谷かみじち史跡公園も順次オープンしますね。町が一丸となって応援しているようです。
浜千鳥
先代から受け継ぐ秘伝のたれを使った鉄板焼きが楽しめるお店です。価格もリーズナブルなのに美味しい!
松原食堂
地元の常連さんでにぎわう老舗定食屋「松原食堂」。肉か魚の日替わりに、牛骨ラーメンも美味しいです。
青谷をPRする地元高校の取組
これらの青谷町の魅力を利活用すべく、地元の青谷高校では今年あるプロジェクトが進行しています。
(→「海と灯台プロジェクト」ウェブページ)
高校では、長尾鼻灯台や青谷の魅力を発見する授業が続けられ、地元イラストレーター伊吹春香さんを交えた観光マンガづくりも行われているそうです。
2023年の2月頃にはマンガが完成しお披露目されるようです。
地元の人も意外と気づかない素敵な景色や町の魅力が詰まった青谷町が、高校生によってどのように魅力発掘されるのか楽しみです!