山陰初!今人気のキッチンブランド「グラフテクト」ショールームが誕生。見て触って考える、自分の暮らしに溶け込むキッチン|鳥取県米子市

こんにちは。
インテリアコーディネーターのアダチツヨシです。

2025年、今年は巳年。
巳年は、「新しいことがはじまる年」だけでなく「変化や再スタートのチャンス」といった意味があるそうです。
今一度身近なところからインテリアを見直すことでも、自分にとっての心地よい暮らしを得るチャンスになりそうですね!

さて今回は、鳥取県米子市に昨秋オープンしたばかりのキッチンショールームをご紹介します。
“キッチンショールーム”って、なかなかふらっとは立ち寄りにくい印象がありませんか?
そんなイメージが変わる場所になりそうです。

目次

今人気のキッチンブランド「グラフテクト」

2024年10月、米子市のリビングハウスJU米子髙島屋店内に「グラフテクト米子ショールーム」が提携店舗としてオープンしました。
40年以上の歴史があり、国産のオーダーキッチンとして名高い日本発のブランド「kitchenhouse(キッチンハウス)」の、セカンドラインとして2014年に誕生したのが、「GRAFTEKT(グラフテクト)」です。

キッチンハウスの品質の高さはそのままに、対応仕様をセミオーダーのように厳選することで価格を抑え、玄人志向のカスタマイズをカジュアルに楽しむことができます。

ブランドが生まれて10年ほどながら、インスタグラムなどで紹介される事例が注目を集めるなど、おしゃれなキッチン通の間ではよく知られているんです。

「家の間取りとキッチン一緒に考えませんか?」

そんなメッセージを投げかけるブランド。
住まいづくりを考えるとき、内装(床材、壁材など)→設備(キッチンなど)→家具などのように順を追って考えられがち。
でも、トータルでバランスの良い空間をデザインするには、やっぱり同時進行で考えるのが理想的です。

全国でも少ない、インテリアショップ内にあるキッチンショールーム

グラフテクトのショールームは、全国に17箇所(2025年1月現在)。
その中でも、グラフテクト米子ショールームは山陰で唯一のショールームです。

ここの魅力は、何といってもインテリアショップ内にあるということ。
ベーシックなものからエッジの効いたものまで、豊富なアイテムが揃うリビングハウスのインテリアと組み合わせることで、システムキッチンが暮らしに溶け込む様子を、よりリアルにイメージすることができます。

キッチンとダイニングシーンを同時に創る。
そんなことができる環境は、国内でも多くはありません。
インテリアショップとの連携により、実際にお部屋に置く家具をどんなカラーにしようか考えながら、並行してキッチンのカラーを選んでいくなんてことができるわけです。

ディスプレイで組み合わせられているダイニングチェアをひとつ入れ替えてみるだけでも空間の雰囲気は変わります。

気軽に色々なタイプの椅子と入れ替えてみる体験ができる他、リビングハウスの家具、バーミキュラやバルミューダといったおしゃれ家電やキッチン用品などもトータルでの相談が可能です。
そんな「空間」としてのバランスを計ることができるのが米子ショールームの最大のメリットといっても良いでしょう。

実は、グラフテクト自体でもオリジナルのダイニングテーブルやチェアといったダイニングアイテムを発売しています。
なので、キッチンの並びにダイニングテーブルを置く場合に、テーブルをキッチンにくっつける加工をすることもできちゃうんです。
そうすると、テーブルの脚が片方無くなることで椅子の可動幅も広くなり、見た目もスッキリします。

ただその場合、将来的にテーブルだけを買い替えることができなくなるデメリットもあるので注意は必要ですが・・・。
そんなメリット、デメリットもしっかりとスタッフさんが丁寧に相談に乗ってくれます。

目で見て、触って選ぶことの大切さ

キッチン選びで悩むポイントとして挙げられるのは、やはり使い勝手や機能性についてでしょう。
でも、毎日過ごす空間における調和も譲れないポイントではないでしょうか?

グラフテクトのキッチンは、キッチン+カップボードで175万円(税別)のベーシックな組み合わせを基本形として、そこに足したり引いたりすることでアレンジできる、多彩ながらもわかりやすい選択肢が魅力です。

ショールームでは、現物のキッチン展示と多数のサンプルを見ながら、11種類のレイアウトと29種類のカラーの組み合わせを感覚的に組み合わせることができます(別途オプションも多数用意あり)。

引出しの取っ手のサンプルをざっと挙げただけでも、こんなにあります。

ただ、単なる取っ手と侮ることなかれ。

さて、ここで問題です。
次の「A」と「B」それぞれのタイプの取っ手を、食器収納の引出しに採用する場合、あなたならどちらを選びますか?

「A」はコの字型のオーソドックスなタイプ。

「B」はまっすぐな板の裏側に少し手掛けの切り込みの入ったタイプ。

極力シンプルなデザインが好きな私は、迷わずBのタイプを選択するところでしたが・・・。

「例えば、引出しの中に食器を収納しようと片手で引き出そうとすると、この手のタイプは力の入れ方が難しい場合もあるんですよ。」
そんなアドバイスをしてくれたスタッフさん。

取っ手ひとつでも、後の満足度を大きく左右するんです。
私たちが見落としがちなポイントも、プロのサポートがあると安心です。

実際に説明を聞いて、見て触って選ぶことって、やっぱり大切ですね。

誰もが気軽に立ち寄れる場所

グラフテクトのショールームはまだ全国でも少ないため、実際に色味や質感を確かめることのできる場所も限られています。
そんな環境なので、問い合わせも増加中。
いろんなメーカーの製品を比較検討する際にも、やはり現物を確認しておきたいものですよね。

実物をいろいろと触ってみると、個人的にグッとくるポイントを見つけたりもするもの。
私は、“マグネットプッシュキャッチ”の金具のデザインに一目惚れでした。(ちょっとマニアック過ぎましたね・・・)

グラフテクト米子サテライトショールームは、髙島屋へのお買い物のついでや、リビングハウスへインテリアを見に行くついでなどに気軽に立ち寄ることができ、日々の暮らしをアップデートするための情報収集も楽しめる場所でした。

目下キッチンを検討中の方は、ブランドオフィシャルサイトでシミュレーションや見積り作成も自分でできるそうなので、お試しの上、ご来店されるのもおすすめだそうです。

<グラフテクト オフィシャルサイト>

キッチンについて深く考えることって人生の中でもそうそう機会があるわけではないですが、だからこそ非日常の体験や新しい発見があったりします。
私自身もとっても勉強になりました!

日常の暮らしに関するお悩み事など、些細なことでもインテリアコーディネーターへお気軽にご相談を。

お問い合わせ、ご相談はSNSのDM(Instagram)または、ホームページからご連絡ください。

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この記事を書いた人

米子市出身。fogliaインテリア事業ディレクター/築古賃貸物件オーナー/インテリアコーディネーター(インテリア産業協会公認)
北欧インテリアショップでの長年の店長経験をもとにインテリアコーディネーターとして活動中。
好奇心旺盛なインテリア愛好家。好きなものに囲まれて、暮らしを楽しく快適にするヒントを発信していきます!

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