サウナの中で、タオルを仰ぎ熱風をおくる「アウフグース」という言葉をご存知でしょうか。
そのタオルさばきや独創性を競う大会もおこなれていて、アウフグースを行う人は「アウフギーサー(熱波師)」呼ばれています。
そして、日本を代表するアウフギーサーの一人が、サウナで地域を盛り上げようと鳥取県に移住し活動を始めています。
鳥取県琴浦町の地域おこし協力隊として、2021年5月に鳥取県へと移住した五塔熱子さん。
アウフグースの第一人者で、国内の大会で優勝するほどの腕前。
熱子さんの熱波を受けたいと、そして技を一目見ようと全国から鳥取へ訪れる人もいるほどです。
熱子さんが今目指しているのは、2022年9月にオランダで行われる世界大会です。
この世界大会にむけて、今月行われる日本予選には、人気のアウフギーサー32人、団体13組が出場します。
今回の演技では、山陰を世界に発信しようと「ヤマタノオロチ」をテーマにしました。
熱子さんは、「目指すのは優勝。ひと仰ぎひと仰ぎに魂を込めます。」と意気込み、熱い戦いに向かいます。