鳥取県米子市の繁華街、朝日町近くにある「Somke&Brew加賀」。
夜のみの営業で燻製料理とお酒を楽しめるお店です。
Somke&Brew加賀
歴史あるたたずまいで、
店内にはこだわりのお酒がたくさん並んでいます。
かきの燻製
さっそくイチオシの「かきの燻製」をいただきます。
燻製された牡蠣は、黄金色。口に入れた瞬間スモーキーな良い香りがします。
舌触りは滑らかでしっとり柔らかです。燻製したあとにオリーブオイルにつけることでしっとり感を出しています。
今が旬の牡蠣は広島県産を使用。
ソミュール液と呼ばれる調味料やスパイスを加えた塩水に半日ほど漬け込むことで、牡蠣独特の臭みがとれるそう。
魚と一緒で燻製する前に1日干し、燻製すること90分。
その後さらに乾燥させ、オイルに漬け込むというかなりの手間ひまをかけた逸品です。
かきの燻製に合わせるお酒
これに合うと店主がおすすめしてくださったのは
「大分の安心院(あじむ)ワインの白ワイン」です。
ハーブのようないい香りがするキレのあるワインで、口の中をさっぱりさせつつ、スモークの余韻も残してくれる、まさにぴったりのペアリングだと思いました!
燻製やお酒に精通している店主・井上さんですが、実はこの業界に入ったのは数年前だそう。
京都府出身の井上さん。仕事の関係で29歳のとき鳥取へ。
前職は建築士で、内装も前職の経験を生かし、自らリフォームしたそう。
たまたま居合わせた人でもお酒を飲むと仲良くなったりみんなで飲んでいる感じが出ればいいなと考え、カウンターをL字型にしたそう。
お酒のコンセプトは、
日本酒は地酒よりも全国のもの、
ワインは海外よりも日本のものを提供。
料理は、できるだけ既製品を使わず自分で作るように心がけているそうです!
おでん
続いていただくのは寒~い冬に食べたい「おでん」。
大根にはだしがしっかり染みていて柔らかい。
牛すじはぷるっぷるです。
かつお節と昆布の魚介だしと牛すじの動物系の脂の甘みがマッチしていてうまみたっぷりです。
このおでんに合わせるのは
宮城県の日本酒「日高見(ひだかみ)」。
飲みやすい辛口で、おでんと合わせれば無限ループのはじまり。
手間ひまかけてつくられた燻製料理と
日本全国から店主がセレクトしたお酒とのペアリングを楽しんでみませんか?
お店情報
「Somke&Brew加賀」
住所:米子市西倉吉町26-7
電話:070-3641-8690
営業時間:18:30~24:00
定休日:日曜
臨時休業等Instagramに掲載
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