【CA移住日記】日々の暮らしに寄り添う器【出西窯@出雲市】

こんにちは☺
鳥取へ移住をする前から、気に入ったお皿を少しずつ集めていましたが、
最近はそのペースに拍車がかかっています!

ついに先日、鳥取民藝美術館の年パスも
購入しました…♡

今回訪れたのは、島根県出雲市にある出西窯
始まりは昭和22年。
子どもの頃から親しかった5人の男性によって作られました。

出西窯の展示販売場「くらしの陶・無自性館」
この建物は明治初期には米蔵でした。

現在陶器を作っている陶工さんは15名。
地元の素材や土にこだわり、「普段使いできる器」を作っています。

「無自性」という言葉には「何事も自分ひとりではなく、みんなのおかげさま」という意味があるそうです。

店内に入ると一番最初に目に入るのは深みのある青の器!!

器を焼く登り窯・灯油窯・電気窯のなかで、この「出西ブルー」の青がきれいに表れるのは灯油窯とのことです。

お皿それぞれ色の出方が違うので
お気に入りを選ぶのも楽しい!

工房の様子

工房は「くらしの陶・無自性館」のすぐとなり。
中には6室あるのぼり窯2基の灯油窯と陶工さんが1人1台ずつ作業をするろくろがずらっと並んでいます!

※現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、工房の見学は中止しております。

のぼり窯は6月の火入れに向け準備真っ最中!

のぼり窯も灯油窯も、陶工さんの熱意が詰まっている神聖な場所で圧倒されました…。

手元で繊細な作業をされているにも関わらず…!陶工さんは器作りについて丁寧にお話してくださり、工房内はとても温かい雰囲気です。

15人の陶工さんは分業ではなく、
作品の工程すべてを1人で行います。
バーナード・リーチ先生のご指導で作られた
フォルムが美しいモーニングカップ。

器を使う

数々の工程を経て、
陶工さんの想いがたっぷり詰まり出来上がった
世界でたったひとつの器。
器にのせるお料理を想像しながら選ぶ時間も
とても楽しい…!!🍳

悩みに悩んで店内をぐるぐる…。
猫ちゃん用の食器として大人気のキャットボウル!

今回はオーブン対応の陶器であるグラタン皿を購入!早速グラタンを作ると、いつもよりも
何百倍もおいしく感じました。💛

ホワイトソースには白バラ牛乳を使いました💛

「無自性」の言葉をまさに体現しながら温かい陶工のみなさまが作っている、温かみのある器。
お気に入りの器を探しに、是非足を運んでみてください!

出西窯
展示販売場「くらしの陶・無自性館」

🕗9:00~18:00
🏠島根県出雲市斐川町出西3368
🚘駐車場あり(80台)
📞0853-72-0239
💻https://www.shussai.jp/
🌟毎週火曜定休(祝日を除く)

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この記事を書いた人

神奈川県出身。
CAとして全国を飛び回りながら、
この春鳥取に移住。
兼業としてna-na編集部の一員となりました。
一眼カメラと御朱印帳を携えて、
山陰のパワースポットを巡ろうと計画中!
全国各地の動物園の年パスを持つほどの
動物好きです。(特にコアラとパンダ)
記事を読んでくださった皆さまと一緒に
山陰の”好き”をたくさん見つけていきたいです。

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