梅雨も本格化してきて、湿気が多くジメジメする日が続きますね、、、
そんなときに気分を変える『さっぱりできるレシピ』について専門家に聞きました。
教えてくれるのは、栄養学の大学教授・今中美栄さん
島根県立大学健康栄養学科教授の今中美栄(いまなか・みえ)さん。
専門は栄養教育学で、未来の管理栄養士の育成に努めておられます。
日本海テレビで放送中の『おびわんっ!』(平日夕方1620~1650)に出演し、食や栄養についての発信もされています!
蒸し暑さで胃腸も弱り気味…旬の味覚を使ったさっぱりレシピ
梅雨の時期は、蒸し暑さで胃腸も弱り気味…。
つい、あっさりしたものを選びがちですが、たんぱく質や脂肪は免疫力を維持するためにも必要な栄養です。特にビタミンB群の多い豚肉は、こんな時期の疲労回復におすすめです。脂っこいものは…と考えがちですが、みなさまになじみのある鳥取県特産のらっきょうを使った『さっぱりレシピ』をお伝えします。
レシピ紹介
甘酢らっきょうの豚串焼
材料(4人前:8本)
・らっきょうの甘酢漬…16片
・豚バラ肉…厚切り2枚程度(120g/枚×2枚)
・塩コショウ・油…少々
・お好みで、焼き肉のたれやポン酢でさっぱりと
・竹串…8本
作り方
① 豚バラ肉を1口大、24片に分割して切ります。
② 竹串に豚バラ肉、らっきょうを交互に刺します。(豚肉3片+らっきょう2片/本)
③ 塩コショウを両面になじませます。
④ 油をひいたフライパンで、両面を中火でじっくり焼きます。
⑤ そのままでも、お好みでたれをかけて召し上がれ!
らっきょうの甘酸っぱさが豚肉のうまみを引き出してくれます!
らっきょう漬けのさっぱりとした酸味が豚の脂のうま味を引き出し、まろやかにしてくれます。また、酸味は豚肉を柔らかくする効果もありますので、消化吸収をよくし、食欲増進にも効果的です。晩酌のあてにもいかがですか?
生らっきょうの豚しゃぶサラダ
材料(4人前)
・生らっきょう…8片
・大葉(ネギやミョウガなどの薬味はお好みで!)
・豚スライス肉…8枚から10枚程度
・塩
・サラダ菜
・ミニトマト
・ドレッシング(おうちにあるものでOK、おろしポン酢もおススメ!)
作り方
①豚スライスを1口大に切って、塩ゆでし、冷水で冷やしておきます。
②生らっきょうは、外皮をむき、薄くスライスして、水にさらしておきます。
③薬味の大葉を千切りにします。
④豚肉と生らっきょう、大葉をボールに入れて、軽く塩を振り一緒に和えます。
⑤サラダ菜を敷いた器に盛り付けて、ミニトマトを散らせば、できあがり!
お好みのドレッシングをかけて、召し上がれ!
このシーズンでなければ、楽しめない「生らっきょう」!山陰地方でなければ、なかなかお目にかかれない逸品です。新鮮な生らっきょうは、辛みも少なく、適度なでんぷんを蓄え、ほっこりと優しい甘さがあり、梅雨時期の食欲増進には、欠かせないとっておきの食材です!
栄養価の高い豚肉にたっぷりと和えることで、さっぱりとした食感と風味が食欲をそそります!新鮮だからこそ、ビタミンCやシャキシャキの食物繊維が豊富な生らっきょう!美肌やダイエット志向の女性にもおすすめです(^^♪