紹介メニュー
・煎茶飯
・たけのこの土佐煮
・新玉ねぎとじゃこのサラダ
・えのきのかきたま汁
5月ってどんな季節?
こんにちは、スズです!
肌寒い日が続いたかと思えば、すでに夏のような日があり………安定しない毎日です。
さて、そんな空模様ですが、暦の上では5月6日頃に立夏を迎え、すでに夏が始まっています。その少し前、毎年5月2日頃は立春から数えて88日目なので「八十八夜」といい、「米」という字が八十八を組み合わせてできることから、米づくりの大切な時期で、農家の人々にとって特別な日とされます。
また、茶畑では茶摘みが始まります。美味しい一番茶が味わえますよ。日本茶にはカラダにとって嬉しい効用がいっぱい! 鎌倉時代頃には、薬として飲まれていたともいわれています。
行楽日和で楽しい時期ですが、同時に「五月病」に悩まされることも。日常の中に、お茶を飲む習慣をしっかり取り入れて元気な毎日を過ごしましょう✨
レシピ
煎茶飯
《材料 作りやすい分量》
・米…1合
・濃いめの煎茶…180ml
・茶葉…小さじ1
・塩…小さじ1/2
《作り方》
①米を洗って、水けをきる。
②煎茶を濃いめに出し、茶葉を小さじ1分とっておく。
★煎茶は、沸騰したお湯を一旦茶碗などに注ぎ、お湯の温度を冷ますとおいしく入れられる。
③炊飯器に米を入れ、②の煎茶と茶葉、塩を入れて炊く。
煎茶は緑茶の一種。コレステロール値や血圧、血糖値を下げる働きがあり、高血圧や糖尿病の予防に期待ができます。抗酸化作用からはアンチエイジングや抗がん作用、抗菌作用からは口臭予防や虫歯予防、整腸作用などの効用も。日本茶を飲むことは、カラダにいいことがたくさんあります!
※少量ではありますがカフェインが含まれているため、カフェインに弱い方は夜ごはんには控えるなど、ご注意ください。
たけのこの土佐煮
《材料》
・ゆでたけのこ…1本
・かつお節…30g
・だし汁…1カップ
【A】
・酒…大さじ3
・砂糖…大さじ3
・みりん…大さじ2
・しょうゆ…大さじ3
・木の芽…お好みで
《作り方》
①たけのこは、穂先を3~4cmの四つ割り、根元を7~8mm厚さのいちょう切りにする。
② 鍋にかつお節を入れ、弱火で乾煎りをする。カサカサしてきたら取り出し、手で細かくなるようにもむ。
③鍋にだし汁を入れ、煮立ったら【A】と①のたけのこを加える。再び煮立ったらアクをとり、落し蓋をして中火で煮る。煮汁が少なくなったら鍋をゆすり、上下を返す。
④煮汁がなくなったら②のかつお節をかけて手早くまぜ、器に盛る。お好みで木の芽をのせる。
たけのこの煮物にかつお節を加えると「土佐煮」になります。たけのこのチロシンとかつお節のイノシン酸は、ともに脳の老化防止に有効とされる成分。豊富に含まれるアミノ酸を効率よく摂取するには、煮物がぴったりです。自分でたけのこを茹でるときは、米のとぎ汁でゆでてアク抜きをしましょう。
新玉ねぎとじゃこのサラダ
《材料 2人分》
・新玉ねぎ…2個
・ちりめんじゃこ…適量
【A】
・めんつゆ…50ml
・酢…大さじ1
《作り方》
①新玉ねぎは、繊維にそって薄切りにする。
②じゃこをのせ、【A】、オリーブオイルをかける。
超超超簡単なのに、永遠に箸が止まらなくなる「無限玉ねぎ」です! 玉ねぎの独特の辛み成分である硫化アリルと酢の組み合わせは、血液サラサラ効果に。常備野菜にも◎
調味料の【A】は食べていただくと分かりますが、お味はポン酢。それだけでも美味しいのですが、お好みでオリーブオイルをかけると風味がガラッと変わり、おすすめです。
えのきのかきたま汁
《材料 2人分》
・えのき…1/2株
・卵…1個
・万能ねぎ、または木の芽…お好みで
・だし汁…400ml
【A】
・酒…大さじ1
・塩…小さじ1/4
・しょうゆ…少々
《作り方》
①えのきはいしづきをとって3等分にする。卵は溶きほぐしておく。
②だし汁に【A】を入れてひと煮立ちさせ、えのきを加える。
③再び煮立たせ、溶き卵を細く流し入れる。菜箸で大きくかき混ぜ、卵がふんわりと浮いてきたら火を止めて器に入れる。
④小口切りにした万能ねぎ、または木の芽をのせる。
歳時記ごはんではおなじみ、きのこの汁物です!(笑) えのき以外でも、エリンギ、舞茸、しめじなどに変更もできますし、すましの他にも味噌汁、コンソメ、鶏がらスープなど、きのこの汁物はアレンジが無限。あと一品……や、汁物がない……など困ったときのお助けレシピです。