【節分の日レシピ】家にある食材で手軽にできる恵方巻!|歳時記ごはん

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2月の献立 邪気を払おう!身体も温まる節分メニュー

紹介するレシピ
・恵方巻
・けんちん汁

こんにちは、スズです!

早いもので、2023年になり1ヶ月が経ちました。年末の寒さも和らぎ、何だか穏やかな年になりそうかな?と思っていたのも束の間。
原稿を書いている現在、窓の外は10年ぶりの寒波により猛烈な吹雪で大荒れになっています。

どこかで「うさぎ年は大雪になる」と聞いたことがあるのですが、どうやら本当だったようですね。この寒さ、今回で終わることを祈るばかりです。

さて、とはいえ迎え立春。暦の上ではもうすぐ春です。
もともと「節分」とは「季節を分ける」という意味で、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをいいます。旧暦では立春が1年のはじまりとされ、その前日である2月3日の節分は特に重要とされていました。そのため新年の邪気を払う行事が今でも行われていますね。今では「節分」というと、豆まきをし、恵方巻きを食べる2月3日のことを指すようになりました。

ということで、今回の歳時記ごはんは【恵方巻き】と【けんちん汁】の節分メニューです!
けんちん汁は、根菜たっぷりで身体もぽっかぽかになります。

恵方巻きは、七福神になぞらえて7種の具材を入れると縁起がいいとされています。基本の具材は、かんぴょう、しいたけ、えび、きゅうり、アナゴ、卵焼き、桜でんぶ。昔は乾物を常備している家庭が多かったのですが、今では少なくなったかもしれません。そのため、恵方巻きのために用意しなければならない具材が多いのも事実。手間ひまかけた太巻きは確かに絶品なのですが、平日だし、しかも正直値段も高い……ですよね。ということで、もっと楽に美味しく、手軽な具材で作っちゃうのはいかがでしょうか✨

ちなみに今年の方角は【南南東】です!(何だか毎年「今年は南南東」と言われている気がするのは私だけでしょうか……耳なじみが良いのですかね)

恵方巻

《材料 2本分》

・ごはん(硬めに炊く)…1合分
【A】
・米酢…大さじ2
・砂糖…大さじ1と1/2
・塩…小さじ1/2
・焼きのり…2枚
【具材】
卵焼き/きゅうり/かにかま/ツナ(水煮)/たくあん/レタス/にんじん

《作り方》

  • 【A】を合わせておき、炊き立てのごはんに入れ、切るように混ぜる。つやが出てきたら、うちわ等であおぎながらしっかり冷ます。
  • 卵焼き、きゅうり、かにかま、たくあんは棒状にしておく。にんじんは細切りにして茹でておく。レタスは巻きやすい大きさにちぎる。
  • 巻きすの上に、海苔の裏側を上にして乗せる。その上にすし飯を手前1cm、向こう2cm程度開けて広げる。
  • 具材を乗せ、両手でしっかり押さえながら一気に巻き込む。巻き終わりを下にしてぎゅっと押さえ、形を整える。

★ごはんは普段どおり炊くと、合わせ酢を入れたときベチャッとしてしまうので、硬めに炊きましょう。すし飯を作るとき木桶を使うと余計な水分を吸ってくれますが、ない場合はバットでも代用できます。

けんちん汁

《材料 2人分》

・大根…50g
・にんじん…1/3本
・ごぼう…1/2本
・さといも…2個
・しいたけ…2個
・白ねぎ…1/2本
・木綿豆腐…1/2丁
・ごま油…小さじ1
・だし汁…2カップ
・酒…大さじ1
・薄口しょうゆ…大さじ1
・塩…小さじ1/2

  • 大根、にんじんは1~2cmのいちょう切り、ごぼうは泥をしっかり落としてささがき、しいたけは2cm幅、白ねぎは薄切り、豆腐はさいの目切りにする。
  • さといもは皮をむいて塩でぬめりをとり、水で洗って2cmのいちょう切りにする。
  • 鍋にごま油を熱し、大根、にんじん、ごぼう、さといもを入れて炒める。油が回ったらしいたけ、豆腐を入れ、だし汁、酒を加えて中火で煮る。
  • アクをとり、10分ほど煮て野菜が柔らかくなったら白ねぎを入れる。
  • しょうゆ、塩で味を調える。

★関東など一部の地域では、節分にけんちん汁を食べる習慣があるそう。手軽に作れて、身体も温まる根菜たっぷりのけんちん汁は、冬の間に何度でも食べたくなります。油揚げやこんにゃくを入れたり、七味や柚子胡椒をかけたりして食べるのもおすすめ。

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この記事を書いた人

食事で心と体を元気にすることに全神経をそそぐ系女子。
「美味しくて優しいもの」について発信します!趣味は愛犬と遊ぶことと推し活です。

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