「The Journal of Japanese Garden」は、英語圏を中心とする37カ国で購読されている、権威ある日本庭園専門誌。
同誌が毎年この時期に発表している日本庭園ランキングで、2022年のランキングが発表され、島根県安来市にある足立美術館が、京都の「桂離宮」などを抑え20年連続日本一を獲得しました。
歴史的価値や知名度、規模などではなく、庭園の質や庭園と建物の調和、利用者へのホスピタリティ等、現在鑑賞できる日本庭園としていかに優れているかが選考基準だとか。
それにしても20年連続日本一はすごいですよね。
足立美術館では、5人の庭師が総面積約5万坪の庭園を毎日手入れしている他、毎朝職員総出で庭園の清掃を行っているそうです。
春夏秋冬、それぞれの季節で違った趣を楽しめるのも同園の魅力ですが、冬は雪化粧した美しい庭園が見ものです。
ちょうど先週末からの雪で、今シーズン初めて庭園が雪化粧。
多くの来館者の目を楽しませています。
庭園のバックにある借景の山にもうっすら雪が積もり、幻想的な風景が広がります。
現在の庭園の様子は足立美術館のHPからもチェックすることが出来ます。
この時期ならではの雪景色を見に、ぜひ雪の日を狙ってお出かけください。
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施設情報
足立美術館
住所 島根県安来市古川町320
電話 0854-28-7111
<足立美術館HP>