世界で唯一(!)のハリウッド・リポーター兼神主のはせがわいずみです。
実家は島根県松江市。
松江駅から徒歩5分の出世稲荷神社。白潟小学校、松江三中、松江北高を卒業しました。
小学校の頃の夢は、アナウンサー。そして、高校時代にはアナウンサーになって映画スターにインタビューする仕事をしたいと夢見ちょりました。しかし、当時の英語は赤点。
そんな私が今や取材したセレブはのべ5000人にのぼり、映画スターのインタビューと写真を全世界の媒体に配信する会社を経営するまでに。
そして、実家の神社のアメリカ分祠も立ち上げ、英語で神事を行って全世界の人々に神道を紹介しています。
ハリウッド記者と神主という、まったく世界の違う二足のわらじを履く生活をはじめ、これまでの道のりで得た経験やハリウッド取材の舞台裏、セレブの素顔、アメリカンライフ、アメリカ出世稲荷神社の活動について、松江弁を交えてご紹介していきま〜す!
第1回目は、ブラピことブラッド・ピットのネタから紹介しましょう〜!
2022年8月1日に『ブレット・トレイン』のプレミア上映会があり、フォトグラファーとして、また、映画批評家としても取材した。
日本の小説を原作に、ブラッド・ピット主演というこの映画。
レッドカーペットならぬピンクカーペットが敷かれた会場には、日本の自動販売機やコインロッカーが小道具として置かれていた。
良く見ると「美味しいスナック&冷たい飲み物」の販売機には、カミソリ、イヤホン、爪切り、付箋などが入っている……。
日本人、そんなの食べたり飲んだりしないけど……。
大手映画会社のプレミア上映会では、フォトグラファーは映画会社が作成したリスト順に名前を呼ばれて、取材エリアに入る。
世界各国からの申し込みから選ばれた40人ほどが入れるのだが、今回、私は15人目くらいだった。
空いているスポットは、前列の最後か、2列目の中央。
小さな希望を胸に前列の最後のスポットにした。というのも、大物スターは通常、カーペットの途中までしかポーズを取らず、後半は足早に過ぎ去ってしまう。
しかし、今回の設営は前列最後のスポットの隣に有名なエンタメ情報番組のインタビューの場所が設けられており、インタビューで立ち止まっているところを撮影できればと考えたからだ。
この日は、写真取材も後半に入って真田広之が登場。
彼には何度も取材していて顔見知りだったので、インタビューの順番待ちをしている時に、おしゃべりできたのもこのスポットならではだ。そう、真田さんでも「待たされる」のだ。アメリカでは認知度が低いから……涙
そして、この夜の目玉となるブラピはっ?!
案の定、レッドカーペット後半は足早に過ぎ去ってあまり良い写真が撮れなかったが、インタビューのスポットは私のすぐ隣!ブラピと50センチくらいの距離に立って撮影することになった。
その間、10分くらい。時折、照れながらカメラ目線をしてくれるブラピを激写することができた。
通常、アライバル取材が終わると速攻帰宅して写真を編集し、世界各地のクライアントに配信するのだが、この夜はプレミア上映会を観るという仕事もあったので、機材を車に入れたら、劇場にとって返した。
上映会では、偶然にも隣の席の人がカーペット上の小道具を手配した会社の人だと分かり、上述のトンデモ間違いを指摘して、「次回は、事前に連絡を。コンサルタントしますよ」と言って、連絡先を交換しておいた。
映画は日本でも公開されているからご存知だと思うが、ある意味“ファンタジー”映画だった……。
同作の映画の批評(日本語)は下記リンクで
https://rafu.com/ja/2022/09/movies-bullet-train-09-13-22/
アライバルの様子はこちらで見られます。
https://youtu.be/zUCXW_r26io
カーペットを歩いた時の動画です
https://www.instagram.com/reel/CgvOpSGpjZf/?igshid=YmMyMTA2M2Y=