この夏、大きな舞台に挑戦をすることを決めた
鳥取市の中学生、長谷川奨(たすく)くん。
生まれた時から腰椎がなく、
両足を動かすことはできませんでした。
さらに小学3年生の冬。
内臓のスペースを広げるため、太ももの骨を腰椎の代わりとして移植する大きな手術を受けます。
毎日毎日リハビリに励み、
小学4年生の時には地元の車いすバスケチームに入団。
できることがどんどん増え、叶えたい夢もできました。
「小児科の医者になりたい。」
去年は、聖火リレーのランナーにも選ばれ、
次々と新たな挑戦に挑む奨くん。
自分にとって障害は
「自分を強くしてくれた存在」と話します。
そんな奨くんが今回挑戦するのは、
8月27日、28日に放送する「24時間テレビ」!
生放送の中で集団フォーメーションダンスに挑戦することを決めました。
今月初めには、新たな挑戦を前にした奨くんのもとに強力な助っ人も!
24時間テレビのメインパーソナリティを務める
嵐の二宮和也さん。
奨くんが挑むパフォーマンスに、二宮さんたちメインパーソナリティーの4人も一緒に参加することとなったのです。
パフォーマンスは、奨くんのチャレンジに共感した総勢40人で作り上げます!
大阪を拠点に活動する
車いすダンサーチームとは社交ダンス。
プロのダンサーを夢見る専門学校生とは
ロックダンスを・・・。
そして、車いすバスケットチームとは
バスケットボールを使ったダンスを披露します。
現在中学3年、受験生の奨くん。
小児科医という夢に向け
この夏は大切な時期でもありますが
それでもパフォーマンスに挑戦する理由が。
奨くん
「僕を見て勇気づけられる人が1人でもいたら、その人の救いになればなと思って。
テレビでダンスを踊って障害があってもこういうことができるんだなと世界の人に見てもらいたい。」
奨くんが参加するパフォーマンスは8月28日(日)夜の放送予定です。