日本でわずか数台のベロモービル!SF映画に登場しそうな乗り物で通勤する男性を発見

鳥取県で「謎の黄色い物体が走っている!」との情報を聞きつけ、会いに行ってきました!

待っていると現れたのは…

スピードに乗って現れたのは鮮やかな黄色の細長い物体
そして中からは一人の男性が。

そこが開くんだ!という驚きも

この乗り物の持ち主である藤井さん。
この不思議な乗り物は「通勤用」の乗り物なんだそうです!笑

すれちがった人たちが思わず振り返る不思議な乗り物

この乗り物は、スピードがでるので、原動機付きと思われがちですが、なんと人力で動く自転車
「ベロモービル」と呼ばれる屋根付きの三輪自転車なんだそうです。

近未来的なデザインとは対照的に、その歴史は古く1930年代にヨーロッパで発明
自動車が普及した今も環境に優しい乗り物として、ドイツを中心に愛好家が多いそうです。

中にはハンドルが付いています

藤井さんは、このベロモービルを今年6月から愛用中。
日本国内でベロモービルの普及に取り組んでいる団体によると、国内で所有している人はわずか10人で、藤井さんが持つ型を持っているのは、国内でまだ藤井さん一人だけだそうです!

ベロモービルは、道路交通法上、軽車両に分類されるため、道路の左端によって制限速度内で走行することが可能です。

かつてカヌー選手としてオリンピックを目指していた藤井さん。
健康のための下半身の筋力強化ができ、ガソリン代もかからないので一石二鳥と考えベロモービルの購入を決めました。
今では15キロ離れた職場への通勤手段を車からベロモービルへと切り替えたそうです。

フェアリングと呼ばれる部品で運転席を覆うため、雨に濡れずに運転できますが、夏場は車内に熱がこもり大変という面も。
それでも、一度きりの人生を楽しみたい!とベロモービルを漕ぎ続けます!

ベロモービルをきっかけに今後は「障がいがある方も漕げる自転車やいろいろな自転車が一緒になるレースを開いてみたい!」という夢も持ったという藤井さん。

まずは、2022年10月9日(日)に、藤井さんが企画する子ども向けのペダル無し自転車の大会を開催
9月末まで参加者のエントリーを受け付けているそうです!

ランbike湯梨浜大会
対象年齢:2歳~6歳
詳しくは大会ホームページへ

会場には藤井さんのベロモービルも登場するかも!?ということで、ぜひみなさんも黄色い物体との未知との遭遇をしてみてはいかがでしょうか?


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