移住先で叶えた念願のクラフトビール専門店!国内外100種以上のビールが並ぶ町のひと休みスポット|岡山県津山市

岡山県津山市に、世界から厳選したクラフトビールを楽しめるお店があるのをご存じでしょうか?
そのお店の名前は 「憂晴市場(うさばらしいちば)」

目次

憂晴市場(うさばらしいちば)

店主は群馬県出身の 佐藤麻衣子(さとうまいこ)さん です。
佐藤さんは、2021年に津山へ移住し、その約2年後にこのお店をオープンしました。
「美味しいビールで、みんなの憂いが晴れますように」という思いを込めて名付けた「憂晴市場」。
店名の通り、お店には 訪れる人の心をふっと軽くする、温かくて楽しい空間 が広がっていました。

クラフトビールの魅力

実は佐藤さん、もともとはビールをあまり飲む方ではなかったそうです。
そんな彼女がクラフトビールに魅了されたきっかけは、ある日飲んだ一本のクラフトビールでした。

そもそもクラフトビールとは….
小規模な醸造所でこだわりを持って造られた個性が光るビールのこと。

佐藤さんが1番お気に入りのクラフトビール

口に含んだ瞬間、それまでのビールのイメージが覆されました。
コクがあったり、フルーティーで芳醇だったり…こんなにも多様な味があるなんて!

ねこのラベルがとってもかわいい~!

そこからすっかりクラフトビールの虜に。
佐藤さんは飽き性な性格なんだそうですが、クラフトビールは色々な味があってラベルも可愛いので飽きることがないんだとか!

開店のきっかけ

インド料理店で2回勤めたことがあるそうで、
ラッシーやチャイなどのドリンクメニューも!

「いつかクラフトビールのお店を開きたい。」
そう思いながら、東京のクラフトビール専門店を巡ったり、全国のビール事情を研究したりしていた佐藤さん。

その頃、生活の場を津山に移すことに。
「津山の人は温かくて、初めて訪れたときからとても居心地がよかったんです。それに、お酒好きな方が多いことも魅力的でした。」

津山に魅力を感じた佐藤さんは、この地でお店を開きたいという気持ちが強くなり、さらに、津山市が実施している 空き店舗活用の補助金制度 を知り、決心が固まったそうです。

オープン前の不安

オープン前は周りから「津山にクラフトビールのお店を作るなんて、本当に大丈夫?」
そんな声を聞くこともあったそうです。

それまで 津山には昼飲みの文化がなく、クラフトビール専門店もなかった ため、佐藤さん自身も不安だったんだとか。
しかし、いざお店をオープンすると…
「想像以上にたくさんの方がクラフトビールに興味を持ってくれていて安心しました!」

実際、お店を開いて以来 「誰も来なかった日」は一度もない そうです。

100種類以上のクラフトビール!

「憂晴市場」では、 アメリカ、日本、カナダ、ニュージーランド、台湾、香港、韓国など、世界各国のクラフトビールを100種類以上 取りそろえています。

置いてあるビールの半分以上はアメリカのビール!
クラフトビールの種類のひとつである「IPA」を飲むならまずは、アメリカのものがおすすめなんだそうです!

「IPAはもともとはイギリス発祥ですが、今トレンドなのはアメリカのIPA。
アメリカは自宅でビールを醸造できる文化が根付いているので、醸造家の腕がとてもいいんです。」と教えていただきました。

また、お店には スムージーのようにフルーティーでとろみのあるもの など、ちょっと珍しいビールも並んでいます。
お店に並ぶビールが 常に入れ替わるので、訪れるたびに新しい発見がある のも魅力のひとつです。

気軽に立ち寄れる、楽しいビール時間

お店はお昼の11:00から開いているため、さまざまなお客さんが訪れるそうです。

仕事帰りに1杯だけサクッと
・友人と何種類かをシェアして飲み比べ
・昼から夕方にかけてのんびりと

「1杯だけのつもりが、気づけば2〜3杯飲んでいる方も多いですよ(笑)」

私はこのビールを購入!
ほんのりとした酸味と生姜のスパイシーな
味わいがとってもおいしかったです…♡

チャージ料がないので、 気軽に立ち寄れるのもポイント
私自身も、飲み会までの隙間時間に軽く飲みたいな~という時があるので、気軽に美味しいビールが飲める津山の方がうらやましいです!(笑)

仕入れのこだわり

ビールを仕入れる上で一番大切にしていることを伺うと、「お客さんの顔を思い浮かべながら選ぶこと」だそうです!
あのお客さんはこのビールが好きそうだな~と思いながら選んでいるんだとか!
また、「自分が納得したビールしか置いていません!自分が本当に美味しいと思うビールじゃないと売れないので」とクラフトビールへの熱い思いも語っていただきました♪

ちなみに仕入れの際、特に人気のビールは 争奪戦なんだそうです!
「発売時間ぴったりにPCの前でスタンバイして、手汗をかきながらクリックしてます(笑)」とのこと。
まるでアイドルのコンサートチケットみたいですよね(笑)

津山へ移住して感じたこと

市内の商店街

移住を経てお店を開いた佐藤さんに、津山での暮らしについてもお聞きしてみました。
暮らしてみて感じたのは、 地元の群馬と似ているところが多い ということだそうです!

車社会 であること
盆地特有の気候
(ただし群馬のような強風はない)
ホームセンターやドラッグストアが多い

城下スクエアにある卓球台
東隣にある「つやま自然のふしぎ館」で
ラケットとボールが借りられます♪

ただ、最近では 車を手放し、徒歩の生活 にシフト。
「市街地ならスーパーも近くにあり、不便を感じません。休みの日は愛犬と 『城下スクエア』 でのんびり散歩を楽しんでいます。」とのこと。

津山には 移住者が意外と多い ことも驚きだったそう。
「お店でたまたま出会って、移住者同士で仲良くなることもあります。移住してから友達が増えました!」

また、群馬から津山に来て、食生活も変わったとのこと。
群馬県は 日本で一番お肉を食べない県 だそうで、
「津山に来て、お肉を食べる機会が増えました。
シンプルに…お肉、おいしい!!(笑)」と教えていただきました。

津山で出会った皆さんは本当に親切で、佐藤さんも含めて温かさにあふれていました!
都会すぎず、田舎すぎないちょうど良い雰囲気があり、居心地の良いエリアですよ♪

最後に移住を考えている方へ佐藤さんからメッセージをいただきました!
自分を“よそ者”だと思わないこと。自分からバリアを張らず、『自分はここで暮らすんだ』という気持ちで馴染もうとすると、自然と地域に溶け込めますよ♪」

「憂晴市場」に込めた想い

酒は憂いの玉箒(さけはうれいのたまほうき)」という言葉があります。
「お酒は、心の悩みや憂いを拭い去ってくれる魔法のようなもの。」
「この言葉が昔から好きだったんです。」と佐藤さん。

「私自身、ビールを飲むと幸せな気持ちになるから、お店に来た人にもそんな時間を過ごしてほしい。」と教えていただきました!

ぜひみなさんも津山で、美味しいクラフトビールと一期一会の出会いを楽しんでみませんか?

お店の詳細

憂晴市場(うさばらしいちば)
住所:岡山県津山市京町45
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日(不定休あり)
駐車場:なし(近くに有料パーキングあり)
<Instagram>

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お忙しい中ありがとうございました!
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住所:岡山県津山市山下92-1
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定住相談ホットライン:0868-24-3787
メール:iju@city.tsuyama.lg.jp
運営時間:8:30~17:15
定休日 :土・日・祝・年末年始
公式HP
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提供:津山市

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この記事を書いた人

社会人2年目!na-na編集部で奮闘中!
地元大好き!
山陰の素敵なところをたくさんの人にお伝えできるようにがんばります!!

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