ちくわが楽器に!鳥取名物「とうふちくわ」を笛にした謎のおじさんと出会う 癒しの音色「とうふるーと」とは?

こんにちは☺
鳥取県のお土産屋さんやスーパーに行くと
必ず売っていて、
私自身も移住をしてから、
初めて見て食べたもの…それが…

\とうふちくわ/です!!

高たんぱく質かつヘルシー
鳥取県民の方からも県外の方からも
愛されているとうふちくわ!!

おいしいのはもちろんですが…
実は鳥取県には
「とうふちくわ」を楽器にしてしまった
という面白い方がいらっしゃるんです♩

とうふちくわで作った笛
その名も「とうふるーと」
奏者さんである河下哲志(かわしたさとし)さん。

岩美町に住んでいて・
ちくわの穴をよく見ていて
安蔵(あぞう)森林公園を管理していた

ということから
「イワミノフ・アナミール・アゾースキー」
という素敵な名前で活動されています!!🎵

目次

そもそも「とうふちくわ」とは…?

ちくわと言えば魚肉で出来ていますが…
とうふちくわは木綿豆腐が7割・
白身魚のすり身が3割
を混ぜて
蒸し上げています。

噛みしめるとふんわり豆腐の香りがする
鳥取県の特産品のひとつです!💛

気になる「とうふるーと」の作り方

河下さんが
「とうふるーと」を作るために持ち歩いている
五種の神器がこちら!!

河下さん手作りのとうふルートづくりセット

まずは木の板を使って、
とうふちくわをカットすることで
吹き口を作ります。(100度が理想)

このときの角度がとても重要で、
音の鳴り方に関わってくるとのこと!!

続いて、ペンのキャップを使って
穴を5つ開ければ完成!!!

吹き口で切り落とした部分も、
ペンで穴を開けた部分も、
作りながらぱくぱく食べていく
河下さん。

座右の銘は「吹いたら食べる」そうです!!
食べられる笛というのも
とうふるーとの魅力のひとつです。

完成!!!普通においしそう!!!笑
保冷バッグにはいつも5~6本の
とうふちくわを常備。

実際に吹いてみると…?!

「とうふるーと」を作り出したきっかけは、
2006年に「ちくわ笛」の奏者である
住宅さんと出会ったこと。

その音色にすっかり魅了され、
「鳥取ならとうふちくわだ!」と思い、
挑戦したそうです。

しかし、普通のちくわに比べて、
7割がとうふで出来ている
とうふちくわは柔らかいため
音が出るようになるまで
かかった時間は1年!!!

その音色は、
フルートとも、リコーダーとも違う
聞いたことのない笛の音。笑
なんと説明すればいいのか難しいのですが、
優しい癒しを感じる音に聞こえました。

私もチャレンジしてみましたが・・・

ぜったい吹くぞー!と意気込んで
私もチャレンジしましたが、
出たのはスース―というさみしい音のみ、、。

想像以上に難しく、
河下さんの技術のすばらしさを
実感しました。

河下さんの
現在の持ち曲は60曲以上!!


演奏する曲は、
「遠くへ行きたい」…ですが
「とうふを吹きたい」など
とうふちくわにちなんだ曲名に
しているそうです…♡

鳥取砂丘で演奏する河下さん

どの楽器にも出せない
癒される音色を持つとうふちくわ!
そして食べられる笛【とうふるーと】!

コロナウイルスにより、
披露する場所は減っているそうですが、
鳥取市の「とうふちくわの里・ちむら」や
イベント・演奏会に出演しているそうなので
みなさまも是非聞いてみてください💛

イワミノフ・アナミール・アゾ―スキーさんのHPはこちら👇
http://www.toflute.com/index.html

そして…
1月20日(金)「ニュースevery日本海」内の
移住CAの「はっけん!」のコーナーでは、
今回の取材の様子が放送される予定です!
ぜひ放送もご覧ください☺

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この記事を書いた人

神奈川県出身。
CAとして全国を飛び回りながら、
この春鳥取に移住。
兼業としてna-na編集部の一員となりました。
一眼カメラと御朱印帳を携えて、
山陰のパワースポットを巡ろうと計画中!
全国各地の動物園の年パスを持つほどの
動物好きです。(特にコアラとパンダ)
記事を読んでくださった皆さまと一緒に
山陰の”好き”をたくさん見つけていきたいです。

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