山間の町をのんびりローカル鉄道とバスの旅。美味しいランチに、どこか懐かしい町並みさんぽ|鳥取県若桜エリア

ローカル鉄道とバスを使ってのんびり楽しむ旅を紹介します。
今回は、鳥取市から、八頭町・若桜町エリアへ。

目次

鉄道・バスに乗り放題のお得なパスで旅へ

今回は、鉄道とバスを使って一日でぐる~っと鳥取県東部エリアを巡るため、指定されたエリア内のバスと鉄道に一日乗り放題の「鳥取県東部 鉄道・バス共通パス」を活用!

【鉄道・バス共通パスについて(鳥取市HP)】

鳥取市と若桜町方面を移動する、「若桜谷1day共通パス」では、このエリアのJR、若桜鉄道、バスが乗り放題に。
今回は、土日限定で運行する観光バス「ループ麒麟獅子バス」にも乗りたかったので、土日祝日限定の1,600円の共通パスを使います。

ローカルバスでゆったり若桜町へ!

若桜方面へのバスは7番のりばから。
日交バス八頭若桜線に乗ります。

まずは、鳥取駅のバスターミナルから、若桜駅に向かってバスでスタート!
戻ってくる道は、鉄道を使う予定なので、せっかくなので行きはバスを利用します。
(全体の詳しいルートや時刻表は記事最後に紹介しています!)

レトロな駅でカフェ休憩

鳥取から若桜までは、約1時間。バスで鉄道の駅に行くのも新鮮な気分です。
若桜鉄道の終着駅である「若桜駅」
開業当時の木造駅舎が残り、中はレトロな雰囲気を残した空間づくりがされています。

駅の中には、「わかさカフェretro」というカフェも!駅の待合室を喫茶室として利用でき、名前の通りレトロなドリンクメニューも!

クリームソーダをいただきましたが、レトロ×レトロな雰囲気でこんな可愛い写真が撮れちゃいます。

そして、今回の共通パスには、対象の飲食店や観光施設で提示するとサービスを受けられる、という特典も。
こちらのレトロさんも、対象店舗になっていて、共通パスを提示するとドリンク50円引きのサービスが受けられました!

趣ある町並みをお散歩

商家の土蔵が並ぶ「蔵通り」

若桜駅周辺は、かつて宿場町であった名残が残る美しい町並みが広がるエリア。

写真映えするスポットがたくさんあるので、ゆっくりお散歩しながら、素敵な景色や気になるお店を見つけて楽しむのがおススメです!

昭和おもちゃ館

立ち寄ったのは、懐かしい駄菓子やおもちゃが所狭しと並ぶ「昭和おもちゃ館」
子どもも大人も大興奮です~!

昔と比べてちょっと高くなったな…と感じながらも、数百円あれば豪遊できます!笑

お店の中にはこんな年表も…。

昔あったお菓子で今はなくなってしまったものも多いそうですが、以前は見かけなかった「こんな味が登場しているの!?」という発見もたくさんありました。
親子で好きなものを探し合うと時代の違いが出て面白いですよ~。

旧小学校をリノベーションしたランチスポットへ

お腹がすいてきたところで、次に向かうのは、若桜鉄道の隼(はやぶさ)駅。こちらには、若桜駅から若桜鉄道を使って移動しました。
隼駅のすぐそば、歩いて3分ほどの場所にある「Cafe Dining San」でランチタイムに。

Cafe Dining San(カフェダイニング サン)

校舎や校庭はそのまま残り、活用されています!

旧隼小学校をリノベーションしたカフェ。

明るく広い店内で、天気のいい日にはとても気持ち良いテラス席もあります。

ランチメニューもたくさんあります!
肉厚のローストビーフを使った丼や、月ごとに替わるグリルサンド。

こちらは月替わりのグリルサンド。
具沢山で満腹に!

さらに、ここでも「共通パスの提示でセットドリンクサービス」の特典がありました。
セットドリンクには、コーヒー、紅茶、オレンジジュースなども選ぶことができました。

子ども連れにはうれしい、絨毯が敷かれたスペースも!おもちゃも用意してあり、待ち時間も食事後の時間も、子どもたちが楽しめる空間です。
子ども連れ、お孫さん連れのお出かけにとてもおすすめのカフェですよ~!

【詳しいお店情報】

砂丘エリアへ大移動!

若桜鉄道で鳥取駅へ。

ここまでを半日コースで楽しんでもいいのですが、今回は、通常の共通パスに+200円で、鳥取市内を巡る観光バス「ループ麒麟獅子バス」も乗り放題になるということで鳥取砂丘エリアにも向かいます!

地元の人も乗ってみてほしい「ループ麒麟獅子バス」

土日祝日限定で運行するループ麒麟獅子バス。
バスターミナル0番乗り場発着です!

鳥取駅から鳥取砂丘へ向かうために利用したループ麒麟獅子バス。こちら、土日祝日限定で運行していて、観光客はもちろん、地元の方にも「乗って楽しめるバス」でおすすめ!

鳥取市の観光スポットを周回しているのですが、次の停留所の案内のほかに、停留所付近の観光ガイドがバスの車内で流れるんです!乗ってる間も楽しめて、地元の方も意外と知らないスポット情報を知ることができます。

鳥取砂丘周辺を満喫!

麒麟獅子ループバスに乗って、約25分で到着!
鳥取砂丘周辺には、最近新しいお店も次々出来ているので、今回は新スポットにも寄りつつ楽しみます!

いずみおじさんのソフトクリーム

砂丘の目の前にオープンしたと聞いて、気になっていたソフトクリーム店。2024年4月にオープンしたお店です。

ここでは、大山生クリームを使った濃厚ソフトクリームが味わえます!
一番人気という二十世紀梨ソフトと、抹茶アフォガードを注文。

ソフトクリームはとってもミルキーでおいしい~!梨のコンポートがたっぷりと乗っていてシャリシャリとした食感と濃厚ソフトがよく合いました♩

ひんやり~~!

冷房の効いたイートインコーナーもあるので、砂丘歩きの後に休憩したい…というときにも、嬉しいです。

【詳しいお店情報】

入館料が割引に!「砂の美術館」

幅22メートル、高さ5メートルの巨大作品!

そして、ソフトクリーム店のすぐそばにあるのが、世界で初めての砂像を展示する美術館「砂の美術館」
今シーズンは2024年4月から2025年1月までフランスをテーマにした作品が制作・展示されています。

ここでも共通パスのサービスで入館料が割引に!(800円→600円に割引)

砂像は大きいものでは幅22メートルもあり、その迫力と、服のドレープや髪の毛など細かなところまで繊細な表現がされているのに、何度見ても驚かされます…!

期間が終われば、一度作品は崩されて、新たな作品に生まれ変わってしまう“一期一会”の場所なので、この精巧な砂のアートをぜひ実際に見てもらいたいです!

【詳しい施設情報】

鳥取市内をぐるっと回って旅の終わり!

砂丘からは再び「ループ麒麟獅子バス」に乗ってぐるっと市内を回り、鳥取駅バスターミナルに到着!

鳥取から若桜、そして砂丘へと大移動しましたが、どのスポットも駅やバス停近くにあるので、巡りやすいルートでした!
また、共通パスを使うと、運賃が本来2,150円だったのですが、1,600円に!飲食店や観光施設でのサービスも受けられたので、お得に旅ができました。

鳥取県東部のバス・鉄道に乗れる「共通パス」について

今回使った「鳥取県東部 バス・鉄道共通パス」は、指定されたエリア内のバスや鉄道が乗り放題+対象のお店でサービスが受けられるというもの。
2024年10月31日までの期間限定販売です!

スマートフォンの専用アプリ(JR西日本観光アプリ「tabiwa」)から購入でき、乗降時に画面を見せるだけでOK!スマホ一つあれば購入から利用まですることができ、とても便利でした。

今回訪れた若桜谷エリアの他、「鳥取市河原町~八頭町郡家エリア」「智頭谷エリア」を対象にしたものもありました。
詳しい内容は鳥取市のHPで紹介されています!

【共通パスの詳しい内容(鳥取市ホームページ)】

また、鳥取県東部の対象バスが1日乗り放題になる電子チケット「ノルデチケット」も販売中です!(共通パス同様に飲食店舗特典有り!)
今回紹介したルートのうち、鉄道・麒麟獅子ループバスには乗れませんが、鳥取県東部全体を楽しみたい方におすすめです!

【ノルデチケットの詳しい内容はこちら】

今回の旅ルート紹介

■9:30→10:30
 鳥取駅→若桜駅(日交バス八頭若桜線)

○若桜駅・わかさカフェretro
○若桜駅周辺町歩き

■11:21→11:47
 若桜駅→隼駅(若桜鉄道)

○Cafe&Dining San

■13:50→14:20
 隼駅→鳥取駅(若桜鉄道・因美線)
■14:25→14:49
 鳥取駅→砂丘会館(ループ麒麟獅子バス)

○鳥取砂丘
○いずみおじさんのソフトクリーム
○砂の美術館

■16:19→17:10
 砂の美術館前→鳥取砂丘(ループ麒麟獅子バス)

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