【ソーズカフェ】“珈琲”が生まれた町。ロケットのような「コーヒーカン」で淹れる元祖珈琲|岡山県津山市

こんにちは( ˘ω˘ )
今回は岡山県津山市の歴史漂うおしゃれカフェをご紹介します…♡

目次

SO’s Cafe(ソーズカフェ)@岡山県津山市

岡山県津山市にある「SO’s Cafe」。
このカフェがあるのが、
大正6年(1917年)にできた津山市のなかで
最も古い病院建築物である「城西浪漫館(旧中島病院本館)」です。

「はいからさんが通る」を思い出すような
ノスタルジックな雰囲気の素敵な建物ですよね…!!(世代がばれる、、?!)

大正ロマン漂う建物として、
多くの人々から親しまれた城西浪漫館。


木造2階建てで、屋根や窓の細かい装飾が
特徴となっている欧風建築
です。

「歴史を感じる貴重な建物を残してほしい」との声を受け、平成22年には国の登録有形文化財に登録されました。

館内の様子

玄関のシャンデリアも素敵!

中へ入ってみると、
正面にあるのが「まちの駅 城西浪漫館」。
地域の方々の手作りのお弁当やお惣菜が買える物販コーナーとなっています。

そして左手にあるのが
今回行ってみたかった「SO’s Cafe」

現在カフェとして使用している店内は
病院だった当時、診察室として使われていたそうです。

暖炉もそのまま残されており、
ゆったりとくつろぎたくなる雰囲気~!!

メニュー

メニューはたくさんありますが、
このカフェのイチオシは
なんといっても「榕菴(ようあん)珈琲」。

津山藩医で洋学を学んでいた宇田川榕菴(うだがわようあん)。実は「珈琲」という漢字表記を生み出した方なんです!!

オランダ商館長と面談をした際に、
珈琲の存在を知ったとか…。

こちらのカフェでは、その榕菴がスケッチとして残したコーヒーカン(コーヒーの煮出し器・オランダ語でコーヒーポットの意味)を日本で初めて復元し、提供しています。

【榕菴珈琲】
コーヒーカン
(城西グッズ・ラスク付)

1000円/1名
一度にたくさんできるため、
2名~5名様で注文可

家のような、ロケットのような形がかわいい!
昔は下の部分にアルコールランプを置いて、水を沸かすことで飲んでいたそう。

(いまは建物が重要文化財となり、
火気厳禁のためIHを使っているとのことです。)

実際に目の前で珈琲を出していただくと…

珈琲の良い香りが広がります♡

とってもまろやか!!
これぞ“元祖”珈琲なんだと感動しました。
江戸時代にオランダを通じて日本に持ち込まれたコーヒーと同種の豆をブレンド。

苦味よりもほんの少しの酸味を感じ、
すっきりとしているので飲みやすいです。


そしてこの手作りのラスクが、
さくさくカリカリとして珈琲と相性抜群!!
ほどよい甘みで手が止まりません!!

コーヒーカンを注文した方は
津山市城西地区のオリジナルグッズを
いただくことができます。

私は悩みに悩んだ末、
本源寺のイラストが描いてある素敵なコースターを選びました♡

城西浪漫館を管理している
城西まちづくり協議会事務局長の佐々木さん。

大正ロマンを肌で感じながら過ごす
贅沢な時間!
津山で榕菴珈琲を味わえるのは、
「城西浪漫館」だけとなっています。

みなさんもぜひ“元祖”珈琲を味わいに
足を運んでみてください!!

スポット情報

SO’s Cafe
◎岡山県津山市田町122(城西浪漫館内)
0868-22-8688
【営業時間】10:00~16:00
(まちの駅 城西浪漫館は9:00~17:00)
【定休日】月曜日
【駐車場】あり

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

神奈川県出身。
CAとして全国を飛び回りながら、
この春鳥取に移住。
兼業としてna-na編集部の一員となりました。
一眼カメラと御朱印帳を携えて、
山陰のパワースポットを巡ろうと計画中!
全国各地の動物園の年パスを持つほどの
動物好きです。(特にコアラとパンダ)
記事を読んでくださった皆さまと一緒に
山陰の”好き”をたくさん見つけていきたいです。

目次