日本海テレビ気象予報士の福山佳那です。
4月に入り、入学式・始業式シーズンがやってきました!
新学期を祝うかのように、桜も各地でまさに見頃となっています。
鳥取市の久松公園にある標本木の桜 撮影:4月2日
今シーズン、松江では3月26日、鳥取では翌日27日にソメイヨシノの開花が発表されました。昨年よりも早い開花発表です。
写真は、鳥取市の久松公園にある標本木の桜。
私が今年ひそかに見守っていたこのつぼみも、無事に花を咲かせていました。
開花と言えば、先日「ニュースevery.日本海」の天気コーナーで『600度の法則』をご紹介しました。2月からの最高気温を合計して600度を超えると開花する、というものです。
そこで、今年の開花はどうだったのか…?!計算してみました。
結果は、こちら!
なんと、鳥取・松江ともに600度に最も近い日に開花していました!
600度の法則、かなり正確といってよさそうです。
開花後も春の陽気が続き、松江・鳥取ともに開花から5日という去年の倍以上のスピードで満開が発表されました。
ちなみに松江では、満開の発表がなかった年もあるんです。風が強く、満開になる前に花が散ってしまったそうです…。
今年は無事に満開を迎え、さらに満開後も穏やかな天候が続いているので例年よりも満開の期間が長くなりそうです。
今年は、満開の桜とともに新学期を迎えられそうです。
皆さんにとって、才能や努力の花開く素敵な1年になりますように!