紹介するメニュー
・新じゃがの肉じゃが
・さやえんどうと新キャベツの炒めもの
・舞茸のいりこみそ汁
暑さが増す季節には、熱を取り除く食材を
こんにちは、スズです!
6月も後半に入りました。6月21日の夏至を迎えるころから少しずつ暑さが増し、夏の気配が近づいていますが、いかがお過ごしでしょうか? 私は1年の中で夏が1番苦手です……ただ、夏のイベントは大好き(笑) コロナ明けで初めての夏を迎える準備をしながら、ワクワクもしています。
1年の中間である6月。早いもので、今年もあと半分になりました。30日には「夏越の祓」といって、半年間の罪や穢れを祓って清め、残り半年の無病息災を願う「茅の輪くぐり」が各地の神社で行われます。ここからまた半年間、大みそかに向かって、“ほどほどに♡”、頑張っていきましょう!
さて、前回に引き続き「蒸し暑さを乗り越える!」がテーマです。こもった熱を取り除き、湿気によって弱った胃腸の調子をととのえましょう!
レシピ
新じゃがの肉じゃが
《材料 2人分》
・新じゃが…2個
・玉ねぎ…1/2個
・豚こま肉…100g
【A】
・砂糖…大さじ1/2
・みりん…大さじ1/2
・しょうゆ…大さじ1.5
・酒…大さじ1.5
・水…150ml
・サラダ油…適量
《作り方》
①じゃがいもは皮をむいて、大きめの一口大に切る。玉ねぎは、繊維に沿って1cm幅に切る。豚肉は5cm幅に切る。
②鍋に油を熱し、玉ねぎを強火で炒める。全体に油が回ったら、真ん中を開けて豚肉を広げるように入れる。
③肉の上に【A】を回し入れ、ほぐしながら全体を混ぜる。
④じゃがいもを加えて水を注ぎ、全体を軽く混ぜたら沸騰するまで待つ。
⑤沸騰したらアクをとり、落し蓋をしてから蓋をして、10~15分煮る。(蓋は少し隙間をあける)
消化不良や胃痛の改善に効果的なじゃがいも。腎機能を高め、血圧を下げる効果があります。疲れで免疫が下がり、夏風邪にも注意しなければならない季節ですが、ビタミンCが豊富なため風邪予防にも◎ 実はじゃがいものビタミンCは熱に強いので、加熱しても壊れにくいのが特徴です(そもそも加熱しないと食べられませんね(笑))。
虚弱体質の改善や疲労回復の豚肉と合わせて◎
さやえんどうと新キャベツの炒めもの
《材料 2人分》
・さやえんどう…20枚
・新キャベツ…4~5枚
・ベーコン…2枚
・酒…大さじ1
・塩、こしょう…適量
《作り方》
①ベーコンは1cm幅に切る。さやえんどうはヘタと筋を取る。キャベツはざく切りにする。
②フライパンに油を少量入れ、ベーコンを焼く。
③さやえんどうを入れて酒を加え、2~3分蒸し焼きにする。
④キャベツを加えてざっと炒め合わせ、塩こしょうで味を調える。
消化吸収を高め、エネルギーを補うさやえんどう。むくみを解消し、下痢の改善にも効果的です。この時期たくさんいただくことも多いので、いろんな食べ方をしてみましょう。合わせるのは、「キャベジン」でおなじみのビタミンUが胃粘膜の働きを整えてくれるキャベツ。春キャベツは特にみずみずしく柔らかい葉の食感を楽しむことができます。
さやえんどうにキャベツにも含まれるビタミンCは過熱に弱いので、加熱時間はできるだけ短く。
舞茸のいりこみそ汁
《材料 2人分》
・舞茸…40g
・長ネギ…1本
・カイワレ大根…1/2パック
・いりこ…8本
・水…400ml
・みそ…大さじ2
・顆粒だし…小さじ1~2
《作り方》
①舞茸は一口大にほぐす。長ネギは斜め薄切り、カイワレ大根は根元を切っておく。
②鍋に水を入れ、いりこを入れて火をつける。沸騰したら顆粒だしを入れ、舞茸、長ネギを加えて2~3分煮る。
③火を切って味噌を溶かし入れたら、カイワレ大根をのせる。
栄養価の豊富なきのこ類の中でも、抜群の免疫機能をもつ舞茸。また、血液の循環をよくしたり水分の代謝をアップさせてくれたりします。長ネギ、いりこと合わせることで一段と滞った血の巡りをよくしてくれるので、血液サラサラ効果の高いお味噌汁です。