環境の変化が大きい今の時期食べたいレシピ!心身のバランスを整える3メニュー【歳時記ごはん】

目次

環境の変化に負けない!明るい春を迎えるメニュー

紹介するレシピ
・牛肉と玉ねぎのレモンソテー
・菜の花のからし和え
・しじみのキムチスープ

こんにちは、スズです!
花粉の飛散も活発になり、つらい思いをしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。共に乗り切りましょう……!(私も目を搔きながら原稿を書いています……)

さて、昼と夜の長さがほぼ同じになる春分の日も過ぎ、ここから本格的な春が到来します。

気分の良くなる春ですが、冬の間に内側にこもっていたエネルギーを一気に放出していくため、疲れが出やすかったり、寒暖差で自律神経を乱したりします。1年の内で、環境の変化が1番起こるため、実は冬から春へ移る期間に気分がソワソワしたり不眠になったりすることが多いのです。

雛祭りは元々、自分にふりかかる災いを紙人形に託し、「流し雛」として川に流していたことがはじまりとされています。大人になった私たちは、雛に穢れを託すことはなかなか機会がありませんが、しっかり食べてイライラや不安などの邪気を払い、明るい春を迎えましょう!

牛肉と玉ねぎのレモンソテー

《材料 2本分》
・牛肉…200g
・玉ねぎ…1/2個
・レモン(国産)…1個
・バター10g
・塩こしょう、しょうゆ…少々

《作り方》

  • 玉ねぎを薄切りにする。レモンは絞っておく。
  • フライパンにバターを熱し、①の玉ねぎを入れ、透き通るまで炒める。
  • 牛肉を加え、色が変わってきたら塩こしょう、しょうゆで味を調える。
  • レモン汁をふりかけ、さっと炒め合わせる。

★お好みですが、レモン汁に半個分の皮をすりおろして加えると、爽やかな香りがアップするのでおすすめ!皮ごとすりおろして食べられるのは、国産レモンならでは。国産レモンが市場に出るのは、旬である冬の間だけなので今のうちに使いたい食材です。牛肉に含まれる鉄や亜鉛は心のモヤモヤを吹き飛ばしてくれて、さらにレモンを合わせることでビタミンCが吸収率を上げてくれます◎

菜の花のからし和え

《材料 2人分》
・菜の花…1束
【A】
しょうゆ…大さじ1
酒…小さじ1
からし…小さじ1

《作り方》

  • 菜の花は洗って根元を切り落とす。鍋にたっぷり湯を沸かして塩を入れ、1分程度ゆでる。色が鮮やかになったら水にさらし、しっかり絞って3~4cmの長さに切る。
  • 【A】を合わせて①に和える。

★菜の花がスーパーに出始めると、「春が来たなあ」と感じますよね。独特のほろ苦さがクセになる菜の花は、ビタミンやミネラルが豊富な栄養価の高い食材。免疫力を高めてくれ、肌トラブルなどにも効果的。鉄分も多く含み、血行促進効果の高いからしと合わせることで貧血予防に◎

しじみのキムチスープ

《材料 2人分》
・しじみ(殻付き)…200g
・水…500ml
・酒…大さじ1
・塩…ひとつまみ
・キムチ…70~100g

《作り方》

  • しじみは砂を吐かせておく(1%の塩水)。砂出ししたら、流水にあててこすりながらよく洗い、鍋に水、酒と一緒に入れて火にかける。
  • 沸騰したらアクをとり、殻が開いてきたらキムチを入れ、ひと煮立ちさせる。塩で味を調える。

★しじみが二日酔いに効果的なのは有名ですが、それは肝機能を高めてくれるから。春は「肝」が弱る季節なので、肝機能をアップさせてくれる貝類を積極的に摂りましょう。発酵食品であるキムチは腸内環境を整えるので、解毒で疲れやすい肝臓への負担も減らしてくれます。

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

食事で心と体を元気にすることに全神経をそそぐ系女子。
「美味しくて優しいもの」について発信します!趣味は愛犬と遊ぶことと推し活です。

目次