こんにちはウタです(·Θ·)
今日は2023年8月にグランドオープンした
山陰では珍しいアシェット・デセールが楽しめるデザートがメインのレストランをご紹介します。
プルミエ
お店の名前は「プルミエ」。
鳥取県の大山にある結婚式場、
「アクイール風彩の森迎賓館」の中にあります。
営業日はなんと月に2日だけ!
時間は11時、13時、15時開始の三部制で、
各時間の予約は5組まで。
少人数制となっていて、
とても特別感があります。
ここはプルミエの営業日以外は、結婚式場として利用されています。
どの部屋も明るく洗練された雰囲気でロケーションも最高です!
パティシエ
まずプルミエのパティシエをご紹介します。
こちらがパティシエの吉岡さん。
出雲市出身の吉岡さんは、
ご実家は「ルビーのいちご」で有名な
老舗和菓子店「吉岡製菓」のご長男です。
子供の頃からケーキが好きだったこともあり、パティシエの道へ進まれたそう。
家業は弟さんが引き継がれています。
愛知、兵庫、滋賀など全国各地でのパティシエ修業を経て、今年プルミエのパティシエとして入社されました。
アシェット・デセールとは?
アシェット・デセールは、
あまり聞き慣れない言葉ですが
フランス語で「皿盛りのデザート」という意味。
一枚のお皿をキャンバスに見立てて
パティシエが目の前で仕上げていくという
ライブ感満載のデザートのことをいいます。
メニュー
プルミエのメニューは
季節にあわせたデザートコースの一つだけ。
内容は月ごとによって変わりますが、
飲み物とデザートなど数品をコース仕立てで頂きます。
(税込3,300円)
ドリンク
最初に登場したのが
オリジナルカクテルの「すだちのソーダ」
カクテルと聞いてアルコールが入っているのかな?と思いましたが
こちらはノンアルコールです。
写真では分かりにくいですが、すだちの果肉も入っているんですよ。
シュワシュワの炭酸と共に、鼻から抜けるすだちの爽やかな香り。
そう言えば最近スーパーですだちを良く見掛けたのを思い出しました。
飲み物で季節を感じることが出来るのも素敵です。
1品目
1品目は「パータ・フィロ 季節の野菜」
トウモロコシで作られたクレープ状の生地に
大山で採れたフルーツトマトやナス、
そしてチーズがサンドされていました。
ひと口頬張ると中からチーズがトローリ!
まるで熱々のピザを食べているよう!
デザートレストランと聞いていたので、全て甘いものを想像していましたが、お腹を空かせて来ていたので、最初がお食事系のひと品だったのは嬉しい誤算です♪
2品目
2品目は「柑橘とブルーベリーのゼリー」
グレープフルーツのゼリーの中にブルーベリーが入っていました。
このゼリーの上に白桃のグラニテをたっぷりとかけて完成です!
まるで宝石のようにキラキラしていて
食べるのがもったいないデザートです。
3品目
3品目は「ピーチ・メルバ」
桃を使ったデザートです。
生クリームと桃のコンポート、
そしてカスタードクリーム
もうどれもため息が出る美味しさ!
一番上のピンク色をしたもの、何だと思います?
なんと桃の皮!
食感はポテトチップスのようにパリパリッとしているのに
味はしっかり「桃」なんですよ!不思議!
4品目
4品目は「メレンゲ・ジェラート」
こちらはメレンゲを使ったデザートで
大山の雲をイメージして作られたそうです。
仕上げに吉岡さんがおろし金を使い
レモンの皮をパラパラッと振りかけると
レモンの爽やかな香りが一気に広がりました。
最後にオリーブオイルをかけて完成!
メレンゲを崩しながら頂きます。
今まで食べたことのない新感覚のデザートでした!
5品目
最後は「プティ・フール」
ひと口サイズの小さなお菓子の盛り合せです。
手前にあるマシュマロとマカロンは酸味を持たせてあり、後方の3つの焼き菓子は甘く仕上げたそう。
カヌレはカリカリに香ばしく、
中はトロッとしていて
これ、カヌレ好きな人にはたまらない味だと思います♪
おわりに
この日はパティシエの吉岡さん以外に
スタッフさんが3名いらっしゃいました。
その中のお一人、藤原さんは「RED U-35」という、35歳以下の料理人を対象にした日本最大級の料理人競技会にて、山陰では初のブロンズエッグに選出された方なんだそう。
スタッフさんや吉岡さんとの距離も近いので、色々な質問や感想も交え楽しい時間が過ごせました。
いかがでしたか?
その時、その場所でしか食べられない「特別感」に加え、パティシエの作りたてデザートを五感で堪能出来るのが醍醐味のアシェット・デセール。
山陰では非常に珍しいので是非チェックしてみてくださいね v(·Θ·)v
お店情報
「premiér(プルミエ)」
住所:鳥取県西伯郡伯耆町小林123-45
電話:080-2899-9563(予約は電話にて受付)
営業日:月2回(開催日はInstagramにて)