こんにちはウタです(·Θ·)
皆さんは燻製と聞いたらどんなイメージが湧きますか?
独特な風味が魅力の燻製ですが、もしかしたら苦手な方もいらっしゃるかも?
そんな方に是非食べて頂きたい「とっておきの燻製料理」、私は見つけちゃいました!
これを食べたら燻製への苦手意識もきっと吹き飛ぶはず!
そして燻製好きな方はさらにハマること間違いなし♪
その名も「燻製ら~めん」。早速お店をご紹介しますね♪(^o^)/
ラーメンで燻製が味わえるのは、鳥取ではここだけかも???
2024年4月末に移転オープン!「燻製道楽」
私が訪れたのは、倉吉市関金町泰久寺にある燻製料理専門店「燻製道楽」。
これまで倉吉市北野にお店がありましたが、2024年4月28日、こちらに移転オープンしました。
外にはテラス席が。晴れた日はここで食事をするのも良さそう!
お店の隣には「旧国鉄倉吉線廃線跡 観光案内所」があるので、ナビで行かれるときは、こちらの観光案内所を目印にすると良さそうです。
店内の様子
早速お店の中へ。入り口を開けて右手にカウンターが5席。
お水はセルフになっています。
奥の部屋には4人掛けのテーブル席がありました。
店内には移転祝いの花やお酒などがたくさん!
ちなみにこちらは絵画? と思いきや、なんと似顔絵アイシングクッキーでした!
これはもらったら嬉しい贈り物ですよね。
誰か私にもプレゼントしてくれませんか……?(·Θ·)
メニュー
こちらがメニューです。
お店が移転してまだ日が浅く、メニューの内容は今後変わることもあるそうです。ご了承くださいね。
ランチは燻製肉や魚、それぞれのプレートランチやパンランチ、そして本日のお目当て「燻製ら~めん」があります。
スープは醤油と塩の二種類あるので、今日は醤油を選びました。
早速レジカウンターで燻製醤油ら~めんを注文し、会計を済ませたら空いている席へ。
レジが隠れているのでわかりにくいですが、真ん中にあるのがレジカウンターです。
燻製醤油ら~めん 頂きました
さてさて待望のラーメン登場です♪
こちらが「燻製醤油ら~めん(850円)」
トッピングは燻製豚肩チャーシュー、カイワレ、太メンマ、燻製たまご。
燻製豚肩チャーシューの大きさにビックリ!
一枚だけでこのインパクトは凄すぎます!
芳醇な肉の香りと旨みが、燻されて格段にレベルアップしてる!
噛むたびに旨みがダイレクトに感じられるよう、歯ごたえのあるチャーシューになっています。
麺はモチモチ感のあるちぢれ麵。
スープは鶏ガラかな?と思っていたら、飛魚(あご)、鰹、鯖の三種類で出汁をとっておられるそう。
鶏の要素が一つもなかった…あー恥ずかしい( ノД`)
あっさりした和風出汁で、お醤油は「燻製醤油」が使われているんだとか!
えっ! 醤油も燻製出来るの!?
燻製たまごは、地元産の健康たまごを、秒単位で測って茹でたものを燻製しているそう。
口の中に広がる燻製の香りと、とろり濃厚な黄身。
これは病みつきになる味!
この燻製ら~めん、スープにチャーシュー、たまごまで燻製されているとはまさに驚きの一品でした。
気になる燻製の香りですが、スープも飲み干せるほどとてもマイルドでしたよ♪
店主おすすめ燻製スペシャルランチ
そして燻製ら~めんだけで終わらないのが私です(·Θ·)
別の日に頂いたのがこちら。
「店主おすすめ燻製スペシャルランチ(1,600円)」
写真左の雑穀米は、国府町にある福田養蜂場が栽培した「きぬむすめ」
れんげの花を活用し栽培されたお米なんだそう。
甘みがあってとてもモチモチして腹持ちの良いご飯でした。
豆腐となめこの味噌汁は奥様手作り。
ちなみにランチはご飯かベーグルどちらか選べますよ。
ベーグルは湯梨浜町にある「海晴館」から仕入れたもの。
色々パンを食べ歩いてみて、海晴館のベーグルが一番燻製に合うんだそう。
時計回りに燻製玉子、ポテトサラダ、フランクフルト、豚バラベーコン、燻製サバ、オリジナルドレッシング、燻製チーズ。
豚バラやベーコンは焼いて食べても美味しいですが、ラーメンの豚肩チャーシューのように、やっぱり燻してあると旨味がギュッと濃縮されている気がします。
さらに、焼くことで格別の美味しさ!
フランクフルトは、食べたらあまりの美味しさに頬が緩み、「ほっぺたが落ちそう!」とはこの瞬間だなぁと思ったほどでした。
そして燻製肉やサバにトッピングされているのは「つぶつぶマスタード」。
まるでハニーマスタードのような甘さでした。
「子供からお年寄りまで、家族全員で楽しめるマイルドな辛さ」がコンセプトの商品なんだそう。
そして燻製チーズには蜂蜜とスライスレモンがトッピングされています。
なんと蜂蜜も燻製されているんですよ!
燻製醤油にも驚いたけど、まさか蜂蜜まで燻製出来るとは!!
燻製コーヒー
そしてこちらは燻製コーヒー。
食後だと200円! これはお得です♪
もう醤油と蜂蜜に驚きすぎたので、燻製コーヒーと聞いても驚かなくなりました笑
燻製と言ってもコーヒー本来の香りを残すように燻されているので、燻製の香りはマイルド。
飲む瞬間や飲み終わりなど「あっこれだな」と、ほのかな燻製の香りが楽しめます。
店主の青木さん
こちらが燻製道楽の店主、青木さんです。
お酒が大好きで、以前から趣味でお酒に合う燻製を作っておられたんだとか。
燻製歴はもう25年目なんですよ。
「どこにも無い自分だけのおつまみを作ってみたい」そんな思いから始めた燻製作り。
試行錯誤しながら続けているうちに、知人や友人に振舞い食べてもらった時の、「美味しい!」という喜びの声に、嬉しさが込み上げてきて、本格的に燻製作りをしたいと思うようになった青木さん。
2020年、定年を機に自宅の車庫を改装しお店をオープン!
「燻製道楽」の店名は趣味として楽しみながらスタートした意味を込めて付けられたそうです。
美味しさの秘密はオリジナルブレンドチップ
「燻製」はざっくり説明すると、塩漬けした肉や魚などの食材をチップ状にした木材を燃やした煙で燻したものをいうのだそう。
この煙に含まれる香り成分などが食材の旨みを引き出してくれるので、燻すための木材選びも重要になります。
燻製用に使われる木材としては「サクラ」「ナラ」「ブナ」「リンゴ」などさまざま。
特に日本ではサクラが多く使われているようですが、青木さんが注目したのは鳥取県の特産「二十世紀梨」。
この二十世紀梨の剪定枝をサクラとブレンドしてみると、燻製がマイルドな仕上がりになるんだそう!(剪定した枝は2月から3月の、農薬を散布しない時期のものが使われています。)
美味しさの秘密は、もしかするとこのオリジナルブレンドチップなのかも!?
おわりに
いかがでしたか?
燻製道楽の燻製を食べてみると、「あれっ?燻製ってこんなに食べやすいの?」ときっと驚かれるはず。
2024年4月に「旧国鉄倉吉線廃線跡 観光案内所」のお隣に移転されたことで、観光と食事が楽しめ、ここはまさに一石二鳥のスポット!
ちなみに旧国鉄倉吉線廃線跡は、竹林など幻想的な風景が広がり、
日本一美しい廃線跡ともいわれているんですよ。
過去にna-naの記事がありますので良かったらこちらもお読みくださいね。
この日は私も廃線跡に行って写真を撮ってきましたが、季節ごとに表情を変える竹林の景色、とっても癒されました!
良かったらチェックしてみて下さいねv(·Θ·)v
店舗情報
燻製道楽
住所:鳥取県倉吉市関金町泰久寺77-1
電話:0858-33-4513
定休日:水、木曜日
営業時間:11:30~14:00(予定) 17:00~20:00(夜は予約制)
駐車場 有
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