湖に浮かんでいるような絶景カフェ。素材も生地も楽しむ石釜焼きのピッツァ|鳥取県湯梨浜町

ごきげんよう。しばちゃんです。

先日、ピザに関する豆知識をゲットしました。一般的にアメリカとイタリアのピザは違いがあるそうです。アメリカのピザは具材を多く乗せて楽しみ、イタリアのピザはシンプルで生地本来の味を楽しむそうです。

今回は日本の伝統文化であるお出汁を使ったピザが食べられるカフェをご紹介します。

目次

湖屋カフェ

鳥取県湯梨浜町(ゆりはまちょう)の東郷湖ほとりにある湖屋(こや)カフェ。はわい温泉から徒歩5分の場所にあります。

湖屋は湖沿いにお店があること”小屋”が掛け合わせられています。
敷地内には、グランピング施設も併設されていて、温泉入浴や宿泊もできる場所です。

湖の真ん中に浮かんでいるような感覚になるテラス席です。ここには白鳥が住んでいるそうなので運が良ければ会えるかも・・・?

鳥が泳いでいるときや水滴が落ちた時、水面上に丸く大きな波の広がりができますよね。まるでピザのようです。白鳥もピザづくりが気になってやって来るのでしょうか。

メニュー

ピザメニューが豊富!お客様が見て分かりやすいメニューづくりを心掛けているそうです。どんなピザなのか想像しやすいようそれぞれに一言が添えてあるところに店主の心遣いを感じます。

このメニューは”選抜制”です。どのピザも人気上位を維持して”生き残る”ために多くのお客様に食べてもらいたいと願っています。

このメニューカードはお持ち帰り可能です。

次回お店に行くときに何のピザにするかの作戦会議に使ったり、テイクアウトの事前注文に使ったりします。

素材の味を活かすピザ

畑のピッツァとマルゲリータ(ハーフ&ハーフ)

メニュー選びに迷ってしまったのでハーフ&ハーフで2種類を選びました。(1700円)

ナッツがアクセントの畑のピッツァはほうれん草ソースにレタス、ベーコン、モッツアレラが乗っています。レタスのシャキシャキ感とナッツのポリポリ食感が食事の楽しさを増します。ホウレンソウソースのコクで口の中に畑や森が広がるようです。

マルゲリータはシンプルだからこそ、さらに素材の良さが全面に出ていました。トマトは酸味がなく、優しい甘みです。生地も具材も楽しめます。

どちらにも共通して、お出汁の主張はとても控えめで知らないと気が付かない程度です。しかし出汁のおかげで少量の油でも旨味があります。

このピザの味にホッとするのは日本人ならではかもしれません。

ロコモコピッツァ

ロコモコのピザ(2200円)はめずらしいですね!ハンバーグが約1個分乗っていてボリュームたっぷりです。アメリカらしいピザですね。しかし、店主の人柄が表れる一枚です。

卵は鳥取県湯梨浜町(ゆりはまちょう)の渡辺のびのび農園の「いのちのたまご」を使用しています。鶏のご飯の栄養バランスが考えられていて、旬のものも食べているので季節によって黄身の色が異なります。

他のピザと比べると味つけはしっかりしています。愛情をたっぷり注がれた卵がリーダー役としてピザ生地や食材同士がケンカしないように”まとめていて”安心して美味しくいただきました。

湯梨浜フルーツパイ

食後のデザートにおすすめの湯梨浜フルーツパイ(600円)です。

梨やりんご、レーズン、クルミなど地元のフルーツも使っています。自家製の生キャラメルソースと一緒にいただきます。

芸術作品のように美しい面です。”かまくら”の中にフルーツたちが住んでいます。

このパイの外側はパリパリで内側はふわふわ、中身はしっとりしていて色々な食感が口の中に押し寄せてきます。食べているうちにフルーツにしみ込んだ味わいが出現します。

フルーツとパイがとても仲良しなので違和感がなく一体となって口の中に溶け込んでいきます。

生キャラメルソースは火加減の絶妙さを感じます。苦みはなく、ほどよく焦げた風味がフルーツパイの甘みを引き立ててくれます。固すぎず、柔らかすぎずのソースはなめらかに馴染みます。

おわり

店主のおもてなしの心が散りばめられたお店でした。店主の思いやりのカケラを1ピースずつ集めてワンホールを完成させてみてください。

お店情報

湖屋カフェ
住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町はわい温泉15番地
定休日:水曜
営業時間:11:00~20:00
HP:https://yurihama-koya.com/cafe.html

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この記事を書いた人

しばちゃんのアバター しばちゃん CA・na-naライター

神奈川県出身。趣味は読書と植物鑑賞。
CAとして働きながら、鳥取に移住しna-naライターを兼業しています。
日本文化に興味があり、歴史的な背景が残っている山陰から再発見・発信していきます。

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