こんにちは。
インテリアアドバイザーのアダチツヨシです。
今日は最近解決した、私自身の身近な問題についてお話したいと思います。
我が家の玄関はコンパクトな設計です。
そんな中で生じる「傘立てが玄関を圧迫する問題」。
4人家族なので傘も4本以上あります。
傘立ては、重心を安定させるために一定面積以上の土台を必要とするので、どうしても存在感が出て、その分圧迫感も増してしまいます。
それを何とかスッキリとさせられないかという課題を抱えていました。
そんなとき、問題を解決してくれたのがこちらのアイテムでした。
壁に付けられる家具 長押(無印良品)
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344505014
※余談ですが、「長押(なげし)」とは、日本の伝統的な家屋において建具のひとつ。
部屋に出入りする際にまたぐ敷居に対して、その真上に設置された装飾の意味合いが強い部分を言います。
このアイテム、もともと自分の書斎でも長年使っていたアイテムでした。
上面に3.5cmほどのちょっとしたくぼみがあり、ポストカードを飾ったり、バッグや帽子などの小物を引っかけたりして使っています。
取付ガイドも同梱されているので、とっても手軽に取付できます。
自分で工具を用意する必要もありません。
画鋲を押し込むだけなので、作業時間は10分もあれば十分。
注意点として耐荷重は6kgなので、そこだけ守って使用すればOKです。
(事前に画鋲が刺さる壁環境かご確認ください。)
少し脱線しますが、日本人は壁の活用が下手だといわれています。
それは賃貸住宅の事情のイメージが強く、「壁=穴を開けてはいけないもの」という認識が広く浸透している影響が大きいと思います。
でもみなさん、画鋲程度の穴であれば賃貸のお部屋でも開けている方は多くいらっしゃいますよね?(一般的には、画鋲程度の穴であれば通常の住まい方と判断され、原状回復義務は発生しません。)
さて話は戻りますが・・・
我が家に抱えていた、「玄関に少しでもスペースを捻出したい!」という課題。
そこで思いついて実践したのがこの活用法です。
お陰で傘をスッキリと壁面に収めることができました!
表面が木の素材なので、空間にも自然と馴染みました。
これは他にもさまざまな場所に使えそうです。
実際に、ベッドサイドや神棚として活用している方もいらっしゃるようです。
お部屋の模様替えをしたい場合に壁に何かを飾るというのは、空間コーディネートとしても、とても効果があります。
特にお部屋が「殺風景」、「寂しい」といった印象でお悩みの場合、視線が壁方向にも分散されるので、より効果大です。
簡単なウォールデコレーションで暮らしを快適に楽しみましょう!
また暮らしの問題解決についても発信していこうと思います。
インテリアにお悩みの方、ぜひお気軽にSNSからでもご相談ください。