【韓竈神社】40cmの隙間を通り抜けないと参拝できない神社|出雲市

こんにちは☺
狭い岩の隙間を通り抜けなければ
参拝が出来ない韓竈(からかま)神社
皆さまはご存知ですか?

場所は出雲市にある出雲大社北東の山の奥深く🌳

出雲市平田町を経由し「鰐淵寺(がくえんじ)方面」と書かれた標識に従って進んだのち、十六島湾(うっぷるいわん)のきれいな海を背にどんどん山奥へ入ると…🚘

3か所の駐車場があります!

駐車スペースは計10台ほど。
無事辿り着きますように!
がんばるぞー!

駐車場から神社の鳥居までは約800m。
背の高ーい木々の中で、
木漏れ日や鳥の声を楽しみながら歩きます。
このあたりから電波が繋がらなくなりますので、
必ず2人以上で
行ってくださいね!!👫

しばらく歩くと、
神社の鳥居が見えてきます。

韓竈神社の創立は不詳ですが、
733年の「出雲国風土記」には
既に韓銍社(からかまのやしろ)として記載があり、
歴史が詰まった神社です📚

鳥居からはおよそ300段の石段が!
かなりの急勾配で苔がむした石段は滑りやすいため、注意しながら歩きます。

だんだん息が切れ始め、
途中から登山をしているような気持ちに…。

でも…本当に大変なのは
ここからでした…

石段を登り切ったー!と喜んだのもつかの間、
右を見ると見たこともないサイズの
巨大な岩が!!

その隙間はなんと約40cmほど!!
ここを通らなければ、
その先の参道には行けません…。

あまりの狭さに固まる私。

行ってきます!!!

見た目とは全然違い、
足元もボコボコしているため、
カニ歩きをしながら慎重に進みます!🦀

…なんとか通れました🦀

スポンっ!!と抜け出ると、
生まれ変わったような気分に!!
韓竈神社のパワーを感じた瞬間でした☺

岩の間を抜けた先に、お社があります。

ちなみに韓竈神社の「竈」は、
朝鮮から渡来した「釜」を意味します。
これは祭神の素盞嗚命(すさのおのみこと)
新羅に渡り、日本へ「植林法」や「鉄器文化」を持ち帰ったことと関係があるそうです。

素盞嗚命が乗った岩船も神社のすぐそばに!
御朱印は鰐淵コミュニティセンターにて
いただくことができます!
(土日はもみじや商店にて取扱)

不思議な魅力をたくさん持った韓竈神社。
皆さまも是非岩の隙間を通り抜けて、
パワーをいただきに行ってみてください!!

参道は急勾配で、雨の後は特に滑りやすくなっています。天候に注意してお出かけください。
また、登山用の靴などすべりにくい履物で参拝してください!
出雲市のホームページでも注意を呼び掛けていますので、事前準備はしっかりしていきましょう!
韓竈神社へ参拝される皆さまへ(出雲市HP)

韓竈神社
🏠出雲市唐川町字後野408番地
📞0853-66-0006(韓竃神社佐々木宮司宅)


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この記事を書いた人

神奈川県出身。
CAとして全国を飛び回りながら、
この春鳥取に移住。
兼業としてna-na編集部の一員となりました。
一眼カメラと御朱印帳を携えて、
山陰のパワースポットを巡ろうと計画中!
全国各地の動物園の年パスを持つほどの
動物好きです。(特にコアラとパンダ)
記事を読んでくださった皆さまと一緒に
山陰の”好き”をたくさん見つけていきたいです。

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