今回は鳥取市の久松公園前にオープンした古民家韓カフェキッチン一凛を紹介します!
大きな窓から鳥取城跡がきれいに見える落ち着いた雰囲気のカフェです。
古民家韓カフェキッチン 一凛(いちりん)

「一凛」さんは、2025年3月20日に鳥取城跡の目の前にオープンした古民家カフェです。
古民家にあった暖炉に一目ぼれして、この場所に決めたそうです!
お店の窓からは鳥取城跡のお堀も見え、心地よい風が入ってきました♪

築70年の古民家で、なんと土壁の塗り替えなどのリノベーションはお店の方が行われたそうです!
店内の雰囲気

こちらは高知県から取り寄せた一枚板の大きなテーブル。
店内には韓国の伝統的な風呂敷「ポジャギ」がたくさんかけられていて、落ち着いた雰囲気でリラックスできる空間。
日差しが透けたり、風に揺られたりする様子はとてもキレイです!
お店で飾られているのは、ポジャギ作り教室に通っている店主のお母さまの先生が作られたものだそうです。

丸いテーブルは宮崎で家具製品を販売する「林林鉢」さんで作られ、ふちには可憐なお花が描かれていました!
お店に行かれた際はぜひ注目してみてくださいね♪

また、お花がたくさん描かれたかわいらしい波佐見焼も見せていただきました!
現在はまだ展示されていませんが、これから店内で展示や販売をされるそうなので、ぜひ見ていただきたいです。
メニュー

店長玉川さんのご実家は大阪で焼肉店を長年営まれていて、高円宮殿下や安倍晋三元首相も来店されたことがあるんだとか!

お店では、ご実家の焼肉店で大人気だったカルビ丼やスンドゥブチゲが提供されています!

伊賀牛すじスンドゥブチゲ 1430円

今回注文したのは、店長さんおすすめの「伊賀牛すじスンドゥブチゲ」と「万葉牛上カルビ丼」。
スンドゥブチゲには入手困難な伊賀牛すじのブロックや大きな豆腐、ニラ、しめじ、えのき、玉ねぎなどたくさんの食材が入っています。

チゲのもとには韓国の伝統合わせ調味料の「タテギ」や複数の味噌をブレンドされたものを使用されるなど、こだわっているそうです!
見た目通りしっかりとした辛さはありますが、癖になる美味しさで食べる手が止まりませんでした!
万葉牛上カルビ丼 1650円

万葉牛上カルビ丼に使われている万葉牛もなかなか手に入らないお肉だそうですが、ご実家の焼肉店のつながりで貴重なお肉を仕入れることができているんだとか!
柔らかく肉のうまみが強くてとてもおいしかったです!
大阪で焼肉店を経営されているお父様が作られた秘伝のたれを引き継いでおられ、いつまでも食べたい!と思う味付けでした。
杏仁豆腐 350円

杏仁豆腐もご実家で大人気だった一品。
とてもなめらかで今までの常識が覆るような杏仁豆腐でした!
とてもおすすめなので食後のデザートにぜひ!

ナツメ茶と柚子茶もいただきました。
どちらも手作りのもので、ナツメ茶は砂糖が使われていないのですが、ナツメの甘さが際立っていました!
お店への想い

一凛の店長玉川さんにお話を伺いました。
お店を始めるきっかけは「韓国の文化を鳥取の人に身近に感じてほしい」「おいしいスンドゥブチゲを食べてもらいたい」という思いからだそうです。
食事を提供する場所を飛び越えた、ゆっくりと癒されるような場所を作りたいと語ってくれた玉川さん。
取材中も下校途中の小学生のあいさつがたえないほっこりとしたカフェでした!
韓国の文化に触れることができ、こだわりが詰まったおいしい料理を堪能しながら過ごすことのできるこの場所は、とても癒されるパワースポットのようでした!
ぜひ一度訪れてみてください!
お店の情報
古民家韓カフェキッチン一凛
住所:鳥取県鳥取市東町2丁目301-2
営業時間:11:00~16:00
定休日:不定休
電話番号:080-2647-9617
駐車場:あり